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自然科学・蘊蓄

カイコからコロナワクチン?

 新型コロナウィルスに、カイコを使ったワクチン開発の可能性。これって、スゴいことです。日本はすっかり養蚕業は斜陽産業ですが、明治日本の輸出を支えたのが、絹糸だったのは事実。養蚕自体は二千年前、弥生時代には伝わったとされますから。なので、今でも明治以降の皇后陛下が養蚕を御所で行っているほど。で、そこで蓄積されたノウハウが、インターフェロンなどのバイオ工場などでも活かされているわけで。医療技術とバイオテクノロジーは、日本の未来を支える重要な技術ですから。

【カイコからコロナワクチン? 九大が候補物質の開発成功】朝日新聞
 

 九州大学は26日、昆虫のカイコを使い、新型コロナウイルスワクチンの候補となるたんぱく質を開発することに成功したと発表した。「昆虫工場」による大量生産で、数千円で接種できるワクチンの臨床研究開始を来年度にもめざす。

 九大は世界的なカイコの研究機関として知られる。カイコは遺伝子操作したウイルスを注射すれば狙ったたんぱく質を体内で生産できることから、このたんぱく質を使って、新興の感染症を想定したワクチン開発技術を研究してきた。 

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  • 2020.06.26 Friday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

鉛蓄電池がリチウム電池超える可能性

 時代は、ノーベル賞にも繋がったリチウムイオンバッテリーで、鉛バッテリーは枯れた、時代遅れの技術と思われていたのですが。こんな形で復権するんですねぇ。ネット黎明期、ISDNをNTTは推したのですが。その後、ADSLの登場で、速度が圧倒的に変わってしまったのを思い出します。友人など、いったんISDNの工事をして、その後でまた戻す工事をしようとして上手くいかず、光ファイバーの登場まで苦労しちゃいましたが。しかし、こういう技術に話題は、ワクワクしますね。だって僕らはアトムの子供さ〜♪

【“枯れた”鉛蓄電池でリチウム電池超え、古河電工が22年量産へ】日経XTECH
 

 長い歴史を持ち“枯れた”技術ともいわれる鉛蓄電池に進化の余地が残っていた。古河電気工業と古河電池が共同開発したと発表した「バイポーラ(双極性)型」の鉛蓄電池だ(図1)。再生可能エネルギーで発電した電力を蓄える定置用蓄電池の用途で、リチウムイオン電池をしのぐ性能を実現する可能性を秘める。 

  • 2020.06.16 Tuesday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

iPS視細胞の移植・臨床研究開始へ

 自分はiPS細胞には先ず、視力回復系の技術確立を期待しています。心臓や肝臓といった臓器の再生医療はまだまだハードルが高く、すぐに実用とは行かないでしょうから。でも、眼球関係なら極端な話、眼球全体を再現できなくても、網膜や角膜、視神経といった一部の細胞で充分に効果が期待できますから。技術的にも、それらの移植手術は確立されていますからね。人類は五感の中で、目の情報にかなり頼るので、ここが回復されると、かなりの人が救われますから。臨床試験に入れたというのは、大きいです。

【iPS視細胞の移植、国の部会が了承 臨床研究開始へ】朝日新聞
 

 様々な細胞になるiPS細胞からつくった「視細胞」を、失明の恐れがある網膜の病気の患者に移植する臨床研究の計画が11日、厚生労働省の部会で認められた。神戸市立神戸アイセンター病院などが移植に向け準備を進める。

 移植の対象は、網膜色素変性の患者2人。この病気は、光を感じる網膜の視細胞が正常に機能しなかったり、なくなったりして、失明するおそれもある。 

  • 2020.06.12 Friday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

iPS細胞で薄毛治療

 薄毛は別に病気ではなく、加齢に伴う自然な現象。しかし個人差が多いですから、そこにある種のコンプレックスや差別が生まれてしまいがち。しかしもしIPS細胞を使って薄毛が克服できるのならば、山中伸弥教授には二つ目のノーベル賞が転がり込むかもしれません。これ自体は病気ではありませんが、薄毛によって悩み苦しみ、時には自殺してしまう男性も世界では結構な数に上るわけですから。2枚目俳優の田宮二郎さんの自殺も、様々な理由が取り出されていますが、俳優として薄毛を気にしてたという指摘は昔からありますしね。

