★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
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プロレスのライセンス?
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     プロレスのライセンスって、『落語協会所属』といった肩書きみたいなもんですかね? サーカスの団員とかで、猛獣を使ったり危険なアクションをする人は、何らかの資格があるんでしょうか。これが調理師だと、河豚の免許は特別に必要だったりしますが。「よし、おまえはバックドロップ受け身3級資格を取ったから、次の試合から2発までなら食らって良いぞ。あ、でも投げっぱなしは危険だから、2級の試験に通ってからな」とかなるんですかね。メジャー団体による、単なるインディ団体締め出しにならなければ良いんですけどね。

    【「プロレスライセンス」11月に発行決定】スポーツナビ

     全日本・内田取締役、新日本・菅林社長、ノア・仲田相談役らメジャー3団体の首脳陣が27日、都内のノア事務所で3、5月に続く3度目の会談を行い、プロレスライセンスを11月に発行することを決めた。

     制度委員長を務める新日本の山本小鉄相談役は「ボクシングみたいにプロとしてライセンスは必要」と意義を説明。基準は各団体に委ねられ、最大1年間有効のライセンスを発行。
     ミッキー・ローク主演の映画『レスラー』は、本当に素晴らしい出来でしたが、日本の場合はアメリカのようのプロレスがエンターテイメントであると言うことは、ミスター高橋の本以外にはあんまり書かれていませんね。あ、佐山悟の『ケーフェイ』という名著が、一部カミングアウトしていますが。打ち合わせ風景を克明に描いた『レスラー』ですら、子供にプロレスは決まり事かと聞かれると、大仁田厚張りの議論のすり替えで曖昧にしてしまっていますから、幻想を守ろうという意識は日米共通なのでしょう。

    昔、大川興業のピグモン勝田さんが、転落死するという痛ましい事故が起きました。大川興業は元々学生の素人集団でしたが、そこから地道に実績を積み上げて、今は立派な芸人です。が、彼らもパフォーマンスによって死者が出るのは同じです。でも、大川興業も電撃ネットワークも、ライセンスがあるわけではないですしね。プロレスラーの中には、学生のお遊びだった学生プロレスからプロになった人間も多く、果たして何をもってプロとするのか。そこの境界線はとても曖昧です。

    自分が正道柔術クラスの中で柔道を教えて貰っていたジャイアント落合さんは、学生プロレスの人間よりははるかに高い格闘技の技術(全国工業高専柔道4連覇・全日本アマチュア修斗選手権ヘビー級準優勝2回)を持ちながら、プロレスの練習中に亡くなりました。人間、高い技術を持っていても死ぬ事があるし、競技者人生や芸人人生を全うできる人もいます。ライセンスの問題も、けっけきょくは工業の論理に押されてしまうだけで、ボクシングのような制度導入とはほど遠い物にしかならないでしょうね。
    【2009.07.28 Tuesday 18:00】 author : 土岐正造
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      【2017.06.23 Friday 18:00】 author : スポンサードリンク
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