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歴史雑学・蘊蓄

曹操の墳墓から白磁

 曹操孟徳。英雄達が群雄割拠する中国の歴史上においても、第一級の人物として自分は高く評価しています。子治世之能臣亂世之奸雄……平和の世の中ならあなたは優秀な官僚であろうが、世が乱れた時には汚れた英雄になるであろう。曹操という人物をこれほど的確に表現した言葉はないでしょう。第一級の政治家であり、優れた軍人でもあり、詩人としても数多くの傑作を残し、軍学者としても孫子の兵法に優れた注釈を付けた人物として知られています。白磁の製法にも関わっていたとしても、不思議はありません。
【曹操の墓と見られる遺跡で出土のつぼ 最古の白磁か】NHKニュース 「三国志」に登場する古代中国の英雄、曹操の墓とみられる3世紀の遺跡から出土したつぼが、この時代には存在しないとされてきた「白磁」の特徴を持っていることが分かり、調査に当たった東京国立博物館の研究チームは、これまでの発見例を300年以上さかのぼる最古の白磁だとしています。 つぼは2009年(平成21年)に中国中部 河南省の墓から出土しました。 この墓は出土品の特徴などから3世紀に作られたと考えられ、中国政府の研究機関は「三国志」に登場する英雄、曹操の墓だとしています。 見つかったつぼは、高さ13.4センチ、口径8.7センチの大きさで、去年12月、東京国立博物館の研究チームが現地で詳しく調べたところ、表面に透明な釉薬がかけられているうえ、それが高温で焼き上げられてガラス質に変化しているなど、白磁の特徴を備えていることが確認されました。 
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  • 2019.02.21 Thursday
  • 20:00

歴史雑学・蘊蓄

梅原猛氏死去

 ああ、昭和を彩った有名人が、またひとり……。梅原猛先生と言えば、やっぱり『隠された十字架』でしょうね。もちろん、内容に対する批判は発表当初からありました。怨霊とか、オカルティックなものは学問に馴染まないですから。でも、御霊信仰は日本のぶっとい文化として背骨を貫き、明治維新はもちろん大東亜戦争まで、日本人の思考の無意識の部分を占め続けたわけで。先人が血で贖った満蒙の地を手放すわけにはいかないという、ある種の御霊信仰。横溝正史の作品にも、死者と生者の心の頸木が濃厚ですね。
【哲学者の梅原猛さん死去 日本古代史に大胆な仮説を展開】朝日新聞  独自の理論で日本古代史に大胆な仮説を展開した哲学者で、国際日本文化研究センター(日文研、京都市西京区)の初代所長を務めた文化勲章受章者の梅原猛(うめはら・たけし)さんが12日、死去した。93歳だった。  1925年、仙台市生まれ。京都大学哲学科卒業後、立命館大学教授や京都市立芸術大学長などを歴任した。  60年代から日本文化研究に傾倒し、72年に奈良・法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮めるために建てられたとする「隠された十字架―法隆寺論」を出すと、73年には万葉歌人の柿本人麻呂は流刑死したとする「水底(みなそこ)の歌―柿本人麿論」を刊行。通説を覆す独創的な論は「梅原古代学」と呼ばれ、大きな反響を呼んだ。 
  • 2019.01.16 Wednesday
  • 00:00

歴史雑学・蘊蓄

日本国紀の問題点

 話題の百田尚樹氏の『日本国紀』ですが。日本史好きにはボロクソですね。コピペ問題はともかく、伝統的な保守派からすれば、戦後民主主義の思考の枠組みから百田尚樹氏も自由ではないのだなぁ……と。もちろん、ただの百田史観とか、エンターテイメントとしてはありですが、監修者が曲がりなりにも学者であるなら、学術的な部分で論争になるのは当然。そこは切り分けて考えるべきでしょう。で、その点においては呉座先生の方が、筋が通っています。久野氏がなぜこんな不利な論争を挑んだのか不明です。
【『日本国紀』監修者・久野潤氏の反論に応える◆アゴラ 前回に引き続き、『日本国紀』の監修者の一人である久野潤氏の反論に応答する。 私は12月11日の朝日新聞朝刊のコラムで「私の見る限り、古代・中世史に関しては作家の井沢元彦氏の著作に多くを負っている」と指摘した。 
  • 2019.01.13 Sunday
  • 20:00

