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  • 2020.07.16 Thursday
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映画・書評・音楽

映画:その木戸を通って

 今年203本目の映画(洋画75本・邦画96本・アジア映画7本・洋画アニメ6本・邦画アニメ19本)です。2008年の締めは、新作ではなく1993年に名匠・市川崑監督が撮ったドラマです。自分は市川監督って、黒沢や深作よりも好きですしね。時代劇原作者としては、やはり締めはこれを見たかったなぁと。ハイビジョン用に撮影された物ですから、フィルムとはまた味わいが違うんですが、そこはそれ。山本周五郎の原作も未読ですし、この作品自体はテレビでもまったく観ていなかったので、新鮮な気持ちで鑑賞できましたしね。

『その木戸を通って』

●見どころ
今は亡き巨匠、市川崑が1993年に監督したハイビジョン・ドラマを劇場初公開。山本周五郎の短編小説をもとに、武士と謎めいた女の恋を繊細な映像美でつづる。

●ストーリー
武士・平松正四郎の家にある日、記憶喪失の若い娘がさまよい込んでくる。その娘を哀れんだ正四郎は、ふさと名付けて面倒を見てやることに。やがて2人は結婚して娘をもうけるが、ふさは突然失踪してしまう。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 20:00

映画・書評・音楽

映画:英国王給仕人に乾杯!

 今年202本目の映画(洋画75本・邦画95本・アジア映画7本・洋画アニメ6本・邦画アニメ19本)です。二次大戦を挟んでの、チェコの激動の歴史をコミカルに描いていますね。自分が子供の頃はチェコスロバキアという国家だったんですが、分裂してしまいましたね。民族対立があったわけですが、スロバキアの方は二次大戦の頃は親ドイツで保護下に入り、結果的に国家としての存在を無くしましたしね。戦後は共産主義政権の成立によって、弾圧的政治が行われて、その後は『プラハの春』やソビエトの介入など、小国ゆえの悲哀を重ねた歴史を踏まえてみると、いっそう深みが出ますね。

『英国王給仕人に乾杯!』

●見どころ
チェコの名匠イジー・メンツェルが久々に発表した最新作。とあるホテル給仕人の奇妙な人生を通して、東欧の小国チェコがたどった激動の現代史を浮き彫りにする。

●ストーリー
小柄な青年ヤンがホテル王を夢見て、まずは給仕の仕事に就く。やがて彼はプラハの“ホテル・パリ”に雇われ、自分よりも小さなドイツ人女性リーザと恋に落ちるが、ヒトラーの侵攻で波乱の運命をたどることに。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 18:00

映画・書評・音楽

映画:そして、私たちは愛に帰る

 今年201本目の映画(洋画74本・邦画95本・アジア映画7本・洋画アニメ6本・邦画アニメ19本)です。ずっと観に行きたかったんですが、公開している場所が日頃行かない映画館なので、なかなか足が運べなかったんですが、無理して観に行きました。いやぁ……行って良かったです。今年は本数を多く観ましたが、けっきょくクズ作品や平均点な作品の数が増えただけで、なかなか「ビデオが出たら借りて見直そう」という作品は少ないんですけどね。本作は地味ながらも良作です。作品的な好き嫌いは別れるでしょうけれども。

『そして、私たちは愛に帰る』

●見どころ
2007年のカンヌ映画祭で最優秀脚本賞などに輝いたドラマ。2000キロも離れたドイツとトルコを舞台に、3組の親子が織りなす運命的な出会いと別れを力強く描き出す。

●ストーリー
ドイツ、ブレーメン。妻を亡くし、定年を迎えたアリは、同じトルコ出身の娼婦イェテルと同居するように。アリの息子ネジャットも気のいいイェテルに好感を抱くものの、突如として彼女が死んでしまう。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 16:00

映画・書評・音楽

映画:ティンカー・ベル

 今年200本目の映画(洋画73本・邦画95本・アジア映画7本・洋画アニメ6本・邦画アニメ19本)です。記念すべき本年度映画館で鑑賞した200本目は、狙ったわけではなく子供向け洋画アニメ。ディズニー作品ですから、それほど外すことはないだろうと思っていたんですが、期待以上に面白かったです。そりゃあ、ピクサーの『WALL・E ウォーリー』とは目指してる方向が違いますが、あんがいこっちの方が子供に見せるべき作品としては、内容も完成度も高いんじゃないかとさえ思えます。これは子供にだけ見せるアニメでは無いと思います。

