★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
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厳しい現実
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     江戸幕府が結んだ不平等条約を、国内内乱を経て樹立された明治維新政府は継承しました。また異民族の清朝が結んだ南京条約を、中華民国政府は継承し、その中華民国政府から政権を奪った共産党政権の中華人民共和国も、条約を継承して香港返還は円満に満期になるまで待ちました。たとえクーデターで政権が変わっても国際条約は継承するのが当たり前であって、たかだか大統領が変わったから無効とか、無知です。現実がわかっている政治家の認識は、そこがわかっているのでしょう。もっとも、再交渉もありえませんけれども。

    【訪日の与党議員「慰安婦合意の一方的破棄、正常な国家では難しい」】聯合ニュース日本語版

     【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本に派遣した特使団の一員である与党「共に民主党」の尹昊重(ユン・ホジュン)国会議員が18日、韓国CBSラジオの電話インタビューで、慰安婦問題を巡る韓日合意に関し「前の政権が結んだ協約を一方的に破棄することは、正常な国家では難しい」と述べた。文大統領の大統領選での韓日合意に対する公約も「(合意の)白紙化ではなく、再交渉しようということだった」とした。

     尹氏は韓日間のトップ外交の回復が優先との認識を示し、「政府の立場を具体的に示せる時期は、今後の(議論の)進展具合に応じて訪れるだろう」と説明した。

     特使団を率いる共に民主党の文喜相(ムン・ヒサン)議員(元国会副議長)が前日の安倍晋三首相との会談で、合意の破棄や再交渉ではなく「第三の道」に言及したという日本の一部報道について、尹氏は「誤報だ」とし、「韓日の首脳間に信頼が築かれれば、この解決策などを考慮することができるだろう。今は再交渉、第三の道などとの表現で限定してしまうのは難しいのではないかと思う」と述べた。 
     韓国というのは、大国意識と小国意識の間で、そこを使い分けている側面があります。ココらへんは日本にもあるのですが、日本の場合は戦前の反動もあり、実態以上に自国の実力を低く見る傾向が強いのですが。韓国の場合、都合が悪くなると大国は小国である韓国の立場を慮って、譲歩してほしいという甘えが顔を覗かせませ。学術の場で「韓国へのナイはないのか?」なんて言葉が出てきてしまうのが、小国意識。THAADの配備も、国会決議でひっくり返せるとか思ってるのは、日本に来た特使の発想と同じ。

    そんな国民感情なんて知らんがな、です。政府が結んだ条約や合意を、国民の風向きが変わったら反故にされてたら、国際政治はグチャグチャになるだけ。そういう意味で、この議員の意見は非常に正論で、それでも国内世論に配慮していますが、反発は必至でしょうね。
    【2017.05.19 Friday 18:00】 author : 土岐正造
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      【2017.09.24 Sunday 18:00】 author : スポンサードリンク
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