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  • 2020.07.16 Thursday
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Apple

Appleとエンタープライズ市場

 Microsoftは企業向け市場を独占した結果、シェア90%以上という状況を生み出したわけですが。でも、そう言うのって状況が変わると大きく崩れるモノ。じっさい、このままChromebookが普及すれば、ある瞬間からWindowsはMacと大差ないシェアに落ち込むでしょう。価格・堅牢性・起動の早さ・安全性と、あらゆる面で有利ですから、企業や官公庁は、ある程度のシェアを超えたら、雪崩を打って切り替える出よう。企業市場を軽視すべきではないですが、Appleとは相性が悪い部分は、事実としてありましたし。

【エンタープライズの世界とApple】Tech Crunch

2010年当時、Appleの顔であった共同創業者スティーブ・ジョブズは、エンタープライズ用途には全く興味がなかった。実際、ジョブズは「私がコンシューマー市場を愛している理由、そしてエンタープライズ市場をずっと嫌ってきた理由は、コンシューマー市場では、私たちは製品を生み出して、それを皆に伝えるべく努力し、その結果皆が自分の意志で選んでくれるからです」。

さらに彼はこう付け加えた「コンシューマー市場では『はい』か『いいえ』の勝負になります。そして、もし十分な数の『はい』を手に入れることができたら、私たちは明日もまた仕事を続けることになります。それがこの市場の仕組みなのです」。

それはジョブズが声明を出した当時には、ものごとの動きを十分正確に反映したものだった。その当時IT部門は、ブラックベリーやThinkPadのような機器を支給して、企業内を厳密に管理していた(当時好きな色を選ぶことはできた ―― それが黒である限り)。しかし2011年に亡くなったジョブズは、「個人の機器を持ち込むこと」(BYOD)や「ITにおけるコンシューマー機器利用」という、彼が亡くなる当時にようやく企業シーンの地平線上に浮かび上がって来ていた、2つの流れを目にすることはなかった。 
 ただ、興味深いのは、IBMはかつて企業向けのコンピュータのレンタルで、圧倒的なシェアを誇り、ビッグブルーと言われる存在だったわけで。でも、そのIBMも、パーソナルコンピュータ市場の出現に対応できず、Microsoftの後塵を拝した訳で。それは、Appleも同じ。そうやって、エンタープライズ市場で一度は敗北したIBMとAppleが、共闘しているのも不思議な風景。敗北という経験値を得たからこそ、新たな市場での戦い方を学んだのでしょう。失敗は成功のマザーと、長嶋茂雄終身名誉監督もおっしゃっています。

であるなら、黄昏のMicrosoftも、OfficeをChromeOSに対応して、UNIXに対応して、生き残れるでしょう。
  • 2018.01.23 Tuesday
  • 12:00

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