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映画・書評・音楽

ジョン・ラセターがピクサーに残したモノ

 世界に3Dアニメーションの可能性を示し、PIXARをここまでのアニメーション・スタジオに育て上げ、マイケル・アイズナーによってボロボロにされたディズニーを立て直したのも、ジョン・ラセターの功績でしょう。確かに、彼の社内での言動には問題があったかもしれませんし、女性社員には耐え難い部分もあったでしょう。女性の映画監督さえハリウッドは少ないですし、いわんやアニメ業界をや。ただ、それとは別に、彼の功績は作品作り以外の部分にあったなと、そう思います。それは、宮崎駿監督とジブリにもできなかった部分。
【『シュガー・ラッシュ:オンライン』ジョン・ラセターが退社後に残したもの】ASCII  ディズニー・アニメーションの最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』が12月21日に全国公開された。全米では公開からわずか5日で約95億円を超える大ヒットを記録しており、日本でも大ヒットが期待される今作。今回は『シュガー・ラッシュ』と『ズートピア』の最強コンビで、本作品の共同監督リッチ・ムーア監督とフィル・ジョンストン監督(脚本も兼務)にインタビューを実施した。 
 宮崎駿監督は、後継者を育てられなかったことですね。こう書くと、いた庵野秀明監督や米林宏昌監督だっているじゃないかと。でも、庵野監督は早くから独自の活動をしていましたし、毛色も違います。米林監督は、残念ながら独自性が弱くジブリのブランド名がないと厳しいなと。宮崎監督に潰されかけた細田守監督や、魔女宅の監督を奪われた片渕須直監督、ジブリスタッフを引き取って一気に大衆性を獲得した新海誠監督、影響を受けた高坂希太郎監督など、影響は各方面に与えていますが、弟子の育成は下手と言わざるを得ないです。 R もちろん、天才というのはそんなものでしょう。人に教えるのが上手い人は天才型には少ないです。ラセターが偉かったのは、早い段階で自分の出世作のトイ・ストーリーを若手監督のリー・アンクリッチに譲り、それ以前からピート・ドクターやアンドリュー・スタントン、ブラッド・バードらを育てたことでしょう。『ズートピア』では監督にバイロン・ハワードとリッチ・ムーア、助監督にジャレド・ブッシュと、個性派に共同監督させてなお、空中分解することなく傑作が作れることを証明しました。 R インタビューにもあるように、ラセターは去りましたが、そういうシステムを残したのは大きいです。個人的には、シュガー・ラッシュの続編の出来は、第一作ほどではないというのが正直なところです。ですが、充分に面白い内容ですし、テーマ性もしっかりしていて、新しい時代や世界に踏み出すというそれは、創業者であったラセターたちが去ったあとのPIXARも、新しいステージに旅立つという意思表明に思えます。個人的には、ラセターには若手のアニメーター育成の学校や、映画学科のある大学で教鞭をとって欲しいですけどね。
  • 2018.12.24 Monday
  • 23:00

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  • 2019.08.26 Monday
  • 23:00
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