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大塚家具の失敗
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     ああ、これは倒産寸前のAppleに、シェアを増やすためにはMacを値下げしろとかアドバイスしていたコンサルタントやアナリストと同じです。彼らの分析は経営哲学なんかなく、数字の帳尻あわせですから。そうやって会社を苦境に陥れたのが、原田泳幸CEO時代のMcDonald'sです。安売りで売上は上がるけれど利益率を損ない、利益率を高めると売上が落ちての繰り返し。スティーブ・ジョブズはそんなコンサルタントやアナリストの意見の真逆をやったから、Appleを倒産の危機から救ったわけで。

    【大塚家具を正念場に導いた久美子社長の"典型的失敗"二代目社長ぶり】ブロゴス


    ”よくある二代目、三代目の失敗”を感じる経営

    業績不振が続く大塚家具の自主再建に黄色信号が灯り、本格的に身売りの検討に入ったとの報道がありました。6月以降、各方面に支援を打診する中で、既に昨年12月に約6%の出資をしているイベントホール等貸しスペース業のTKPや、ヨドバシカメラをはじめ複数の流通大手の名前なども上がっている模様です。

    大塚家具は2015年に、創業者で当時会長だった大塚勝久氏と長女の久美子社長との間で経営権を巡る争いが勃発して、「親子喧嘩」が世間を賑わせました。勝久会長は、会社を長年にわたって成長させてきた高級家具路線を主張。一方の久美子社長は、ニトリやイケアなどの新興勢力への対抗策として大衆化路線を提言します。

    双方一歩も引かないまま、争いは経営権を賭けた株主総会での議決権争戦に発展。結果、久美子社長が勝利し退任に追い込まれた勝久会長は、取り巻きの幹部社員を引き連れて高級家具路線を踏襲した匠大塚を立ち上げ、久美子社長率いる大塚家具とは別路線を歩むことになったのです。 
     先行者利益で儲かっても、市場が成熟すれば利益率は減り、新興国に生産の主軸が移っていくモノ。石原慎太郎氏が誇っていた半導体業界も、今ではすっかり落ちぶれました。それはパソコンもそうで、かつての王者Dellは凋落し、レノボやASUSなどがシェアを占め、IBMも日立もSONYも東芝も撤退。伝統的産業だって、大手メーカーの桶買いに頼っていたところは廃業し、純米酒や吟醸酒など、高付加価値の商品開発をしたところが生き残った訳で。ジーンズも、ビッグジョンやボブソンの苦境に対し、桃太郎ジーンズなどは高級路線に。

    大塚家具、父親はワンマンで老害の部分もあったでしょうが、方針は悪くないです。追放されて、反省する部分もあるので、ジャストシステムを追い出された浮川夫妻のように、捲土重来を期待しましょう。
    【2018.08.10 Friday 18:00】 author : 土岐正造
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      【2018.10.16 Tuesday 18:00】 author : スポンサードリンク
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