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自然科学・蘊蓄

岐阜の山中でキャビア生産

 チョウザメは名前こそサメですが、実際は姿が似ているというだけであって、軟骨魚のサメの仲間ではありません。約2億5千万年前の三畳紀には既に出現しており、いわゆる古代魚と呼ばれます。とはいえサメも、約3億7000万年前の古生代デボン紀後期にクラドセラケという種が出現していますから、もっと古い古代魚なんですけどね。それはともかく、チョウザメを別の漢字で書くと鱘魚あるいは鰉。魚の皇帝ということですから、元々は肉が美味しい巨大業として、中国では珍重されていたようです。

【山間の建設会社が「キャビア」で世界を狙うワケ 三つ星シェフが高評価するチョウザメの卵】東洋経済オンライン
 

 木曽山脈と美濃三河高原に囲まれた岐阜県中津川市の獺之沢(おそのさわ)地区にある東濃建設。バブル景気に沸く1989(平成元)年に創業し、道路工事やダム建設、下水道工事などを手がけ、最盛期には年商2億2000万円を売り上げた。ところが、2009年頃から公共事業が激減。異業種への参入を模索する中、まったく畑違いの水産業に参入した。 

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  • 2020.05.16 Saturday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

次世代アンモニア燃料船で中韓に対抗

 次世代エネルギーということで、核融合などが挙げられることは多いですが。こちらはまだまだ技術的な課題が多くて、実用化まで30年がなかなか消化できません。第4世代原子炉も有望は有望ですが、ここに来て意外なダークホースとして浮上してきているのが、アンモニア。アンモニアを燃料として使うことで、次世代のエネルギー源とする動き。アンモニア自体はありふれた物質で、燃焼による熱量は大して高くはありませんが、安価に合成する技術ができたため、がぜん有望な存在になりました。

【伊藤忠や今治造船、次世代船で中韓に対抗】日経新聞
 

伊藤忠商事や今治造船、三井E&Sホールディングス(HD)子会社など6社・団体は30日、アンモニアを燃料とする次世代船を共同開発すると正式発表した。既に開発方針を表明している中国・韓国勢を追い抜こうと、燃料供給網の整備・運営も含めて異業種で連携。日本発のデファクトスタンダード(事実上の標準)を打ち出す狙いだ。

早ければ2024年にも二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニア燃料船を商用化する今回のプロジェクト。国土交通省が認定する船舶検査組織の日本海事協会も参加し、政府の思惑が絡む「日本連合」の色合いが強い。背景には中韓勢に規模で圧倒される造船業界の焦りが垣間見える。 

  • 2020.05.03 Sunday
  • 20:00

自然科学・蘊蓄

スピノサウルスは帆のあるワニ

 スピノサウルス、映画『ジュラシックパーク』の続編で、すっかり知名度を上げましたが。ティラノサウルスよりも大きな肉食恐竜がいるということで、ある時期から一気に有名になりました。しかも、ディメトロドンのような巨大な帆が背中にある、特殊な形状をしていました。しかし、徐々に体に対してあと足が短いなどの特徴が指摘されたし、陸上と水中を行き来するタイプではないかと言われたし、だんだん水中生活だったのではないかと言われるようになり、ついにワニのような恐竜になってしまいました。

【スピノサウルスの尾の化石発見 モロッコで、泳ぎ得意か】時事通信社
 

 北アフリカ・モロッコの砂漠で大型肉食恐竜スピノサウルスの化石発掘調査を断続的に行っていた国際研究チームは、上下方向に幅広い尾の部分の化石を発見したと、29日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。陸から水中に入って泳ぐのが得意で、魚などを捕らえて食べていたと考えられるという。 

  • 2020.04.30 Thursday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

ビル・ゲイツMS会長も小型モジュール炉推し

 ビル・ゲイツMicrosoft会長は、今は資本家になって各種の投資をしています。表面上は事前事業家という形になっていますが、それは表の顔。もちろん、多額の寄付を批判してるんじゃないです。それより、ビジネスマンとして、その才覚を別の部分に向けて欲しいですからね。で、環境問題にも関心を寄せ、どこかのグレたお嬢さんと違って、キチンと有効な物に投資をされているわけで。それが第四世代原子炉。小型モジュール炉と呼ばれる、出力は今ひとつですが、そのぶんメルトダウンが起こりづらい構造で、冷却水も不要。

【ビル・ゲイツが原子力開発を進める理由】国際環境経済研究所
 

 1月下旬に、ビル・ゲイツ氏が会長を務める原子力企業、テラパワ一社の研究所を訪問し、企業を立ち上げた前社長からゲイツ氏の考え方をお聞きする機会があった。同社の目的は、廃棄物である劣化ウランを利用し発電を行う原子力設備の開発にあるが、ゲイツ氏がテラバワー社を設立した最大の動機は、世界の貧困層の人たちに競争力のある安全な電気を届けることにあった。

 気候変動問題に深い関心があるゲイツ氏は、まずCO2排出ゼロ電源による電力供給を考えた。再生可能エネルギーで100%の電力供給を行う場合には、最後の30%から40%の供給が高コストになり安価な電源になり得ない。そのため原子力の新技術による電力供給を考え、核拡散を防ぐため劣化ウランを利用し発電する技術の実用化を図った。米国にある劣化ウランだけで800年間、米国の電力需要を賄うことができる。また、電源喪失時には自然対流で炉を冷却することができる。 

  • 2020.04.08 Wednesday
  • 21:52

自然科学・蘊蓄

大村智博士開発のイベルメクチンに新型コロナウイルス抑制効果?

