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自然科学・蘊蓄

中国でクローン警察犬誕生

 中国は共産主義国家で、無神論者。そのため宗教的な倫理観の問題からは、かなり自由な部分があります。さすがに人間のクローンには手を出さないだろうと思っていたら、それさえも手を染める研究者が出てきてしまったわけで。なので優秀な警察犬をクローンで増やして、訓練の効率を高めるという動きは驚くに値しません。しかも母親としてビーグル犬を使うと言う、合理的といえば合理的なのですが、なんだか一党独裁の全体主義国家の強さを感じさせるような。優生思想まで、もうあとちょっとのような。
【中国で作られたクローン警察犬。親犬は実績があるので訓練時間を短縮できるらしい】ギズモード・ジャパン  クローン犬は警察学校の夢を見るか? 2019年3月初めのこと、訓練のため中国昆明の南西警察署に、新しい警察犬が入学したそうです。それくらいならニュースにもならない普通のことですが……実はその仔犬、CHINADAILYによりますと中国初のクローン警察犬なのだそうです。 生後2カ月のKunxun(昆勳)は昆明犬という種類の犬のメスで、昨年9月12日にHuahuangma(化煌馬)という7歳の熟練警察犬の皮膚から採取した体細胞で作ったクローンとのこと。そして受精卵が北京に運ばれ、代理母のビーグル犬の胎内で育てられました。 
 中国自体は、死刑囚から臓器を取り出して、移植に回してるような国ですから。歴史を紐解くと中国というのは、人肉食に対するタブーがないとは言いませんが、とてもハードルが低い文化です。死刑囚からの臓器移植というのも、その延長線上にあります。そうなるとクローンやES 細胞研究などでも、キリスト教の文化が根強い国とは自ずと違ってきます。経済力的にはものすごく上がっていますが、国民一人当たりのGDPはまだまだで、格差が大きいぶんだけ命の値段も安い国という、問題点も内包しています。  この研究が本当に、優秀な警察犬の大量生産が目的なのか、それともクローン技術を応用した優生思想への偽装のための研究なのか、自分には分かりませんが。他国の科学技術に急速に追いついてきた中華人民共和国が、追い抜いていくためには現在の共産主義体制の利点を最大に活かす方向に動くでしょう。そこまで極端な所に行かなくても、新薬や新技術の臨床試験など、日本や欧米各国よりも簡単に認可が下りるであろうと、予測できてしまいます。振り返ればこのクローン警察犬が分岐点だった、なんてことになったりして。
  • 2019.04.03 Wednesday
  • 21:00

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  • 2019.05.26 Sunday
  • 21:00
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