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自然科学・蘊蓄

吉野彰氏にノーベル化学賞

 ノーベル賞脳科学分野は基本的に、原理の発見を重視する傾向があるので、発明系は受賞しづらいと言う部分がありました。しかし応用化学の分野でも優れた業績は評価されるようになりつつあります。青色発光ダイオードなどもその一つ。今回の吉野博士に関しては、日経新聞なども事前に受賞の可能性が高いと指摘していましたが、その通りになりましたね。リチウムイオンバッテリーは現代社会において、もうなくてはならない存在になっていますから、今回の評価は当然と言えば当然ですね。人類に間違いなく貢献していますから。

【吉野彰氏にノーベル化学賞 リチウムイオン電池を発明】 

 スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池を発明した旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3氏に授与すると発表した。小型で高性能の充電池として携帯型の電子機器を急速に普及させ、IT(情報技術)社会の発展に大きく貢献した功績が評価された。

 他の受賞者は米テキサス大教授のジョン・グッドイナフ氏(97)、米ニューヨーク州立大ビンガムトン校特別栄誉教授のスタンリー・ウィッティンガム氏(77)。

 日本のノーベル賞受賞は2年連続で、17年に文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏を除き計27人となった。化学賞は10年の2氏に続き計8人。 

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  • 2019.10.09 Wednesday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

ノーベル症の季節

 ああ、今年もそんな季節が来ましたね……。日本では、80年代の頃のような大騒ぎは、すっかりなくなりました。2000年代以降は、普通にノーベル賞の物理・化学・医学生理学賞の各科学分野を獲得するようになりましたし、平和賞は佐藤栄作元総理が受賞したせいか、マスコミはもともと冷淡ですし。むしろ、ここ何年かは、村上春樹氏のノーベル文学賞のほうで、ファンが騒いでいる印象です。個人的には、日本は文学の國でもありますから、自分も期待しています。村上春樹氏以外の文学者に。

【韓国研究財団、ノーベル賞に近い韓国人17人を発表したけれど…】朝鮮日報日本語版 

 7日からスウェーデンで発表される予定のノーベル賞受賞者の選定を控え、韓国研究財団は6日、ノーベル賞に近い韓国人科学者17人を発表した。しかし、最近海外の学術情報分析業者が発表した「2019年ノーベル賞受賞候補者」19人に韓国人は1人も含まれていない。韓国科学界でも「今年の韓国人による受賞は難しいのではないか」との意見が大勢だ。 
  • 2019.10.08 Tuesday
  • 22:00

自然科学・蘊蓄

商業捕鯨母船・日新丸が下関に帰港

 下関はかつて、捕鯨の基地として賑わった土地。大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)がフランチャイズにした理由です。ですが、かつての商業捕鯨のような状況はも望むべくもなく、また望むべきでもないと思います。そこらのスーパーで気軽に買えるようになる状況なんて、かえってダメ。尾の身など高級な部首はクロマグロの大トロのように高級店にしっかり流し、畝のクジラベーコンなどはある程度の流通が期待できますが。重要なのは、少量でも安定した流通が確保できること。国際的批判を浴びない、コントロールされた捕鯨とすること。

【商業捕鯨母船「日新丸」が下関に帰港 ニタリクジラなど223頭捕獲】毎日新聞 

 31年ぶりに再開した商業捕鯨のうち、山口県下関市の下関港から出航していた船団の母船「日新丸」が4日、同港に帰港し、今年の捕鯨を終えた。ニタリクジラ187頭、ミンククジラ11頭、イワシクジラ25頭の計223頭を捕獲。無事帰った乗組員を地元関係者らが出迎えた。

 「日新丸」を母船とする3隻の船団は7月1日に下関港を出港。愛知県南方海域から操業開始し、徐々に北上。7月30日に仙台に寄港後、三陸沖や釧路沖で捕獲した。下関港には肉などの製品約1060トンが水揚げされた。他2隻は4日までにそれぞれ東京、下関に帰港した。 

  • 2019.10.05 Saturday
  • 22:00

自然科学・蘊蓄

水耕栽培と魚養殖の両立工場

 コレは面白い試みですね。サーバなどの廃熱を利用して、温水を作り出してチョウザメなどを飼育、そこで出てきた排泄物は野菜プラントの肥料に。先端のハイテク産業と第一次産業の融合。この部分が進むと、農業を大手IT企業が支える構図が生まれそう。結果的に、農地解放で集約的な農業から、サンチャン農業になってしまった日本の農業が、新しい形を迎えられるかもしれませんね。農業の未来に対する、悲観的な予想が多いですが、成長産業だという声もあるわけで、それはこういう事例からも、充分にありそう。