 2015年のノーベル医学生理学賞受賞で一気に有名になった、大村智博士によるイベルメクチンですが。本来の主目的の駆虫剤という部分以外にも、色々な薬効があるようです。しかしまさか、新型コロナウイルスに有効とは。細菌による疾病と、病原虫による疾病は、見ている部分もありますが、やはり本質的には別なものという意識があったので。もしこの研究が事実ならば、かなり有効な対症療法薬になるのではないでしょうか。何しろノーベル賞をもらうほど古くから存在する薬品で、副作用なども研究されていますから。

【<新型コロナ>「大村智氏開発薬 コロナ抑制」 イベルメクチン 豪州の大学発表】東京新聞
 

 【シドニー=共同】オーストラリアにあるモナシュ大の研究チームは六日までに、二〇一五年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智(おおむらさとし)・北里大特別栄誉教授が開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」が新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表した。

 チームは、試験管内のウイルスにイベルメクチンを投与したところ、四十八時間以内にウイルスが増殖しなくなったとしている。

 イベルメクチンは寄生虫の感染によってアフリカやアジアなどで広がる熱帯病の特効薬の一つ。大村氏が静岡県のゴルフ場で見つけた土壌の細菌が作り出す物質を基に、米製薬会社メルクと共同研究で開発した。 

  • 2020.04.07 Tuesday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

台湾が首里城復元用の檜提供へ

 ありがたい話です。日本では、法隆寺に使われていることでも知られる、1300年の風雪にも耐え、さらに数百年は持つとされる、木材として最高峰にある檜ですが、実は日本と台湾にしか自生しないんですよね。日本でも、本州の北限は福島県ぐらい。まさに、日本を代表する木材なのですが、日本では、古いものでも樹齢450年ぐらいと、枯渇が著しいんですよね。なので、昭和の法隆寺の大修理の時も、台湾産の檜がかなり使われているんですよね。でも、台湾には2000年クラスがまだあるんだそうで。

【台湾、首里城復元のヒノキ提供に前向きな姿勢】産経新聞
 

 火災で正殿などが焼失した首里城(那覇市)の復元に向け、日本政府が国産ヒノキに加えて台湾産の使用を検討していることに対し、台湾が提供に前向きな考えを示していることが27日、分かった。台湾産ヒノキは気候が近い沖縄県での使用にも適しているとされ、平成4年の前回復元時にも活用された。

 日本政府は27日、復元に関する関係閣僚会議(議長・菅義偉官房長官)で令和8年までの復元を目指す工程表を決定。台湾産ヒノキの使用を検討することや、スプリンクラーの導入や貯水槽増設による防火対策の強化などが盛り込まれた。

 台湾産ヒノキは、環境保護の観点から伐採は難しくなっているが、台湾側は伐採済みの在庫の提供を検討。関係者によると、1月に台湾を訪問した超党派議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長が「文化的国際貢献の視点」で協力を要請したところ、蔡英文総統は「在庫本数を調べている。必要な本数など具体的な要望があれば言ってほしい」と応じたという。 

  • 2020.03.28 Saturday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

センザンコウが新型コロナウィルスの宿主か

 センザンコウ。漢字で書くと穿山甲。山を穿つ甲羅。松ぼっくりのようなウロコ状の、その特殊な形態をよく表していると思います。前々から武漢で爆発的に広がった新型コロナウイルスの中間宿主(しゅくしゅ)は、コウモリかセンザンコウではないかという噂は出ていました。コウモリは、アフリカなどで感染するエボラ出血熱の中間宿主ではないかという指摘も前々からされています。なので不思議はなかったのですが。センザンコウは東南アジアからインドアフリカまで広く分布しますが、絶滅危惧種でもあります。

【絶滅危惧種のセンザンコウ、新型ウイルスに似たウイルスを保持】BBCニュース
 

密輸されたセンザンコウから、世界中で流行している新型コロナウイルスに類似したウイルスが検出された。学術誌「ネイチャー」に発表された研究で明らかになった。
センザンコウは食用や伝統的な薬の材料になるため、世界で最も密売されている哺乳類の一種として絶滅危惧種に指定されている。

研究チームは、センザンコウの取り扱いには「注意」が必要だと指摘。さらなるアウトブレイク(大流行)を防ぐため、野生動物の市場におけるセンザンコウの販売を厳しく禁止すべきだと訴えている。 

