★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
今世紀最大の噴火
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     日本の歴史上、最大級の爆発を起こしたのが、鬼界カルデラなんですが。こちらは7300年ほど前に大爆発し、膨大な量の火山灰を日本全国に撒き散らし、火砕流によって屋久島の縄文杉にも爪痕を残しています(縄文杉はこの時に焼けて倒壊し、そこからヒコバエのように現在の縄文杉が育ったという説があります)。この鬼界カルデラ水深が400メートルから500メートルですから、爆発前には陸上に噴火口があったのでしょう。海底深くで爆発した火山は、せいぜい軽石や硫黄成分を海面に浮上させて終わり、と。

    【今世紀最大の噴火は海底でひそかに終わっていた…】ギズモード・ジャパン

    地球に残された最後のフロンティア、深海。

    じつは、今世紀最大の噴火は深海で起きていたんです。当時はだれも気づいていなかったんですけどね…。

    はなしは2012年にさかのぼります。衛星画像により、ニュージーランド沖に浮かぶふしぎな岩が発見されました。それは日に日に大きさを増し、最終的に400平方キロメートルという東京ドーム3つぶんぐらいの巨大なかたまりに成長。その正体は海底火山Havre(ハブアー)から排出された軽石流堆積物でした。

    さっそくタスマニア大学のRebecca Carey氏率いる研究者チームが調査に乗り出し、無人潜水機「Sentry」と遠隔操作探査機「Jason」を送りこみました。軽石流堆積物の量からしてかなり大規模な噴火が起きているとはずだ、と期待されたんですが、実際のHavreの様子はその期待を完全に裏切るものだったそうです。 
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    【2018.01.20 Saturday 20:00】 author : 土岐正造
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    七色羽毛の恐竜発見
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       七色というと、『七色仮面』や『七色インコ』ってタイトルを思い出す昭和の人間です。すでに、茶色の縞模様があったらしい羽毛恐竜も見つかっていますが、ここまでカラフルな恐竜は珍しいですね。色素はなかなか化石に残りにくいですから。しかし、こうなるとロバート・バッカー博士が提唱した、鳥類と恐竜をひとつの綱 にまとめる恐竜綱の分類も、あり得そうですね。羽毛恐竜の化石が近年、中国で大量に見つかったために鳥類と恐竜類を分けるモノが、ほぼなくなっていますから。両者は同じ仲間と。

      【中国で発見! 首元が鮮やかなレインボーの恐竜】ギズモード・ジャパン

      生きてるところが見たかった!

      2014年、中国で約1億6100万年前のジュラ紀後期の地層から新種の恐竜が発見されました。「Caihong juji」と名付けられたこの恐竜、何がすごいって首回りの羽根が七色だったのです。ほぼ完璧な状態で見つかったCaihong juji。中国語で「大きなトサカのある虹色」を意味します。発見したのはなんと農家の人!

      2014年に見つかってから、テキサス大学と瀋陽師範大学の研究チームはこれまで分析を続けてきました。その結果がNature Communicationsで発表されています。チームリーダーDongyu Hu氏は、この恐竜が古代と現代のミックスのような面白いものだと語っています。 鳥のようにも見えますが、中空骨と三つ指という特徴から獣脚類に属しているそうです。研究チームがイオン顕微鏡を使いCaihong jujiの羽根を調査したところ、首回りの羽根から多く色素を持ったメラノソームの痕跡を発見。このメラノソームを詳しく分析すると、なんとハチドリが持つ虹色の模様とマッチすることがわかったそうです。おそらくこれは異性を惹きつけるためのものだったと研究者は話しています。 
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      【2018.01.19 Friday 18:00】 author : 土岐正造
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      常温核融合か核種変換か?
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         常温核融合は、正統科学からは疑似科学扱いされたり、何らかの化学反応は起きている可能性が指摘されたりで、揺れていますね。科学の、しかも世界レベルの学者が議論して、決着が付いていないことを、自分が判断はできませんが、野次馬的に面白いです。Wikipediaの常温核融合の説明を読むだけでも、興味深いですね。最近話題にならないなぁと思ったら、なんとアイザック・ニュートンの夢でもあった錬金術にも通じる、核種変換につながるかもしれないという、なんとも大きな話になっているようで。ビックリしました。