【新潟発 水耕栽培と魚養殖の両立工場 プラントフォーム】日経新聞 

野菜と魚を同時に育てる新農法「アクアポニックス」。従来よりも大幅な省力化が期待されるこの技術を生かした植物工場が新潟県長岡市に誕生した。運営するスタートアップ企業のプラントフォーム(長岡市)は栽培・養殖した野菜や魚を直接販売するほか、技術やノウハウを売り込む。環境負荷の軽減と収益性の両立をアピールし、国内での普及を目指す。 8月下旬に完成した工場はJR長岡駅から車で15分の住宅街付近にある。広さ… [有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。 

  • 2019.10.05 Saturday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

次世代原子炉で遅れる日本

 第4世代原子炉はいくつか研究されており、超高温原子炉や超臨界圧軽水冷却炉、溶融塩原子炉、ガス冷却高速炉、ナトリウム冷却高速炉などが、。世界各国で研究されています。超高温原子炉は、開発がかなり進んでおり現在では実証炉の段階に至っています。一次冷却材に安定性の高いヘリウムを使用するため、現代の水を使った原子力が、暴走した時に水が分解されて水素が発生し水蒸気爆発を起こすのに比較して、安全性が非常に高いと言われます。しかし日本は中国や、諸外国より研究が遅れています。

【高温ガス炉設計、ポーランドと協力 原子力機構】日経新聞 

日本原子力研究開発機構は20日、安全性が高い次世代の原子炉とされる「高温ガス炉」の設計などでポーランド国立原子力研究センターと協力を始めると発表した。ポーランドが建設する予定の研究炉や商用炉で日本発の技術の採用を目指す。

原子力機構と同センターは、高温ガス炉の設計や燃料開発、安全評価、人材育成の分野で協力する。 

  • 2019.09.23 Monday
  • 20:00

自然科学・蘊蓄

コモドドラゴンの隠し鎧

 コモドオオトカゲ……ではなく、コモドドラゴンと呼びたいワタシ。その巨大さだけでなく、いろんな意味で規格外の部分を持つ、特別な存在ゆえに。なにしろ、コレだけ大型なのに毒を持ち、オスがいなければ単性生殖……雌だけで卵を産んで子孫を増やせ、血液が酸素を取り込む能力が哺乳類並みに高く、走り出すと子ヤギに追いつくぐらい速いという、まさに不思議な生物。加えて、皮膚の下に鎧と呼べるような層を持っているという、なぜこんな特殊な進化をしたのか、まさに謎の生物です。

【コモドドラゴンの体内に「鎧(よろい)」があることが発見される】Newsweek 

<コモドドラゴンには、鼻から尾にかけて、鱗に覆われた皮膚の下に小さな骨からできた鎧のような「皮骨」が存在することが米テキサス大学などの調査で明らかとなった......>
インドネシアのコモド島と周辺の島々に生息するコモドドラゴン(コモドオオトカゲ)は、頑強な大型の爬虫類で、素早く動き、口中の毒を使ってシカや水牛などの大型哺乳動物をも捕食することで知られる。

そして今回、コモドドラゴンには、鼻から尾にかけて、鱗に覆われた皮膚の下に小さな骨からできた鎧のような「皮骨」が存在することが米テキサス大学などの調査で明らかとなった。 

  • 2019.09.21 Saturday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

画期的な人工血液の動物実験成功

 まだ動物実験段階ですが、それでも副作用が観察されないというのは大きいですね。しかも、血液型に関係なく輸血でき、常温で一年以上保存できるというのは大きいです。日本では売血が禁止されて以降、輸血用血液の確保はずっと悩まされ続けてきた問題でしたから。しかしこの技術が人間にも応用可能だとなれば、全国の救急車にはこの人工血液が常備されることになるでしょう。緊急輸血で救われる命はぐっと増えるでしょうし、日本のみならず、世界の医療に貢献する技術ではないでしょうか?

