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アニサキスに正露丸
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     なんか、話題になっていますが。別にアニサキスが正露丸で死ぬわけでなく、動きが抑えられるんだそうで、そうなると手術もずいぶん楽になるようです。正露丸は、もともとは征露丸と書いて、日露戦争で兵隊の腹痛や伝染病感染を救い、歯痛にも効く万能薬として、日本中に伝わったのが大きいです。カレーライスも、海軍に徴兵された兵隊が、イギリス海軍経由で伝わったカレーの美味しさに驚き、除隊後に故郷に伝えたのが大きいですが、正露丸はそれ以上に国民的整腸剤として、不動の地位を得たわけで。

    【アニサキス症に正露丸 大幸薬品が痛み緩和で特許】Yahoo!ニュース


     正露丸の製造販売元である大幸薬品(大阪府、柴田高社長)は2014年、アニサキスの活動を抑える効果があるとし、正露丸の主成分・木クレオソートの活用に関する特許を取得した。

     大きな波紋を呼んだ昨年のアニサキス騒動。水産業界内では「騒ぎすぎ」との声が大半を占める中、「正露丸をのめば大丈夫」と言う業界関係者もいる。木クレオソートはアニサキス症用薬剤としては「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)で認められていないため、用途として表向きにはうたえない。ただ活用に関する特許は取得している。

     木クレオソートは、ブナやマツなどの原木から得た木タールを精製した液体。腸内細菌のバランスに影響を及ぼすことなく、腸の調子を整えることができる。同社は木クレオソートについて、アニサキス症の予防・症状改善のための薬剤としての活用に関する特許(特許第5614801号)を取得している。 
     露西亜を征服した丸薬も、戦後は正露丸に名前を改めました。また、権利意識が希薄だった時代、正露丸の名声が高まると、他の製薬会社も真似して正露丸を出しますが。ラッパのマークの大幸薬品の正露丸は、日清戦争で戦死した陸軍ラッパ手の木口小平のラッパを表しているとか。子供の頃、祖父母の家の常備薬は瓢箪のマークの和泉薬品工業社製『イヅミ 正露丸』があったので、憶えています。他にも、碇マークの松本製薬工業社製『松葉 正露丸』に、松木男爵の肖像画の日本医薬品製造社製『元祖 征露丸』などがあるそうで。

    最初は独特の匂いがキツく、敬遠された正露丸ですが、実際に効くと「良薬は口に苦し」で、かえって信頼を得るのですから、何が幸いするやら。今でも、海外旅行には正露丸はとにかく持って行こうという日本人は多いですね。自分も、タイに行くときは小瓶をバッグに入れていましたし。
    【2018.07.10 Tuesday 21:00】 author : 土岐正造
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      【2018.09.24 Monday 21:00】 author : スポンサードリンク
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