歴史雑学・蘊蓄

旧任那地域で形象埴輪出土

 韓国では「当時は任那日本府という名称はなかった」という話を「任那日本府という機関は存在しなかった」という話にすり替えていますが、当時の中国の歴史書や日本の歴史書、そして考古学的な出土物を突き合わせると、全羅道地域を含む半島南部に、倭人の支配地域やそれに準じる機関があったことを、明確に示しています。前方後円墳という、日本独自の墓制が存在する以上、倭人が一定以上の力を持っていたのは確実です。円筒埴輪のみならず形象埴輪まで出てきましたか。
【韓国で形象埴輪出土 日本の祭礼伝わった可能性】日経新聞 【ソウル=共同】韓国南西部、全羅南道の咸平にある5世紀後半から6世紀前半に造られた古墳で、鶏などをかたどった形象埴輪(はにわ)の破片が出土したと、発掘に当たった地元の全南文化財研究所が26日までに明らかにした。 同研究所の依頼で破片の写真を見て確認した花園大の高橋克寿教授によると、韓国では円筒埴輪の出土例はあるが、形象埴輪の出土が確認されたことはない。北朝鮮領内で発見の情報もなく、朝鮮半島初の出土確認とみられる。 形象埴輪は葬送時の儀礼など古墳を巡る祭礼、祭祀(さいし)に関わる場面を表したと考えられており、日本で行われていた祭礼の形式や他界の観念が伝わっていた可能性があることを示す発見だと高橋教授は指摘している。 破片は「金山里方台形古墳」で見つかった。鶏の頭や首、羽の部分で、馬形と人形の埴輪の一部の可能性がある破片もあった。ほかに円筒埴輪や瓦形土器、中国由来の磁器も出土した。 
  • 2018.12.30 Sunday
  • 18:00

歴史雑学・蘊蓄

嘘を教えられた子供は

 韓国では日本の情報が制限されていますし、テレビなどでも日本語の歌は放送できないレベル。竹島に関しても、日本から見たらデタラメを教えているのですが、そもそも本当の情報にアクセスできない、アクセスできてもそれを検証することができない。学問の現場でも、資料に基づいて研究し発表しても、都合の悪い事実はスラップ訴訟で押さえつけるか、人民裁判よろしく吊し上げて土下座に追い込む。朴裕河教授の慰安婦研究は、日本の保守派から見たら不満はあありますが、中立的。それさえスラップ訴訟の対象に。
【竹島は自国領と主張「韓国の中学生」に反論返信】msn  島根県は14日、韓国の中学生を名乗る41人から11月下旬、韓国が不法占拠する島根県の竹島(韓国名・独島)を自国領と主張するはがきが県内の公立中学校1校に届いたと発表した。県の研究組織「竹島問題研究会」の座長を務める下條正男・拓殖大教授が14日、反論する返信を送った。  県によると、はがきは11月26〜27日に届いた。韓国中部にある中学校の生徒が書いたとみられ、韓国語や英語で「独島は512年以来の領土」「どうか(日本の)教科書をそのまま信じないで」などと記している。  県は内閣官房や外務省、文部科学省に報告した上で、「今後、他の学校にも広がる恐れがある」として、下條教授名で反論する韓国語と日本語の返信を、韓国の中学校宛てに送った。生徒らが根拠とする文献や証言の誤りを指摘する内容で、下條教授は「中学生の主張は、韓国で今年刊行された副読本の趣旨に沿っている」と話している。 
  • 2018.12.18 Tuesday
  • 21:00

