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酒と食い道楽

商業捕鯨再開と関西

 鯨は特定地域の文化と、グリーンピースが言い募るのは自分が学生時代に頃から。まぁ、クジラが捕れない山中の地域にもクジラ料理があり、江戸時代は鯨汁とか江戸の庶民にも広く食されていて、週刊ポスト誌上で雁屋鉄先生に論破されていましたっけ。地方文化というなら、ナマハゲも御柱祭もただの地方文化ですね。さて、そういう意味では関西でもクジラ料理が多様にありますが、商業捕鯨再開で変わりますね。昔は、鯨と言えばセミクジラが鯨の中の鯨と考えられていましたから、食材も変わりつつあります。
【IWC脱退、関西の反応は(もっと関西)】日経新聞 日本が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を決定――。このニュースを見て、ふと思った。「関西の鯨肉関係者はこのニュースをどう受け止めているのだろうか」。大阪では刺し身はもちろん、「関東煮」と呼ばれるおでん、ハリハリ鍋など鯨肉を使った食文化が色濃く残る。和歌山には国内有数の捕鯨地、太地町(たいじちょう)もある。関係者の声を聞いてみた。 「商業捕鯨の拠点で捕られた肉が、どの程度回ってくるのか読めない」。大阪市でクジラ料理店「勇魚(いさな)」を営む女将の西極由美さんはIWCからの脱退について、不安そうな表情を見せていた。 日本政府は6月にIWCから離脱し、7月から領海や排他的経済水域(EEZ)で商業捕鯨を再開する方針だ。これまではIWCの管理の下、南極海や太平洋における調査捕鯨という形で、主に「クロミンククジラ」や「ミンククジラ」、「イワシクジラ」を調達していた。ただ、日本の領海やEEZで果たしてクジラがどこまで捕れるか不透明とされ、料理店にとっては食材変更の問題が浮上しかねない。 
 日本の捕鯨は縄文時代から、本格化したのは戦国時代に専用の銛が生まれ、江戸時代には網や勢子を使った鯨漁が生まれていますが。この頃はセミクジラやコククジラが主。これらの鯨は泳ぐ即痔が遅いのと、死んだ後で浮くタイプの鯨だったので。セミクジラは口内に長い鯨ヒゲを持っていたので、利用価値も高かったようで。後期になると、遊泳速度が速いマッコウクジラやザトウクジラも捕鯨されていたようで。ただ、食材としては深海に潜るマッコウクジラの肉は赤黒く、ずいぶん味も違うようですが。  記事にもあるように、鯨の料理は多種多様。江戸時代は、鯨が捕れない地域でも、塩漬け肉を利用した料理がありますし、ウチの田舎など鯨の皮を干したセチカラなぢあります。一般には、ナガスクジラの仲間の尾の身が、刺身などでも美味しくて珍重されていますが、ナガスクジラやシロナガスクジラは絶滅危惧種。ただし、イワシクジラやニタリクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラは同じ仲間。鯨料理の食材は変わっても、伝統は継承されているということで。  日本では、マッコウクジラの仲間かもとされるツチクジラも捕鯨対象ですが、コチラは主に太平洋側。鯨の新鮮な肉が供給されれば、一定の需要は掘り起こせるでしょう。南氷洋の調査捕鯨の冷凍肉と違って、新鮮ですし。ただ、増えても馬肉程度の需要でしょう。江戸時代は、実は鯨油を使った、イネの病害虫のウンカの駆除が普及した部分もあって、捕鯨が盛んに。戦後の食糧難の時代のような、捕鯨はあり得ません。アメリカやオーストラリアが危惧するような牛肉の消費減は起きないでしょう。
  • 2019.01.25 Friday
  • 20:00

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  • 2019.05.26 Sunday
  • 20:00
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