Calender

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

Recent Trackback

-

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2020.07.16 Thursday
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

パソコン&ネット

ワープロとパソコン・ケータイとiPhone

 PC Watchの人気連載『本田雅一の週刊Mobile通信』で、実際にiPhoneを購入して使ってみた上でのレビュー第二弾がアップされています。相変わらず是々非々の鋭い分析が並んでいるのですが、従来の日本国内で独自の進化をした携帯電話(ケータイ)をワープロ専用機に、iPhone3Gを徐々に台頭し始めた時期のパソコンに譬えての分析は、納得する部分が大きいですね。もちろん、現在のケータイをNECのPC98パソコン&一太郎に、iPhoneをWindows95以降のパソコンに譬えてもいいかもしれませんけどね。そっちの方が、似て非なる物感が増すような(笑)。

【不満を抱えながらもiPhoneから離れられない理由】PC Watch

 iPhoneに関する議論をさまざまな場面で見かける。大抵はiPhoneの熱狂的なファンと、その良さを理解できない携帯ユーザーという構図だが、大抵は議論がうまく噛み合わない。おそらく同じように携帯電話の1機種について議論しているつもりでも、両者が見ているiPhoneは異なって見えているのだろう。噛み合わないのも当然だ。

 前回、コラムで書いたように、現時点のiPhoneは携帯電話としては使いにくい面もあり、一般的な日本の携帯電話に比べて不便なところが少なくない。日本の携帯ユーザーは、日本の携帯電話文化の中で使い方を学び、普段の利用スタイルを構築しているのだから、そうした利用スタイルに沿って開発が行なわれていないiPhoneが使いにくいのはあたりまえなのだ。

 しかしながら、だからiPhoneがダメという話ではない。iPhoneが魅力的なのは、従来の携帯電話とは全く異なる切り口で独自の価値を生み出そうとしている。少し切り口を変えて見なければ、なぜこれほど注目を集めているかは判らない。
 大学の頃、授業でPC-9801を使っていた身としては、パソコンというのは使い道がよくわからない物であり、それならワープロの方が使いやすいな、と思いました。実際、アルバイトして無理して買ったシャープ製のワープロ専用機『書院』は、部活の予定表から卒論まで、実に膨大な量の文章を書きましたし、重宝しました。しかし、会社に入って初めてのボーナスで購入したLC520は、もう二度とワープロには戻れないほどの使いやすさを体験させました。マウスの操作を経験したら、もう矢印キーには戻れないよ……と思ったもんです。

もちろん、文字を書くという点に特化していたワープロは便利だったし、自分がWindowsユーザーであったならば、たぶんWindows98の頃ぐらいまで「パソコンよりも日本語の入力に特化して縦書きもできるワープロ専用機の方がいいよ。ワープロ通信だってできるし」とか言い張っていそうですけどね。1992年にMacと出会ってしまった自分としては、そうならなかったわけですが。確かに、iPhoneはいろいろな不満や不備もあるでしょう。それこそ、2ちゃんねるなどにあるテンプレートのように、問題点はイッパイあるでしょ。

でもそれって、「シェア少ないのになぜMac使うの?」とか「Macって爆弾マークでるんでしょ? なぜ使うの?」という質問といっしょで、そういうマイナスポイントを超えたところで使う価値があるから使う、というだけですよね。たぶん、ひろゆき氏などのiPhoneに対するネガティブな発言というのも、けっきょく視点の差ではないかと。そういう意味では、Appleが格安の価格設定でApp Storeを最初から用意してきたのは、「インストールするアプリ次第でアナタ好みになるコンテンツプレーヤー」としてのiPhoneを、明確に意識していると思うんですけどね。
  • 2008.07.22 Tuesday
  • 06:00

-

スポンサーサイト

  • 2020.07.16 Thursday
  • 06:00
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment
Send Comment








   
この記事のトラックバックURL
Trackback