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自然科学・蘊蓄

ダイオウイカ浮上の怪

 そういえば、正月からダイオウイカが上がったというニュースが続いていますね。競りにかかった個体もありますが、近年はダイオウイカの加工技術も開発されてるとか。ダイオウイカはNHKの番組ですっかり有名になりましたが、深海の巨大生物ってだけで胸がときめきます。南半球のダイオウホオズキイカのほうが大きさだけなら上回るとされますが、それでも神秘の巨大生物なのは間違いないです。日本では、小笠原の海や日本海の方でも捕獲されているのですが、だからといって短絡的に天変地異と結びつけるのはいかがなものか。

【ダイオウイカ、次々浮上の怪 地球温暖化と関連?大地震予兆か】ZAKZAK

 巨大深海生物が次々と姿を現している。今年に入って生きたままのダイオウイカが定置網に引っかかるなど相次いで水揚げされ、海洋学者ら関係者を興奮させた。だが、めったにないことだけに不安にもかられる。天変地異、特に地震との関係だ。海の底でとんでもない地殻変動でも起きているのか。
(中略)
 本紙で『警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識』(木曜)を連載する武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏は「もともとダイオウイカは、南海の深海に生息している。日本海まで漂着するというのは異例のこと。海流の流れが変わっているのではないか」とし、こう指摘する。

 「実際、そうした学説が発表されており、地球温暖化との関連を問う声も上がっている。地震を引き起こす地殻変動との関連ははっきりしないが、地球全体に何らかの環境変化が起きている可能性がある。深海での異常が大地震への予兆であるかどうかは不明だが、警戒は怠れない」
 例えば、2010年02月21日のエントリー【天変地異の予兆か?】でリュウグウノツカイが上がった記事を書いていますが、東日本大震災より1年以上前の話。で、2013年02月09日のエントリー【島根沖で地震魚を連続捕獲】というネタを書いていますが、こちらはサケガシラが次々に上がっているという話題。あれから大きな地震が起きたわけでもないですし。まぁ、震度4クラスの地震はけっこうありますし、海底火山の噴火で新島ができたりと、それなりに天変地異は起きていますが。

けっきょく、この手の事例はけっこうあるけれど、実際に地震が起きた時に「そういえばその前兆として……」と、記憶に残りやすいのでしょう。もちろん、深海の生物が浮上するのには、何らかの変化があった可能性は否定しません。が、ダイオウイカって元々かなり数が多いと推定されます。そもそも、ダイオウイカの天敵であるマッコウクジラは、北太平洋だけでも47万頭以上がいると推定され、全世界で90〜97万頭ほどいると推定されます。生息数はけっこう多いと推定されます。

もちろん、深海にはマッコウクジラの餌となる多数多用なイカの仲間がいますが、ダイオウイカは1ミリしかない卵から全長14メートルを超える巨体にまで成長しますから。ダイオウイカに関しては、まだまだ研究途上の部分は多いのですが、けっこう短期間で巨大に成長するようですし、それなりに数はいるでしょう。災害は用心するに越したことはないですが、ダイオウイカと地震や海底火山などの研究が未だロクにない段階で、いたずらに恐怖を煽るのはよくないですね。
  • 2014.01.22 Wednesday
  • 17:00

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