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21世紀の頽廃芸術追放運動
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     バルテュスの代表作『夢見るテレーズ』がメトロポリタン美術館から撤去の動きだそうです。撤去の署名を呼びかけている人たちは、正義であり善意のつもりなんでしょうけれども、やってることは売れない絵かきから独裁者になったアドルフ・ヒトラーの頽廃芸術追放運動と同じですね。『夢見るテレーズ』は確かに、未成熟な性に対する淫靡さを内包していますが、芸術性も内包しています。卑猥と芸術は並立併存できるものであり、そこを誤解して芸術を高尚で卑猥を低俗とみなすのも、正しいとは思いません。

    【バルテュスの絵画は少女を性的対象としている? 撤去の署名に8千人が同意】ニコニコニュース

    画家バルテュスの作品『夢見るテレーズ』の撤去を、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に対して求める署名運動が行なわれている。

    『夢見るテレーズ』は1938年の作品。目を閉じて椅子に座る少女が無防備に足を上げ、スカートの中をさらけ出している様が描かれ、少女の傍らでは猫がミルクを舐めている。モデルの少女はパリに住むバルテュスの隣人で、当時12〜13歳だったとされるテレーズだ。

    作品撤去の署名はニューヨーク在住の女性ミア・メリルによって始められ、ウェブサイト「Care2」上で8500人を超える支持者を集めている。 
     こういう人たちは、キリスト教の禁欲的な文化を無意識に至高至上なものだと思いこんで、そこに無自覚だったり意図的に主張するので。ココらへんの奇妙なねじれは、改宗したユダヤ人の家計というコンプレックスを持つカール・マルクスが、ダーウィンの進化論の影響を受けてひねくり出した共産主義思想が、ただの疑似科学な上にむしろ、ユダヤ・キリスト教の千年王国思想を焼き直しただけのものという部分に、集約されます。一見、左派の行き過ぎたポリコレ棒に見えながら、キリスト教右派の心情とも混淆するという。

    自分が、反捕鯨についても批判し続けるのも、まさにそこです。また、シーシェパードはキリスト教徒関係ないと、Twitter上であっちこっちに論争をふっかけていたキリスト教クラスタが、ではなぜ表面上の無関係宣言とは裏腹に紛らわしいマネをしている環境テロリストを批判せず、キリスト教の影響を言う人に噛み付くのかと問うたときに、口ごもるか逃亡していましたので。ああ、こいつらは自分のエスノセントリズムに気づいて逃げたか、最初からわかっていて攻撃してきていたのだな、と。
    【2017.12.07 Thursday 19:00】 author : 土岐正造
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      【2018.10.16 Tuesday 19:00】 author : スポンサードリンク
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