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映画・書評・音楽

映画:食堂かたつむり

 今年19本目の映画(洋画8本・邦画6本・アジア映画1本・洋画アニメ0本・邦画アニメ3本・特撮ヒーロー物1本)です。最近は、柴咲コウが絡む映画って警戒するようになってしまいました。いやだって、『世界の中心で、愛をさけぶ』という凡作がヒットしてしまって以降、『県庁の星』に『日本沈没』『どろろ』『少林少女』と、ひどい作品に出演しまくっていますからね。『舞妓Haaaan!!!』『容疑者Xの献身』とかは個人的に好きですが、「セカチューの柴咲が出演してますから!」とか言って出資者を説得しているであろう、安易な作品に出すぎですね。

『食堂かたつむり』

●小川糸のベストセラーを柴咲コウ主演で映画化。心因性失声性になった主人公が、愛情を込めた料理で幸せを呼び込む姿を描く。料理を作るシーンもすべて吹き替えなしで撮影。

※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
 MovieWalkerのレビューなどを観ますと、原作ファンから怨嗟の声が上がっていますが、自分は原作を読んでいません。なので、パッと見は中島哲也監督もどきの映像と、ナレーションと切り絵的ダイジェストで設定説明するところが『曲がれ!スプーン』同様の駄作感が満載で、ゲンナリです。そこをダイジェストで説明した分、もっと別の部分をキッチリ描くのかと思ったら、飼い豚を屠殺するシーンはアッサリと済まして、話がいったん閉じてからの余韻部分がズルズルと長くて、キツイです。リュック・ベッソンも真っ青の長っ尻。

それ以前に、空を飛ぶシーンってアニメだとかっこよくて幻想的でも、実写だとすごく陳腐ですね。あんな表現やるぐらいなら、あそこはもっと子供っぽく、それこそ切り絵的に表現しても良いんじゃないかと思ったりします。脇を固めるキャストは良いんですよ。特に江波杏子は素晴らしかったんですが、これもなぁんか出資者説得するときに「脇役は実力派で固めてますから!」的な、これまた安易なプレゼンをしていそうですね。柴咲コウと長澤まさみは、電通的な映画作りの具にされている感じですかね。柴咲コウが最後まで、失恋のショックで失語症になる繊細な女性に見えないって点で、本作は企画自体が間違っていると思います。


『コミック大河』
1月25日創刊号発売!!

巻頭カラーの『龍馬と弥太郎』の原作を執筆しています(深町麗市名義)。作画はコミック乱やコミックバンチなどで活躍されている近藤崇先生が担当されています。個人的には前々からやりたかったテーマですので、いつも以上に気合い入れて書きました。
 他には江川達也先生『戦争と平和 〜石原寛二と宮沢賢治〜』やみなもと太郎先生『風雲戦国伝』、宮部みゆき『ぼんくら』・北方謙三『楊家将』・津本陽『雜賀六字の城』と、原作作品も充実していますので、興味がある方は是非ご購入くださいませm(__)m 
  • 2010.02.21 Sunday
  • 20:00

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  • 2019.05.26 Sunday
  • 20:00
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