  • 2020.03.27 Friday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

中国の翼竜研究

 自分が小学生の頃は、翼竜も首長竜も同じく恐竜とみなされていました。何しろ小学6年生の冬に公開された映画『のび太の恐竜』では、フタバスズキリュウのピー助が恐竜とされてたわけですから。とはいえそれは厳密な定義であって、ジュラ紀白亜紀に地球を支配していた一軍の生物であるのは、間違いないところです。翼竜に関して言えば、自分らがガキの頃はプテラノドンとランフォリンクスぐらいしか名前が知られていませんでしたが、今は膨大な種類が発見されており、実に興味深い生物グループではあります。

【歯が消え、尾が短くなった「彼ら」の進化を証明した夭折博士の執念】現代ビジネス
 

恐竜大陸は翼竜大陸でもあった

中生代の地球の空を飛んでいたのは、鳥類のほかに「翼竜」と呼ばれる爬虫類だった。

翼竜は三畳紀に恐竜と共通の祖先から分かれたとみられる、恐竜と近縁な生物で、脊椎動物としては史上初めて空を飛んだことで知られる。彼らもまた、白亜紀末期に恐竜とともに絶滅していった。

中国における最初の翼竜の発見は1935年、山東省臨沂市蒙陰県でのことだ。もっともこの化石は、中国古生物研究の泰斗・楊鍾健(C.C.Young)博士が本当に翼竜なのか疑義を呈するほどに断片的だった(現在は翼竜の第1翼指骨〔=翼の膜の真ん中くらいを支える骨〕だっただろうと見られている)。 

  • 2020.03.21 Saturday
  • 20:00

自然科学・蘊蓄

全停電でも安全な原子炉

 SMR、小型モジュール原子炉(Small Modular Reactor)の略ですが。このブログで度々取り上げている第4世代原子炉は、高温ガス炉がこのタイプだそうで。小型なので、行き当たりの出力は現在の原子力発電所よりはるかに低いのですが、自分はこれはデメリットだとは考えていません。大規模な原子力発電所は、そこの供給が何らかの事情でストップしてしまったら、一気に大規模停電を引き起こしますから。むしろ分散させておくのがリスクマネージメント。そういう意味では、第4世代原子炉に期待です。

【全停電になっても大丈夫な原子力発電は出来ないか】アゴラ
 

映画「Fukushima 50」を観た。現場にいた人たちがフクシマ・フィフティと呼ばれて英雄視されていたことは知っていたが、どんなことをしていたのかはもちろんこの映画を観るまで知らなかった。
(中略)
もし全停電でも大丈夫な設計をしろと求められたらどうするか。実は不可能ではない。

炉心の体積より原子炉の表面積の比率を大きくすれば良いのである。そうすれば自然対流による冷却を炉心の崩壊熱より大きくすることができ、強制冷却が無くても原子炉を安全に停止させることが出来る。

今のところ、炉心が小さくないとこの考え方は実現させられない。唯一、小型炉(SMR)がその設計思想を取り入れている。全停電でも冷温停止させることが出来るのは小型炉だけなのである。大きな利点である。大型炉でも実現できると素晴らしいがまだ実現した例はない。 

  • 2020.03.18 Wednesday
  • 21:00

自然科学・蘊蓄

トレーラーで運べる原子炉を米国防総省が開発推進

 日本ではヒステリックな反原発活動が盛んですが、諸外国ではより安全な第4世代原子炉の研究が着実に進んでいます。以前もロッキードマーティン社が、小型の核融合炉を開発中というニュースが出ましたが。多分核分裂炉の間違いだったのでしょう。第4世代の原子炉は、メルトダウンや水蒸気爆発を起こさない方向での研究が進められており、その結果冷却に水を必要としません。その分出力は低くなりますが、小型化は可能で、砂漠でも利用できます。米軍がこのような特性を見逃すはずもなし。

【「トレーラーで運べる原子炉」の開発をアメリカ国防総省が進めている】GIGAZINE
 

アメリカ国防総省(ペンタゴン)が2020年3月9日に、「移動式小型原子炉」の開発を進めるべく3社の原子力エネルギー関連会社と契約を締結したと発表しました。これは、国外に展開するアメリカ軍にエネルギーを供給することを目的とした「Project Pele」の一環だとされています。

DOD Awards Contracts for Development of a Mobile Microreactor > U.S. DEPARTMENT OF DEFENSE > Release
https://www.defense.gov/Newsroom/Releases/Release/Article/2105863/dod-awards-contracts-for-development-of-a-mobile-microreactor/

Pentagon awards contracts to design mobile nuclear reactor
https://www.defensenews.com/smr/nuclear-arsenal/2020/03/09/pentagon-to-award-mobile-nuclear-reactor-contracts-this-week/

Pentagon awards contracts for development of a mobile microreactor – Defence Blog
https://defence-blog.com/army/pentagon-awards-contracts-for-development-of-a-mobile-microreactor.html 

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  • 2020.03.15 Sunday
  • 21:00