Calender

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

Categories

Archives

Recent Entries

Recent Comment

Recent Trackback

マスコミ批評

ダイオウイカの目覚めは国家エゴへの警告?

 「巷には庶民の怒りが、声無き声となって満ちている」とか、新聞が好きな定型文がありますが、毛無き声をどこで聞いたんだよって話ですね。それはオマエの願望を、さも客観性がある・多数はの側の意見だと言いたいだけだろうと。飛躍した論理でSTAP細胞の新発見を無理やり原発と重ねあわせて、反科学的な言説を垂れ流した北海道新聞が、今度はダイオウイカを取り上げて、科学的な根拠が無いことをまた書いています。日本の左翼は知性信仰がある(実際高学歴な人間が多い)ように見えて、反科学的・情緒的という実に保守的なんですよね。その典型例かと。

【大王の目覚め】北海道新聞

<奈落の海のはるか奥底にいにしえより/夢みることも侵されることもなく/クラーケンが眠る>。19世紀英国の詩人テニスンが、少年時代に書いた詩の一節という▼
(中略)
昨年話題となり、今年になっても日本海各地で漁網にかかっている「ダイオウイカ」は、クラーケンの有力モデルでもある。それにしてもなぜ、謎の深海生物といわれてきた“イカの大王”が、こうもたびたび姿を現すようになったのか▼大量に捕獲されるイカの群れに特攻隊員としての自らの戦争体験を重ね、平和への思索を深めた在野の哲学者に、波多野一郎(1922〜69年)がいる▼<開発や搾取の対象としている相手が自分と同じ実存であることを忘れるとき、無慈悲が支配する戦場とよく似た絶望が広がっていく>。宗教学者中沢新一さんは、波多野の戦争観をそう解説する(「イカの哲学」集英社新書)▼ダイオウイカの出没は、海水温の変化で説明されているようだが、それだけか。“大王の目覚め”は、人類の無遠慮な環境破壊への抗議、あるいは、危機をあおり和解を模索しない国家エゴへの警告―にも思えてくる。2014・2・16
 その非科学性が、原発事故での基礎的な知識の無さとかにつながったわけで。こういってはなんですが、正確な記事を書く訓練は入社して数年も修行すれば身につく程度のものなんですから文学青年崩れのような情緒的な記事を書く人間ではなく、ちゃんと理系の学部を出た人間を文化・科学部に配属すべきではないかと。北海道の場合は、北海道大学がサイエンスコミュニケーターを育成する講座を開いているんですから、そこでみっちり鍛えるとか、あるいは専門外の記事については、きちんとレンタしてアドバイスを受ける体制を作ればいいと思うんですけれどね。

さて、このブログを読んでる人なら、リュウグウノツカイやサケガシラが浮上した記事を何度か取り上げていますが、それと地震や天変地異との直近の関係性は薄そうです。まぁ、リュウグウノツカイとサケガシラの違いもわからずに報じていた毎日新聞とか酷いもんですしたが、それでも毎日新聞のウェブ版にはちゃんとサイエンスの項目がありますからね。それさえない北海道新聞は、もっと酷いと推測できるのですが、一連の非科学的な記事を見るに、イデオロギー優先で、科学する心は薄そうです。
  • 2014.02.16 Sunday
  • 18:00

-

スポンサーサイト

  • 2019.05.26 Sunday
  • 18:00
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment
Send Comment








   
この記事のトラックバックURL
Trackback