        【常温核融合 「ニセ」覆せ】日経新聞

         室温で水素原子が核融合反応を起こしてエネルギーを生み出す「常温核融合」。この現象を初めて観測したという1989年の発表で世界の研究者の参入が相次いだが、実験結果は再現されずにブームは急速にしぼんだ。それから約30年。地道に研究を続けてきた日本の研究グループを中心に核反応によるとみられる過剰熱の発生が恒常的に確認され、未知の反応の正体を探る手がかりも得られつつある。 
        【2018.01.17 Wednesday 18:30】 author : 土岐正造
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        ウナギ危機
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           ウナギが危機的状況にあるのに、マスコミも経済界も、規制について本気で報じていません。それどころか、去年の土用丑の日には、消費を煽るような記事。土用丑の日というのは、ウナギの味が落ちて売り上げが落ちる夏場に、うの付く食べ物を食べれば良いという言い伝えに、ウナギをのっけた戦略で、かの平賀源内の発案とも言われます。そんなモノに乗せられて、不味い時期に巨大な需要が生まれるのですから、馬鹿馬鹿しい話です。この記事も、食卓から縁遠くなると、消費の話をやる始末。違うでしょ。

          【ウナギ、大不漁の恐れ 稚魚の漁獲量、前期の1%に低迷】時事通信社

           絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷していることが13日、複数の関係者の話で分かった。

           漁は4月ごろまで続くが、このまま推移すれば過去最低の漁獲量となりかねない。品薄で今夏のウナギがさらに値上がりするのは必至で、かば焼きは食卓からますます縁遠くなる。資源保護のため来年のワシントン条約締約国会議で国際取引の規制対象とするよう求める声も高まりそうだ。 
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          【2018.01.14 Sunday 18:00】 author : 土岐正造
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          水陸両生恐竜ハルシュカラプトル
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              鳥は恐竜と恐竜学者が言い、恐竜は鳥と鳥類学者は言うのですが。実際は、恐竜の中でも鎖骨がある古いタイプの恐竜の一部が鳥に進化したので、鳥は恐竜(の一部)とは言えても、恐竜は鳥とは言えませんけどね。コウモリは哺乳類とは言えても、哺乳類はコウモリとは言えないのと同じ。それはともかく。水陸両用タイプの恐竜です。もっとも、そういうタイプはかの最大の肉食恐竜とされるスピノサウルスも、そうなんですけれどね。ワニによく似た長い吻を持つスピノサウルスは、魚を食べる恐竜で、水中と陸上で活動したようです。

            【見た目はアヒル、本当は肉食。新種の水陸両生恐竜「ハルシュカラプトル」】ギズモード・ジャパン

            すごい変わり種恐竜、出てきましたよ!

            ここ最近、変わった新種恐竜の発見が続いていますが、今回見つかった新種の恐竜はかなりヘンテコです。7500万年前の白亜紀のモンゴルに生息していたと考えられているこの恐竜、ハルシュカラプトル・エスクイリエイ(Halszkaraptor escuilliei)と名づけられました。

            ハルシュカラプトルは、なんかちょっと変ですがアヒルのような姿で、アヒルのように歩き…もろアヒルなんですが、肉食恐竜で獣脚類に分類されます。水中でも生活していたことが推測できる容姿のハルシュカラプトルですが、これまでにない水陸両生タイプの獣脚類恐竜だったということがわかっています。 
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            【2018.01.04 Thursday 19:00】 author : 土岐正造
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            生命35億年
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               太陽系が形成されたのが約46億年前とされます。月の誕生が45億5000万年前で、最古の岩石が形成されたのが約44億年前。ここから生命が形成されるまで10億年近くかかっているのですから、奇跡的なことなんでしょうね。でも、原初の段階で以外似たような生命があったようで。イメージとして、生命は原始的なものからじょじょに複雑で高度なものに変わっていった思っています。それ自体は間違いではないのですが、ある時期にカンブリア爆発のように多様性が生まれ、淘汰されながら進化していくようで。

              【世界最古、「35億年前には地球に生命が存在した」ことを示す微生物の化石が報告される】GIGAZINE

              西オーストラリアで発見されていた微生物の化石と思われる物体が「有機体を含んでいる」という証拠が示されました。研究者らは、この発見が「地球の歴史上、当時、多様な有機体が存在したことを示す初めてのデータ」だと主張しています。