『ティンカー・ベル』

●見どころ
「ピーター・パン」でおなじみの妖精ティンカー・ベルを主人公にしたディズニー・アニメ。彼女の冒険と成長のドラマを季節ごとに描く4部作の第1弾。日本語吹替版での上映。

●ストーリー
ネバーランドの妖精の谷ピクシー・ホロウに新しい妖精が誕生した。彼女はもの作りの才能を見込まれてティンカー・ベルと名付けられるが、春が近づく人間界に行きたい一心でトラブルを起こしてしまう。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 14:00

政治批評

ニート・引きこもり支援新法制定

 どうも日本では言葉の定義が曖昧で、良くないですね。フリーターは生き方の問題、ニートは経済的な問題、引きこもりは心の問題。それを、税金が取れる・取りやすい存在ではないということで一括りにしちゃねぇ。対応する専門家の内容も全然別でしょうに。心の問題を抱えた人間にいくら働けと言っても無理でしょうし、働かなくても食っていける人間相手に働けと言ってもなぁ。立川談志師匠の息子さんは、「職業は男子の息子」とうそぶいてると、よく立川流の高座ではネタにされますが。けっきょく、政治的な構造の問題ってあると思いますけどね。

【ニート・引きこもり支援新法制定へ 通常国会で政府提出へ】産経新聞

 ニートや自宅に引きこもっている若者の存在が社会問題化している中、こうした若者の自立や社会参加、就労を官民連携で支援するために、政府が「若者支援新法」(仮称)を来年の通常国会に提出する方針を決めたことが、28日分かった。急速な景気の悪化で非正規労働者らが解雇されるケースが相次いでいることを受けて、今後のニートや引きこもりの増加に備えるねらいもある。

 これまでのニート対策では、厚生労働省が各地域に設けた「地域若者サポートステーション」を通じて若者の相談に応じている。ただ、引きこもりの若者は自らステーションに足を運ぼうとしないため、実態はほとんど把握されていない。
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 12:00

Mac & iPad

2009年のMac大予想・ハード編

 エントリー【2009年のMac大予想・ソフト編】の続きとして、今度はハード編です。

新しいハードに関しては、それこそiPhone nanoのようなハードはまず出ないと思いますし、新しいラインナップが果たしてあるのかと言えば、自分は懐疑的です。あえて言えば、大型iPod touchみたいなハードが、NetBookの代替物として世に出る可能性は否定しませんが、Appleとしてはこの1年はとにかくiPhoneの世界的なポジションを確立して、成長の限界に達したiPodに代わる、事業の柱にしたいところ。……あ、話が終わってしまった(笑)。
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 10:00

iPhone & Apple Watch

使うほどにテンションが上がるiPhone

 ああ、この感覚はわかりますね。ある程度製品が成熟して安定してから購入するというのは間違いではないですが、まだハシリの段階で手に入れた物ってのは、それが変化し成長していく過程という物を、堪能できるという喜びがあります。iPhoneの場合は、既に初代iPhoneが2006年に発売されていて、それから1年の期間を掛けて成熟したので、そういう意味ではiPhone3G自体はある程度の完成度からスターとしたのですが、バージョンが上がるたびに成長していき、加えてApp Storeでのアプリの充実度が、半端ではなかったですからね。

【とにもかくにも“iPhone”な一年でした】ITmedia+D モバイル

 まあ今年のケータイ業界はいろいろあったけれども、個人的にはもう「iPhone 3G」に尽きる。iPhone 3Gが登場したおかげで、またもや外出時の生活が変わった。
(中略)
 iPhone 3Gを買ったのは7月。そのインタフェースは、使いやすいとか分かりやすいを越えて、むしろ官能的ですらあった。見えているものを指先でダイレクトに操作するという感覚が気持ちいいのだ。タッチパネルが優れているというより、人間が指で操作したとき、アプリ側がどう反応すると直感的で気持ちいいかを研究してるなあと感じた。

