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思想評論の・ような物

偏差値追放宗教の終焉

 バカバカしい話ですが、被害者は常に生徒達という点を、埼玉県教委は重く受け止めて欲しいですね。偏差値はただの指標でしかなんですから、そこで「キミは成績いいから医学部も狙える」なんてバカタレな進路指導をしてしまう教師が問題なだけですから。自分の場合は、従兄弟がわりと進路の手本になるケースでしたし、中学時代は田舎で高校の選択肢が少なかった(地元の市内には私立高校は一校しかなかった)せいもあって、教師に何か相談しようとは思っていませんでしたけどね。そもそも、偏差値って偏りを勘案してはじき出されるので、非常に公平な数値ですしね。

【<偏差値>埼玉県で「復活」 「進路指導でデータ必要」】毎日新聞

 埼玉県の公立中学校で昨年度、校長会などによる公的テストを実施した学校が9割に上ったことが、県教委のまとめで分かった。テストは市単位や複数の自治体にまたがり行われ、偏差値や志望校ごとの順位を出す地域もある。90年代の業者テスト追放に合わせて学校現場から消えたはずの偏差値だが、進学指導を学習塾に頼る傾向が強まったことから「復活」した。【鷲頭彰子】
(中略)
 県教委は92年秋「偏差値にとらわれない進路指導を」と、中学校で行っていた業者テストの偏差値を高校側に提示しない方針を全国に先駆けて打ち出した。翌年2月、旧文部省は業者テスト追放の通達を出した。

 公的テストは業者テスト追放以前から行われていたが、県教委は「第2の偏差値を生み出す危険性がある」として公的テストについても自粛するよう各市町村教委に求めていた。しかし、かえって偏差値を基に進路指導をする学習塾に生徒や親が頼る傾向が強まったという。このため県教委は06年11月「進路相談に活用できる資料が十分でなく、中学校に対する生徒・保護者の信頼感が損なわれる懸念がある」と、公的テスト容認に方針転換した。実施校は年々増え、09年度はほぼ県内全域での実施となった。
 現実に問題なのは、偏差値というただの数字ではなく、いい成績さえ残したら学歴によって一生安泰の人生が送れるという幻想の方なんですよね。自分はこういうのを促成栽培信仰と勝手に読んでいます。例えばスポーツの世界では、ガキのうちから英才教育をして促成栽培したがりますね。もちろん、そういう英才教育が必要な分野ってのはありますよ。サッカーとか、本当に才能ある選手なら10代で出てきますし、むしろ大学進学は無駄だと言い切る人もいます。分野は違いますがクラシック音楽とかはそうです。でも、例えば野球。

日本の野球は、小学校レベル・中学校レベルだと世界トップクラスですが、プロになると途端にダメになるわけで。アメリカとの人口差と環境の違い、競技人口差はあるにしても。WBCでの連覇は短期決戦ですからね。けっきょく、池田高校方式の促成栽培で、甲子園大会では勝ててもプロでは通用しない、安易な筋トレと金属バット野球が横行したわけです。自分はコレでもウェイト・トレにはそれなりの知識を持っていますから、なおさらパワーアップを図るべきではない高校時代に、そういう促成栽培野球を展開した蔦監督の罪は大きいと思います。


 でも、それは日本人全体の傾向で、とにかく先んじていいポジションをを占めて、安心したい病という側面がありますね。なので、就職活動はどんどん早くなってしまい、1年生時からOB訪問とかやる人間が当たり前になる。それはかつて青田買いが問題視された状況がありあmしたが、企業の側も早めに優秀な学生を確保したいという意識が強すぎるわけで。プロ野球のドラフトでも、そうやって密約で青田買いした選手が大学四年で故障して、プロに入ったら全然ダメという事例は、腐るほどありますね(密約を認めるかどうかは別として)。

いい加減、大企業も安定しない時代ですから、公務員にでもなるならともかく、ちゃんと専門技能を目指したほうがいいと思うんですけどね。自分の部活の同期などは、会計士を目指して大学時代から動いてましたが、そういう資格関係で目標を定めて動いたほうが、とにかく安定したところならどこでもいいです式のアホタレよりも、人事採用者は採用しやすいんですけどね。とある大手企業の人事部で働いていた後輩とかと、そこら辺の部分をよく話すんですが、面接の攻略マニュアルを読んで突破できると思ってる時点で、アウトなんですけどね。
  • 2010.12.26 Sunday
  • 17:00

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  • 2020.01.22 Wednesday
  • 17:00
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