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  • 2020.07.16 Thursday
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パソコン&ネット

HUAWEIの独自OSはARK OSか?

 GoogleのHuawei締め出しに対して、対抗策を打ち出してきたようですが……。いかにも泥縄な対応に思えてしまいます。そもそもアメリカは製品の部材などは日本や韓国に生産拠点が移っても、CPUの設計やOSの開発に関しては、がっつり握って手放さない印象です。そもそも最先端のCPUやOSの設計は、本当に一握りの天才でしか成し得ないような部分ではないかと思っています。なにしろ商用OSを開発できる会社は、Microsoft社にAppleにGoogleなど、世界に両手の数ないのですから。
【これがファーウェイの独自OS? 新たな「ARK OS」で再出発も前途多難か…】ギズモード・ジャパン  ブランクは避けられない? Huawei(ファーウェイ)をめぐっては、トランプ政権による輸出規制リスト(U.S. Entity List)入りをめぐって、もはやハードウェア的にスマホを作れなくなるのではないかと懸念されていますけど、ソフトウェア面でもGoogle(グーグル)のAndroidのライセンス剥奪という衝撃的な措置により、前途に暗雲が立ち込めています。この先、Huawei製のスマートフォンは、どうなってしまうのでしょうか…。 
 以前中国の新聞社の記事に、中国はロケットを飛ばすことはできても日本のニコンやキヤノンのような精密な一眼レフカメラを作ることはできない……という意味の、冷静な分析が掲載されたことがあります。Samsung一社がPanasonicやSONYの業績を抜いたら、日本に勝ったように舞い上がっている韓国と違い、中国は手強いなと思わせました。ここら辺は、日本の半導体の業績が良かった頃に、『「NO」と言える日本』なんて今となってはお笑い本を書いた石原慎太郎氏も、韓国と同じレベルなんですけどね。  すでに先行するものにキャッチアップしていくのは簡単でも、追い越したり全く新しいものを生み出すのは、大変です。Linux系のOSなら開発は楽ですが、すでに取得された特許に抵触せず独自のインターフェイスを開発するのは、かなりの難事業。中国がそこに人材をぶち込んでも、すぐにはキャッチアップできないでしょう。Googleだって、社内で独自のOSを開発して社員が使って、ノウハウを蓄積してからAndroidやChromeを世に問うた訳ですから。  最低でも3年は基礎固めが必要かも。
  • 2019.05.31 Friday
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