              SIMS analyses of the oldest known assemblage of microfossils document their taxon-correlated carbon isotope compositions
              http://www.pnas.org/content/early/2017/12/12/1718063115.abstract

              Oldest fossils ever found show life on Earth began before 3.5 billion years ago
              https://news.wisc.edu/oldest-fossils-found-show-life-began-before-3-5-billion-years-ago/

              Ancient fossil microorganisms indicate that life in the universe is common | UCLA
              http://newsroom.ucla.edu/releases/ancient-fossil-microorganisms-indicate-that-life-in-the-universe-is-common

              Ancient Microfossils Are 3.5 Billion Years Old, Scientists Say
              https://www.livescience.com/61232-oldest-known-fossils.html

              Quest to Find the World’s Oldest Fossils Intensifies With New Result
              https://gizmodo.com/quest-to-find-the-world-s-oldest-fossils-intensifies-wi-1821393628

              肉眼では同定できない微化石はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で古生物学を研究するJ. William Schopf教授とウィスコンシン大学マディソン校で地球科学を研究するJohn W. Valley教授らが率いる研究で発見されたもの。化石がオーストラリア西部で初めて発掘されたのは1982年、Scienceに論文が発表されたのは1993年のことですが、他の科学者からは「化石であると断定することはできず、奇妙な形の鉱物のように思える」と反論されていました。微化石は10マイクロメートルという極小サイズで、人間の髪の毛の8分の1の細さで、微化石であるか断定することが困難でした。 
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              【2017.12.21 Thursday 20:00】 author : 土岐正造
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              最古の脊椎動物
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                 貝とか軟体動物で、数百年生きるものはいて、507歳なんて鑑定結果が出たものもいました。ムカシトカゲとか亀とか爬虫類では、200歳ぐらいになるものもいます。ダーウィンにあったガラパゴスゾウガメのハリエットとかいましたね。が、サメで500歳以上はすごいですね。さすが、約4億年前の古生代デヴォン紀に出現した当初から、完成された形態と機能を持ち、恐竜の時代にも海の王者であった生物だけあります(もっとも13メートルあったメガロドンでも現代のシャチには勝てないでしょう)。

                【2016年に発見されていた「最古の脊椎動物」とされるサメの年齢が500歳以上である可能性が浮上】GIGAZINE

                グリーランド沖で発見されていた「地球上で最古の脊椎動物」と推測されるサメの年齢を研究者が詳細に調査したところ、なんと500歳以上である可能性がわかりました。

                Eye lens radiocarbon reveals centuries of longevity in the Greenland shark (Somniosus microcephalus) | Science
                http://science.sciencemag.org/content/353/6300/702

                512-Year-Old Shark, Believed To Be Oldest Living Vertebrate, Found In North Atlantic
                http://www.ibtimes.com/512-year-old-shark-believed-be-oldest-living-vertebrate-found-north-atlantic-2628368

                2016年にコペンハーゲン大学の海洋生物学者ユリウス・ニールセン博士たちの研究チームが、グリーランド沖で体長502センチメートルのニシオンデンザメを発見しました。このサメは1年に1センチメートルというペースでゆっくりと成長することが知られているため、400年近く生きている地球最古の脊椎動物であるとして科学誌Scienceに論文を発表していました。 
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                【2017.12.18 Monday 20:00】 author : 土岐正造
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                恐竜の血を吸ったダニ発見?
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                   おおお……『ジュラシック・パーク』で描かれたフィクションが、現実になるのか? だとすると、ワクワクものですが。恐竜に羽毛がある種が、かなり早くから出現したことがわかった現代でなければ、琥珀の中に閉じ込められたDNAがけっこう保存されていることがわかった現代でなければ、この発見も忘れ去られるか注目もされなかったでしょう。最近は、白亜紀前期の鳥類の雛が琥珀に閉じ込められた例も見つかっていますし、小型恐竜が丸こと琥珀に閉じ込められた例が出てきたりして。

                  【恐竜襲ったダニ、発見 血吸ってふくれたまま琥珀の中に】朝日新聞

                   恐竜もダニにかまれていた――ミャンマー産の約1億年前の琥珀(こはく)から、恐竜に寄生したダニを英国などの研究チームが初めて見つけた。新種として吸血鬼「ドラキュラ」にちなみ「デイノクロトン・ドラクリ」と名付けた。12日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズで発表した。