【ES細胞・iPS細胞から毛包含む皮膚作製、薄毛治療も】朝日新聞
 

 ヒトのES細胞やiPS細胞から毛包や皮脂腺などを含んだ皮膚組織をつくることに成功したと、ハーバード大などの研究チームが発表した。ES細胞ではこの組織を移植したマウスで発毛も確認しており、脱毛症や薄毛などの治療につながる可能性がある。4日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。
(中略)
 チームは、ヒトのES細胞やiPS細胞を特定の条件で4、5カ月培養することで、皮脂腺や神経回路、毛包まで含む表皮や真皮の層でできた皮膚組織をつくった。このうちES細胞由来の組織をマウスの背中に移植すると、移植箇所の55%で2〜5ミリメートルの毛が生えた。ただ、そのほかの22%は皮膚の中に毛が埋もれる埋没毛になり、残り22%は技術的な問題で失敗した。 

  • 2020.06.08 Monday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

リサイクル核燃料だけで稼働する小型原子炉

 日本がヒステリックな反原発運動と、菅直人元総理大臣のスタンドプレーによって停滞してる間に、世界はどんどん第4世代原子炉の研究を進めています。第4世代原子炉と言っても、小型モジュール炉をはじめとして、いろんなタイプが研究されています。ただ共通してるのは、小型で安全性が高いということ、出力は現行の第3世代原子量よりも低いですが、そのぶんカバーできるという側面もあります。ムカデ個人的にはこのような使用済み燃料を使ってのは発電という発想も、再利用という観点では非常に重要な研究ではないかと思います。

【リサイクル核燃料だけで稼働する小型原子炉、商用化に向けて着々と準備中】Wired
 

使用済み核燃料を再利用したウラン燃料を使う初の原子炉の建設に向けた準備が、米国で進められている。高い濃縮率の燃料を使うことで施設を小型化できることが特徴だが、この燃料を商用目的で供給するためのサプライチェーンの構築など、実用化までの課題は少なくない。 

  • 2020.05.27 Wednesday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

岐阜の山中でキャビア生産

 チョウザメは名前こそサメですが、実際は姿が似ているというだけであって、軟骨魚のサメの仲間ではありません。約2億5千万年前の三畳紀には既に出現しており、いわゆる古代魚と呼ばれます。とはいえサメも、約3億7000万年前の古生代デボン紀後期にクラドセラケという種が出現していますから、もっと古い古代魚なんですけどね。それはともかく、チョウザメを別の漢字で書くと鱘魚あるいは鰉。魚の皇帝ということですから、元々は肉が美味しい巨大業として、中国では珍重されていたようです。

【山間の建設会社が「キャビア」で世界を狙うワケ 三つ星シェフが高評価するチョウザメの卵】東洋経済オンライン
 

 木曽山脈と美濃三河高原に囲まれた岐阜県中津川市の獺之沢(おそのさわ)地区にある東濃建設。バブル景気に沸く1989(平成元)年に創業し、道路工事やダム建設、下水道工事などを手がけ、最盛期には年商2億2000万円を売り上げた。ところが、2009年頃から公共事業が激減。異業種への参入を模索する中、まったく畑違いの水産業に参入した。 

  • 2020.05.16 Saturday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

次世代アンモニア燃料船で中韓に対抗

 次世代エネルギーということで、核融合などが挙げられることは多いですが。こちらはまだまだ技術的な課題が多くて、実用化まで30年がなかなか消化できません。第4世代原子炉も有望は有望ですが、ここに来て意外なダークホースとして浮上してきているのが、アンモニア。アンモニアを燃料として使うことで、次世代のエネルギー源とする動き。アンモニア自体はありふれた物質で、燃焼による熱量は大して高くはありませんが、安価に合成する技術ができたため、がぜん有望な存在になりました。

【伊藤忠や今治造船、次世代船で中韓に対抗】日経新聞
 

伊藤忠商事や今治造船、三井E&Sホールディングス(HD)子会社など6社・団体は30日、アンモニアを燃料とする次世代船を共同開発すると正式発表した。既に開発方針を表明している中国・韓国勢を追い抜こうと、燃料供給網の整備・運営も含めて異業種で連携。日本発のデファクトスタンダード(事実上の標準)を打ち出す狙いだ。

早ければ2024年にも二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニア燃料船を商用化する今回のプロジェクト。国土交通省が認定する船舶検査組織の日本海事協会も参加し、政府の思惑が絡む「日本連合」の色合いが強い。背景には中韓勢に規模で圧倒される造船業界の焦りが垣間見える。 

