★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
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オウム真理教事件と死刑
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     任意ではなく強制加入の弁護士会で、会長が弁護士会として死刑執行に反対する声明を出すのはおかしいわけで、実際に批判している弁護士もTwitter上ではチラホラ。で、地下鉄サリン事件を含む一連のオウム真理教事件の被害者側の弁護士が、死刑執行を強く支持するという声明を出しました。議論はあって然るべきですが、死刑反対が正しくて、それ以外は間違いだなんて、それこそ多様性を認めない偏狭なイデオロギーです。併せて、この死刑執行を政権批判にムリヤリ絡める左派にも、批判を加えたいです。

    【麻原死刑囚ら死刑執行「強く支持する」被害者支援弁護士が会見 「救われる遺族は多い」】弁護士ドットコム


    オウム真理教事件をめぐり、死刑が確定していた元代表の麻原彰晃(本名:松本智津夫)死刑囚ら7人の死刑が7月6日午前、東京拘置所などで執行された。これを受け、犯罪被害者を支援する弁護士グループが「法務大臣は法の建前に従い、粛々と法を執行したものであり、強く支持する」と述べた。

    司法記者クラブ(東京・霞が関)で会見を開いた、犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務局長の高橋正人弁護士は、冒頭、死刑執行に関する声明を読み上げた。

    「オウム死刑囚の中には、『生きて事件の真相を語ることで罪を償いたい』と述べる者もいると聞いていますが、これは、真相を語ることを延命の手段に利用するものです。23年もの長い年月があったのですから、今更、何を語りたいというのでしょうか。死刑執行が現実味を帯びるようになったこの期に及んで、真相を語りたいから生かしてほしいなどというのは、時間稼ぎにしか思えません」 
     Twitter上よく見掛けた批判が、以下のようなモノ。

     ・なぜこのタイミングで?
     ・真相が究明されていない
     ・松本智津夫死刑囚は心神耗弱状態だった
     ・死刑に抑止効果は無い
     ・欧米ではほとんどの国が死刑を廃止するか停止中 


    タイミング論は、ただのイチャモン。ではいつなら良いのかという、対案も提案もなく、為にする意見。というか、どのタイミングでも文句を言うだけ。

    真相究明は、他の信者たちの証言で、かなりの部分が判明しています。コレは江川紹子女史も指摘。だいたい、真相究明なら村井國夫幹部を刺殺した、朝鮮学校出身で韓国籍で、山口組系後藤組と北朝鮮の工作員・辛光洙とも接点がある徐裕行氏に、マスコミは突撃取材すれば良いでしょうに。

    松本死刑囚は、心は閉ざしていても、死刑前には遺体を四女に渡すことを望むなど、三女や有田芳生議員が垂れ流してるような状況ではなかったことが伺えます。むしろ、弁護側の法廷戦略が、なにがなんでも死刑阻止の、間違った戦略に、自分には思えます。

    抑止効果云々に関しては、例えば無期懲役や他の刑罰に、抑止効果があるのか? 無いと主張するなら、そもそも刑罰を廃止しろとでもいうのか? そもそもハンムラビ法典の、刑罰は同害原則に従う復讐法というのが、近代法の本質。目には目をの言葉で表されるように、目を奪われた方が相手の命を抱腹に奪ってはいけないという、刑罰の範囲や枠組みの提示であって、抑止効果なんて想定していません。命を奪われた側が復讐として命を奪い返すのが妥当か否かで、争うわけです。

    復讐という、近代法とは別物のように見えるものが、実は根本にある。何十人も殺し、それ以上に多くの人間に後遺症を残した極悪人に、当事者や遺族に代わって復讐を行うのが死刑です。

    海外は、予想どおりの国が非難声明を出していますが、史上初の都市型テロに対して、いつもとトーンが違います。だいたい、アメリカでは警官が年間1000人弱を射殺しています。撃たれた数はその数倍。弁護士も付いてだいたい最高裁まで争って下される死刑判決と、ただの警官が誤認も含めて撃ち殺すのと、どっちが野蛮ですか?
    【2018.07.08 Sunday 18:00】 author : 土岐正造
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      【2018.09.25 Tuesday 18:00】 author : スポンサードリンク
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