                   琥珀は粘り気がある松ヤニなどが固まったもので、タイムカプセルのように古代の生き物を封じこめることがある。チームは今回、恐竜がいた白亜紀の約9900万年前の地層から出た琥珀に、体長約4〜1ミリのダニが複数入っていたのを見つけた。

                   このうち、マダニの仲間1匹は羽毛をつかんでいた。毛の特徴から、2本脚で歩く鳥に似た「羽毛恐竜」のものと判断。また別の琥珀にいたダニは新種で血を吸ってふくれていた。このダニと一緒に、恐竜の羽毛を食べたと考えられる昆虫の一部も見つかり、恐竜の血と推定。「ドラキュラの恐ろしいダニ」という意味の学名をつけた。 
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                  【2017.12.14 Thursday 20:00】 author : 土岐正造
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                  水素発電の可能性
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                     水素も色々と問題を抱えています。研究は進んでいますが大量備蓄が難しいですし、天然ガスから水蒸気改質で取り出すなら直接火力発電にしたほうが良いでしょうし。石炭から取り出すなら、技術的な問題もハードルも多いでしょう。しかし少なくとも、再生可能エネルギーへの盲信よりも、マシでしょう。風力や太陽光発電は安定しておらず、地熱や波力、潮力はロケーションが限られていますし。真面目に計算すると、原発が一番安全でエコロジカルという結論になってしまうのですが、反原発の狂信者には通じないでしょう。


                    【水素燃料で原発1基分の発電目指す 政府が基本戦略案】NHKニュース

                    環境に優しいとされる、水素エネルギーを本格的に活用する「水素社会」の実現に向けて、政府は、2030年ごろに水素を燃料とする発電を商用化し原子力発電所1基分に相当する100万キロワット規模の発電を目指すとした基本戦略の案をまとめました。
                    政府は、世界に先駆けて「水素社会」を実現するため、ことし4月に関係閣僚による会議を開くなど、基本戦略の策定に向けた検討を進めてきました。

                    その結果、このほどまとまった基本戦略の案によりますと、水素エネルギーの普及には調達と供給のコストを下げることが不可欠だとして、水素を取り出す石炭などの海外資源の確保や、水素の効率的な輸送を可能にする技術など、国際的な調達網の構築を進めていくとしています。 
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                    【2017.12.11 Monday 20:00】 author : 土岐正造
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                    恐竜の時代、終わらず
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                       恐竜を滅ぼした隕石はユカタン半島沖に落下したとされ、その巨大なクレーターも確認されています。ですが、これが大西洋のど真ん中だったら、巨大津波は起きても、他のアジア地域は影響はさほどでもなかったでしょうね。もちろん、気候変動はあったでしょうけれど。そうでないと、三畳紀から1億年以上も繁栄を謳歌した恐竜の時代が、そう簡単に終わるはずもなく。逆に言えば、恐竜の時代にも何度か巨大隕石の落下はあって、たまたま6600万年前の隕石が大当たりを引いてしまった、と? こういう研究はワクワクしますね。

                      【隕石落下 数百キロずれていたら…恐竜、今も君臨?】毎日新聞

                       東北大などは9日、6600万年前に地球に落ちた巨大隕石(いんせき)の衝突地点が、実際よりもし数百キロずれていれば、恐竜は絶滅せずに現在も繁栄していた可能性があるとする分析結果を英科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した。

                       巨大隕石(直径約10キロ)は、6600万年前にメキシコ・ユカタン半島付近に衝突した。恐竜は約2億2000万年前から繁栄を誇っていたが、衝突で地中から放出されたすすや硫酸塩の粒が太陽光を遮り、地球が急激に寒冷化したことによって滅んだ。この時、恐竜とともに翼竜類やアンモナイトなど75%以上の生き物が絶滅したとされる。
                      (中略)
                       さらに、これだけのすすを放出する可能性がある地層が世界にどの程度あるか分析したところ、実際の落下地点を含めて地球の13%しかなかったことを割り出した。 
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                      【2017.11.23 Thursday 20:00】 author : 土岐正造
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