  • 2020.05.03 Sunday
  • 20:00

自然科学・蘊蓄

スピノサウルスは帆のあるワニ

 スピノサウルス、映画『ジュラシックパーク』の続編で、すっかり知名度を上げましたが。ティラノサウルスよりも大きな肉食恐竜がいるということで、ある時期から一気に有名になりました。しかも、ディメトロドンのような巨大な帆が背中にある、特殊な形状をしていました。しかし、徐々に体に対してあと足が短いなどの特徴が指摘されたし、陸上と水中を行き来するタイプではないかと言われたし、だんだん水中生活だったのではないかと言われるようになり、ついにワニのような恐竜になってしまいました。

【スピノサウルスの尾の化石発見 モロッコで、泳ぎ得意か】時事通信社
 

 北アフリカ・モロッコの砂漠で大型肉食恐竜スピノサウルスの化石発掘調査を断続的に行っていた国際研究チームは、上下方向に幅広い尾の部分の化石を発見したと、29日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。陸から水中に入って泳ぐのが得意で、魚などを捕らえて食べていたと考えられるという。 

  • 2020.04.30 Thursday
  • 18:00

自然科学・蘊蓄

ビル・ゲイツMS会長も小型モジュール炉推し

 ビル・ゲイツMicrosoft会長は、今は資本家になって各種の投資をしています。表面上は事前事業家という形になっていますが、それは表の顔。もちろん、多額の寄付を批判してるんじゃないです。それより、ビジネスマンとして、その才覚を別の部分に向けて欲しいですからね。で、環境問題にも関心を寄せ、どこかのグレたお嬢さんと違って、キチンと有効な物に投資をされているわけで。それが第四世代原子炉。小型モジュール炉と呼ばれる、出力は今ひとつですが、そのぶんメルトダウンが起こりづらい構造で、冷却水も不要。

【ビル・ゲイツが原子力開発を進める理由】国際環境経済研究所
 

 1月下旬に、ビル・ゲイツ氏が会長を務める原子力企業、テラパワ一社の研究所を訪問し、企業を立ち上げた前社長からゲイツ氏の考え方をお聞きする機会があった。同社の目的は、廃棄物である劣化ウランを利用し発電を行う原子力設備の開発にあるが、ゲイツ氏がテラバワー社を設立した最大の動機は、世界の貧困層の人たちに競争力のある安全な電気を届けることにあった。

 気候変動問題に深い関心があるゲイツ氏は、まずCO2排出ゼロ電源による電力供給を考えた。再生可能エネルギーで100%の電力供給を行う場合には、最後の30%から40%の供給が高コストになり安価な電源になり得ない。そのため原子力の新技術による電力供給を考え、核拡散を防ぐため劣化ウランを利用し発電する技術の実用化を図った。米国にある劣化ウランだけで800年間、米国の電力需要を賄うことができる。また、電源喪失時には自然対流で炉を冷却することができる。 

  • 2020.04.08 Wednesday
  • 21:52

自然科学・蘊蓄

大村智博士開発のイベルメクチンに新型コロナウイルス抑制効果?

 2015年のノーベル医学生理学賞受賞で一気に有名になった、大村智博士によるイベルメクチンですが。本来の主目的の駆虫剤という部分以外にも、色々な薬効があるようです。しかしまさか、新型コロナウイルスに有効とは。細菌による疾病と、病原虫による疾病は、見ている部分もありますが、やはり本質的には別なものという意識があったので。もしこの研究が事実ならば、かなり有効な対症療法薬になるのではないでしょうか。何しろノーベル賞をもらうほど古くから存在する薬品で、副作用なども研究されていますから。

【<新型コロナ>「大村智氏開発薬 コロナ抑制」 イベルメクチン 豪州の大学発表】東京新聞
 

 【シドニー=共同】オーストラリアにあるモナシュ大の研究チームは六日までに、二〇一五年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智(おおむらさとし)・北里大特別栄誉教授が開発した抗寄生虫薬「イベルメクチン」が新型コロナウイルスの抑制に効果があったと発表した。

 チームは、試験管内のウイルスにイベルメクチンを投与したところ、四十八時間以内にウイルスが増殖しなくなったとしている。

 イベルメクチンは寄生虫の感染によってアフリカやアジアなどで広がる熱帯病の特効薬の一つ。大村氏が静岡県のゴルフ場で見つけた土壌の細菌が作り出す物質を基に、米製薬会社メルクと共同研究で開発した。 

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  • 2020.04.07 Tuesday
  • 21:00