 すごいのはこの先。OSが2.1、2.2とアップデートするに従って動作も安定し、アプリもすごい勢いで増えて実用度がどんどん上がっていったのである。多くのケータイは、買ったときが一番テンションが高く、使ってるうちに慣れてきて結局よく使う機能が決まってきて落ち着くのだけれども、iPhoneは逆にどんどんテンションが上がっていくのだ。
  • 2008.12.31 Wednesday
  • 07:00

自然科学・蘊蓄

コーヒーからバイオ燃料

 これ、残りカスではなくコーヒーそのものからバイオ燃料を作ってみたらどうですかね? いやだって、トウモロコシとか砂糖(砂糖黍・甜菜)は重要なカロリー源になりますから、それをバイオ燃料に転化すると場合によっては食糧危機が起きてしまいます(特に貧しい地域では)。でも、コーヒーはいうても嗜好品ですからね。コーヒーがあれば人生は豊かになりますが、いざとなったらバイオエネルギーに転化しても、そこまで大きな危機にはならないでしょうし。残りカスでこれだけの高効率なら、意外と狙い目かも。

【コーヒーの残りかすからバイオ燃料 米大学が実験】朝日新聞

 【ワシントン=勝田敏彦】米ネバダ大の研究チームが、コーヒーを入れた残りかすからディーゼルエンジン用のバイオ燃料を安く作れることを実験で示し、米化学会の専門誌に発表した。燃料はコーヒーの香りがするという。

 チームは、コーヒーの残りかすに、まだ15%程度の油脂が含まれていることに着目。地元のスターバックスコーヒーから仕入れた残りかすを乾燥し、有機溶媒で油脂を取り出した。バイオ燃料をつくる標準的な反応で、ディーゼルエンジン用燃料になることがわかった。
  • 2008.12.30 Tuesday
  • 22:00

映画・書評・音楽

映画:永遠のこどもたち

 今年199本目の映画(洋画73本・邦画95本・アジア映画7本・洋画アニメ5本・邦画アニメ19本)です。ここに来て、ついに年間200本の大台が見えてきましたね。まぁ、旧作を含んでいますが、その文尾でお出もフォローしていますしね。さて本作、たまたま渋谷に出かける機会があったのでついでに観た映画でしたが、予備知識なしで見たぶんかなり面白かったです。スペイン映画なんですが、アメリカ映画のホラーとヨーロッパ映画並びに日本映画のホラーとの本質的な差を、かなり明確に感じさせる映画という意味でも、大変興味深い映画でした。

『永遠のこどもたち』

●見どころ
スペインで大ヒットを記録し、多くの映画賞にも輝いた恐怖と感動の物語。海辺の古い屋敷を舞台に、消えた我が子を想う母親の壮絶な愛のドラマを語り明かす。

●ストーリー
かつて孤児院だった屋敷を購入し、夫と息子シモンと新生活を始めたラウラ。ところがある日、シモンが失踪してしまう。屋敷の内外で怪現象が続発するなか、ラウラは執念の捜索を続けていく。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
  • 2008.12.30 Tuesday
  • 18:30

映画・書評・音楽

映画:空へ 救いの翼 RESCUE WINGS

 今年198本目の映画(洋画72本・邦画95本・アジア映画7本・洋画アニメ5本・邦画アニメ19本)です。本作は、元々は漫画が原作で、深夜アニメ枠で放送されての映画化だったんですね。原作もアニメも全然知りませんでした。主演の高山侑子は父親が航空自衛隊の救難隊員で、訓練中の事故で殉職されたという、まさに本作にうってつけの役柄。自衛隊が全面協力してロケしているので、併記オタクには涙もののシーンが多く、また本物のヘリや戦闘機、護衛艦が出てきますから、そこら辺の迫力はなかなかの物でした。

『空へ 救いの翼 RESCUE WINGS』

●見どころ
自衛隊航空救難団の活躍を描いたアニメ「よみがえる空」とその漫画版を基にしたアクション・ドラマ。救難ヘリの新人女性パイロットの成長を、迫力のレスキュー・シーンとともに描く。

●ストーリー
自衛隊航空救難団に入り、女性初の救難ヘリ操縦士となった遥風。過酷な訓練と数々の任務を経て、操縦士としての誇りや精神を学んでいく。そんな彼女に遭難した戦闘機パイロットを救出するというミッションが下される。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
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  • 2008.12.30 Tuesday
  • 15:30