★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
<< コミュ力重視の若者は野党が嫌い? | main | Mac用外付けGPU発売 >>
国産ジェットエンジンXF9-1の意味
0
     IHIの開発した、国産ジェットエンジンのXF9-1ですが、その意味と世界の航空産業におけるポジションを概観しており、非常に良い記事です。備忘録も兼ねて、残しておきたいので、以前にもXF9-1については書きましたが、もう一度。日本はエンジンが昔からダメで、名機と讃えられた零戦もそれは同じ。航続距離と機動力は高くても、大パワーが出せないので、そこを見破られたら簡単に倒されるようになった訳で。SFXの頃も、石原慎太郎氏が噴き上がろうとも、日本には国産エンジンを開発する地力はなかったのが実情です。

    【ついに日の目見た世界最高水準の国産ジェットエンジン】毎日新聞


     6月29日にIHIより防衛装備庁に「XF9-1」という戦闘機用エンジンが納入された。

     XF9-1は試作エンジンであるとはいえ、推力は15トンを超える。米国の「F-15」やロシアの「Su-35」といった世界の一線で活躍する戦闘機のエンジンと同等以上の出力を持つ。

     これまで、日本は一流の戦闘機用エンジンを自力で開発できなかった。

     FSX問題で日本が強く出ることができなかった要因の一つが、自力ではどうしてもエンジンを開発できる目処が立たず、米国に頼らざるを得なかったことであった。

     戦後70年以上できなかったことが、ようやくできた。日本の航空産業史上、画期的なことである。 
     ただ、こうやって見るとやはり日米の差は大きく、F-15EやF-2、F-22といった90年代に策定された戦闘機のエンジンに、ようやく追いついたと言うところですかね。そもそも、戦闘機はメンテナンスや運用もあって、そこまで大型化も小型化も難しいです。艦載機ならなおさらですが。世界的にも、速度を競った時代から、アフターバーナーを使わずスーパークルーズができるとか、そっちの方にシフトしてる訳で。実際、F-15Eの速度はM2.5ですが、F-22はM2.4F-35はM1.6と、速度はそこまで重視されていません。

    とはいえ、こうやって国産エンジンを開発できるようになったら、それこそ日米英の共同開発に持ち込み、ロールスロイス社があるイギリスとIHIがある日本は、エンジンは国産品を搭載できて、自国でかなりカスタマイズできたら、ヨサゲですね。燃費を重視したタイプや、スクランブルを重視したタイプ、偵察用に速度を重視したタイプなど、状況に合わせて柔軟に創れれば、ノウハウも蓄積できるでしょう。MRJはやや足踏みですが、ホンダジェットも好調で、日本の航空産業がようやくテイクオフ、という感じでしょうか。
    【2018.07.13 Friday 21:00】 author : 土岐正造
    | 歴史雑学・蘊蓄 | comments(0) | trackbacks(0) |
    スポンサーサイト
    0
      【2018.12.19 Wednesday 21:00】 author : スポンサードリンク
      | - | - | - |
      この記事に関するコメント
      コメントする









      この記事のトラックバックURL
      http://bunzaemon.jugem.jp/trackback/24242
      トラックバック
      Amazonプライム Amazonプライム会員なら、人気の映画やTV番組が年会費3900円(税込)で見放題! Amazonプライム