歴史雑学・蘊蓄

エジプトで4400年前の未盗掘墓を発見

 エジプトはひとつの王朝が連綿と続いたわけではなく、いくつかの王朝が興亡しています。ギザの大ピラミッドで有名なクフ王・カウラー王・メンカウラー王は第四王朝の王たち。ファラオの呪いで有名なツタンカーメン王は第十八王朝の王です。今回見つかった第五王朝は、ピラミッドの規模は小さくなり、構造も雑になってしまっていますが、これは国力の衰えというより、墳墓に対する意識の変化のようで。日本の古墳も、大仙古墳のような巨大な物から、国力が上がった後世のほうが小規模になったようなもので。
【エジプトで4400年前の墓を発見、ほぼ完全な保存状態】ロイター [サッカラ(エジプト) 15日 ロイター] - エジプトのカイロ南方にある古代都市サッカラの共同墓地で15日、4400年前の墓が発見された。 エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は記者団に、墓は荒らされておらず手付かずの状態とし、「過去数十年来例を見ない」発見だと述べた。 墓は、エジプト第5王朝(紀元前2500─2350年ごろ)の第3代ネフェリルカラー王時代のもので、全長10メートル、幅3メートル、深さ約3メートル。 
  • 2018.12.17 Monday
  • 18:00

歴史雑学・蘊蓄

政治制度の整合性

 明治維新とその後の日本に与えた影響、李氏朝鮮との比較についてのインタビュー……のハズなんですが。なんだか、非常に奇妙なインタビューになっていますね。まず結論ありきで、明治維新自体が間違っていたという前提で、中央日報の記者がインタビューを切り取って継ぎ接ぎしたのではないか……という疑問を持ちました。強欲な両班と激しい身分差別、奴隷制度と人身売買が普通であった李氏朝鮮時代との比較が、抽象的で不足気味というか。歴史家というのは得てして、専門外は門外漢ではありますが。
【「朝鮮より日本のほうが壊しやすかった…だから明治維新が成功した」】中央日報日本語版 明治維新150年を迎えた今年一年、日本では論争が続いた。明治維新は長州藩(今の山口)と薩摩藩(鹿児島)などが中心となって徳川幕府を倒し、天皇中心の近代国家改革を行った一連の過程を称する。 山口出身の安倍晋三首相は「列強の植民地になる寸前だった危機から独立を守り、近代化を成し遂げた輝かしい歴史」としての明治維新だけを強調している。だが、「軍国主義の土壌ができ、各種社会問題の出発点となった歴史の影」にも目を向けるべきだという反論もある。 中央日報は日本屈指の明治維新権威である三谷博・東京大学名誉教授(現・跡見学園女子大学教授、68)にインタビューを行った。 (中略) −−朝鮮のほうが安定的だったから変化に不利だったという意味だろうか。 「そうだ。朝鮮は王が1人だったが、日本は2人(天皇と将軍)だった。朝鮮は科挙制度と性理学の伝統が強かった。当時の朝鮮の人々は、自身の(政治)制度を変える必要があるとは誰も考えることができなかった。科挙制があり、原則的には誰でも試験を受ければ官僚になることができた。現実はどうであれ、ひとまず『機会の平等』があった。朝鮮は日本より政治制度の整合性が高かった。(壊しにくく)しっかりと体系が整っていたため、結果的に改革が遅れたと考える」  
  • 2018.11.01 Thursday
  • 19:00

歴史雑学・蘊蓄

2018パ・リーグCS 2ndステージ:ホークス対ライオンズ第4戦

 ヒットは安定して出ていましたが、ホームランが出ていなかった柳田選手に2ランホームランが飛び出し、先制。素晴らしいです。この2ndステージ、両チームとも先発投手が苦しいのですが、ライオンズは4試合続けて先発がクオリティ・スタートができていません。勝ったチームが連続二桁得点試合こそ、8得点でストップしましたが。両チーム合わせての二桁得点試合は続行中。ほぼ、ノーガードの打ち合いです。先発が6回まで行くか、難しいです。ここまでの打撃戦は珍しいです。
【投壊止まらず…西武崖っぷち 4戦38失点でCSワースト、打線も沈黙】西日本スポーツ  ◆パ・リーグCSファイナルステージ:第4戦 西武2‐8ソフトバンク(20日・メットライフドーム)  西武は投手陣の乱調が収まらず、10年ぶりの日本シリーズ進出へ崖っぷちに立たされた。  ポストシーズン初登板初先発の今井は5回途中、6安打4失点で降板。初回は4番柳田に直球を左越えに運ばれる先制2ラン、2回は9番甲斐に左中間への2ランを浴びるなど、アーチ攻勢に屈した。  初回の守備でバッテリーを組む森が負傷交代するアクシデントもあり、毎回走者を許す展開を「いつもよりカウントは整えられたが、決め球を厳しく投げきれなかった」と反省した。 
  • 2018.10.20 Saturday
  • 19:00