【人工血液、動物実験に成功 1年以上の常温保存も可能】朝日新聞 

 防衛医大などは大量出血した負傷者を救命する人工血液を開発した。ウサギの実験で成功した。人工血液を素早く輸血できれば、大けがによる死者を減らせるという。論文を米輸血学誌に発表した。
(中略)
チームが開発した血液は、人工の血小板と赤血球からなる。それぞれリポソームという細胞膜成分で作った微小な袋に、止血成分と酸素を運ぶ成分を詰めた。重篤な出血状態のウサギで試したところ、10羽中6羽が助かり、本物の血液を輸血した場合と同程度だったという。血液が固まるなどの副作用もなかった。

 常温で1年以上保存でき、血液型を問わない。このため、実用化されれば、病院に着く前に事故現場で輸血でき、救命率が上がる。研究チームの木下学・防衛医大准教授は「離島など十分に血液を準備できない地域もある。人工血液でこれまで救えなかった命を救える」と話している。 

  • 2019.09.11 Wednesday
  • 20:00

自然科学・蘊蓄

ネッシーの正体は巨大ウナギ?

 鹿児島県の池田湖にも、イッシーという謎の巨大生物がいますが。こちらもオオウナギが正体と言われます。この場合のオオウナギとは大きなニホンウナギではなく、別種の鰻です。体長は最大で2mほどにもなり、主に暖かい地域でよく見られます。で、イッシーはカルデラ湖である池田湖の湖底から、熱水が噴出しており、これで受精卵が三倍体になり、体長が倍以上になったという説があります。奄美地方にも、体長が7mもある巨大鰻ウナカンヌシの伝承がありますから、あり得る話です。

【ネッシー、存在せず=正体は巨大うなぎか−科学者チーム】時事通信社 

 【ロンドン時事】「ネッシー」は存在しなかった−。英北部スコットランドのネス湖で目撃情報が相次ぎ、20世紀最大の謎の一つとなった「未確認生物(通称ネッシー)」をめぐり、国際的な科学者チームは5日、「正体はおそらく巨大なうなぎだ」と発表した。未知の生物の存在を示す科学的な証拠は「全く見つからなかった」という。
(中略)
 ゲメル教授は5日の記者会見で「大量のうなぎのDNAを発見した」と説明。「うなぎが通常よりも極端に大きく成長する可能性もある」と指摘した。ただ、教授は「よく分からない点も多くある」とも述べ、さらなる解明の必要性を訴えた。 

  • 2019.09.07 Saturday
  • 19:00

自然科学・蘊蓄

むかわ竜の学名はカムイサウルス・ジャポニクス

 自分が小学生ぐらいの頃は、日本にはフタバスズキリュウのような海棲爬虫類はいても、恐竜はいないと言われていました。かつて日本領であった樺太から出土した例はありましたが、日本の本土からは無理だろうと言われていました。それが今はこれほど全身骨格が揃った化石が出土するとは、感無量とはこのことですね。しかも名前がアイヌの神話にちなんだ、頭を冠する名前というのもいいですね。しかもイキナリ新種として登録されたというのも驚きです。それだけ詳細な研究ができるほどの、保存状態だったわけですが。

【むかわ竜、頭にトサカあった? 学名はカムイサウルスに】朝日新聞 

 北海道むかわ町で見つかった「むかわ竜」は新属新種の恐竜で、学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」とする北海道大などの研究グループの論文が6日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツで公開される。頭部にトサカがあった可能性など、新たな研究成果も盛り込まれている。

 グループの小林快次・北大総合博物館教授によると、学名には、アイヌ語で神を意味する「カムイ」を用い、全体で「日本の竜の神」という意味が込められている。発見、発掘したグループが学名を付けることが多く、論文掲載でこの名前が定着するとみられる。 

  • 2019.09.06 Friday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

iPS細胞の角膜移植成功

 これは嬉しいニュースですね。iPS細胞の可能性は無限ですが、それは裏を返せばまだまだ実用化された成果は少ないということ。でも、角膜など眼科方面では、ついに実用化の目処が立ったということ。これまで、角膜は移植頼りでしたが、iPS細胞によって自分の細胞から作れれば、一気に移植医療から脱却できます。ただ、まだ克服できていない癌化の部分で、今のところは大丈夫という報告。例え癌化しても、一時的に視力が回復できるだけでも、大きいです。今後の臨床例増加に期待です。
【iPS移植 角膜移植患者の会「本当に朗報」】産経新聞   iPS細胞を使った目の角膜移植手術のニュースに、全国に260人ほどの会員がいる「角膜移植患者の会」の役員の女性(58)は「患者にとっては本当に朗報」と喜びと希望の言葉を語った。  これまでの角膜移植で課題とされてきたのが「拒絶反応」だが、今回のiPS細胞を使った角膜手術では、拒絶反応は起きていないという。役員女性は「移植患者が一番おびえているのは拒絶反応。不安感を持たなくなるのは精神的に楽」と話す。  
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  • 2019.08.30 Friday
  • 22:00