歴史雑学・蘊蓄

興福寺中金堂が301年ぶり再建

  仮の中金堂でも建立が1819年ですから、2百年弱の歴史があったわけで、充分に凄いですけどね。実際、江戸時代の1741年に建立された南円堂も、重要文化財ですし。こういう文化財は、再建したモノに価値がないようなことを言う人もいますが、例えば再建したモノであっても、歴史というのはそうやって、数百年レベルで考えていくモノ。数百年後には立派な国宝候補。法隆寺に至っては、607年の建立ですが670年に全焼したのがほぼ確実で、コチラも再建。でも、今となっては世界的な文化財。
【興福寺の「中金堂」301年ぶり再建 落慶法要に3千人】朝日新聞  奈良市の興福寺(多川俊映貫首〈たがわしゅんえいかんす〉)で、中核施設の中金堂(ちゅうこんどう)が301年ぶりに再建されたことを祝う落慶法要が7日、約3千人が出席して営まれた。法要は11日まで5日間続き、計約1万4千人が参列する見込み。  法要は午前10時に始まった。祝いの能楽「翁(おきな)」などに続き、ハスの花びらをかたどった紙片「散華(さんげ)」が、中金堂や隣接する五重塔の屋根からまかれた。多川貫首が完成を諸仏に告げる奉告(ぶこく)文を読み上げた後、東大寺の狹川普文(さがわふもん)別当がお祝いの言葉を述べた。  中金堂は東西37メートル、南北23メートル、高さ21メートルで、同じ奈良市の平城宮跡に復元された宮殿施設、第1次大極殿とほぼ同じ規模。奈良では江戸時代に再建された東大寺大仏殿(東西57メートル、南北50・5メートル、高さ46メートル)に次ぐ大きさの木造建築だ。中金堂の本尊は1811年に造られた釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)。その周りに国宝の四天王像(13世紀)などが立つ。 
  • 2018.10.08 Monday
  • 21:00

歴史雑学・蘊蓄

古朝鮮文明は黄河文明より古い?

 ソウル大学名誉教授って、日本なら東大名誉教授みたいなポジション。半島では長らく、中華文明に事大し、いかに中国に近いかがアイデンティティで有り、それで日本を蛮族と見下していたわけですが。だから、日本では奈良時代に萌芽あり、平安時代には仮名による文学が花開いたのに、半島では独自の文字の訓民正音を制定したのが1446年と、500年以上遅れることに。ところが近代以降の民族自決・自尊自立の意識が台頭すると、漢字を捨ててハングルだけになるなど、極端な方向に。この珍説も、コンプレックスの裏返し。

【韓国学者「古朝鮮文明は黄河文明より先」、中国人「また始まった!」】recordchina


2018年8月8日、中国メディア・環球網によると、ソウル大学のシン・ヨンハ名誉教授はこのほど、2010年出版の「古朝鮮国家形成の社会史」、2017年出版の「韓国民族起源と形成研究」に続く3部作最後の書籍「古朝鮮文明の社会史」を出版。この中でシン教授は「古朝鮮文明は黄河文明よりも早かった」と主張している。

シン教授の研究では、「古朝鮮文明の起源を紀元前30世紀ごろの大同江流域と遼東地域」としている。「氷河期が終わった後の1万2000年前、北緯40度以下の古朝鮮半島に世界で最も早く農耕文化が出現。新石器時代の農業革命により人口が増え、一部の人々は北方に移住した。遼河以東に達した人々が穢(ワイ)族となり、遼河以西に達した人々が貊(ハク)族となった。5000年前に異常気象が続いたことで遼西地域の貊族が東南へ移住。大同江流域で韓族と結合し、青銅器文化を基礎とする古朝鮮が成立した。そして、1000年後に首都を遼東へと移し、穢族を吸収。東西に領土を拡大し、朝鮮半島、満州、沿海を覆う古代連邦国家を成立させた」としている。  
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  • 2018.08.09 Thursday
  • 18:00