★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
シャチに逃げまどうホホジロザメ
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     これは当然ですね。現在、海の生態系で食物連鎖のトップに立つのがシャチ。ホホジロザメは最大でも体長6メートルで体重2トンぐらい。伝説級でも8メートルから11メートル。ところがシャチは大型のグループはオスで9.8メートルの体重10トンにもなります。というか、地球の歴史を遡っても、ジュラ紀や白亜紀の18メートルあったモササウルス類や、海のティラノサウルスと呼ばれたクロノサウルスと比較しても、最強でしょう。古代デボン紀のダンクルオステウスのような魚類も含めても、最強でしょう。
    【ホホジロザメはシャチに対して強い恐怖を抱いており遭遇しそうになると即座に逃げ出す】GIGAZINE  体長4mを超えるホホジロザメは世界中の海に広く分布しており、映画「ジョーズ」のモデルとなるなど、人間にとっては非常に恐ろしい存在です。ところがそんなホホジロザメはシャチを非常に恐れており、シャチが近づいてくると長い期間とどまっていた狩り場も捨ててあっという間に逃げ出してしまうと研究者が主張しています。 Great White Sharks Flee From Killer Whales - The Atlantic https://www.theatlantic.com/science/archive/2019/04/great-white-sharks-flee-killer-whales/587563/ アメリカ・カリフォルニア州にあるモントレーベイ水族館の Salvador Jorgensen氏は、15年間にわたってカリフォルニア沖のホホジロザメについて研究してきました。Jorgensen氏らはサメに追跡用電子タグを撃ち込み、ホホジロザメの居場所を追跡し続けていたとのこと。 
    【2019.04.23 Tuesday 20:00】 author : 土岐正造
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    死後も機能回復する脳
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       見出しは大袈裟ですが、確かに生命倫理的には心臓が止まって、脳死状態になっても、適切な栄養が補給されれば、脳が生き続ける可能性はあるわけで。アレクサンドル ベリャーエフの古典的SF作品『ドウエル博士の首』のように、いやマモーやハカイダーのように、脳だけになっても生きて、意思表示ができるなら、それは人間の死とは言えなくなるでしょう。もっと言えば、『銀河鉄道999』の機械伯爵や、あるいは個人の記憶と意識さえ、未来では機械の中に移植さえできるかもしれません。
      【死の定義変わるか 死後も脳の一部機能回復 ブタで実験】NHKニュース  アメリカなどの研究グループが、死んだブタの脳に血液の代わりとなる液体を流したところ、脳の一部の細胞が動き始め、機能が回復しているのが観察されました。意識や感覚など、脳の高度な機能は働いていませんでしたが、死後も脳の一部が機能していたことで、何をもって死とするのか、その定義が変わることにつながる可能性もあるとして注目されています。 この研究は、アメリカのイェール大学などのグループが17日、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 それによりますと、研究グループが特殊な装置を使って、死後4時間たったブタの脳に血液の代わりとなる液体を流し始めたところ、死後10時間の時点で海馬と呼ばれる部分など脳の一部で細胞が動き、酸素やぶどう糖を消費して神経の信号の伝達に関わる部分が働いていたのが観察されたということです。 
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      【2019.04.18 Thursday 20:26】 author : 土岐正造
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      天然ガスを喰らう微生物
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         興味深い研究です。日本の油田から、石油を分解する細菌が見つかったことがあるのですが、この最近を別の条件下に置くと逆に、石油を生成することがわかりました。この天然ガスを分解する細菌が、石油精製最近のように天然ガスを生成するかどうかは分かりませんが、こんな生物がいるんだということが驚きです。記事によれば、天然ガス田によっては、天然ガスの半分をこの細菌が消費してしまってるところもあるとか。この細菌をうまく抑制したりコントロールできれば、単純計算で産出量が2倍になる天然ガス田も。
        【ガス田の天然ガスを微生物が食べていた、東京工業大学が発見】大学ジャーナル  東京工業大学のアレキシー・ジルベルト(Alexis Gilbert)助教らの研究チームは、天然ガス田で微生物にプロパンが代謝されていたことを発見した。大気へのプロパン放出量の推定など地球環境の影響評価に適用できるとしている。  天然ガス田にプロパン等の天然ガスを代謝する微生物が生息している。しかし、地下の微生物活動による天然ガスの消費量や消費せずに保存されるときの条件などはよく分かっていなかった。 (中略)  その結果、いくつかのガス田のプロパンでは、末端の炭素の同位体比はあまり変動がなかったが、中心炭素の同位体比は大きな変動を示していた。この特徴は、プロパンガスが熱分解によって作られる際の傾向とは一致しない。一方、無酸素環境下でプロパンを分解する特殊な微生物を培養し、残ったプロパンの同位体分子計測を行ったところ、このガス田の傾向と一致していた。これは、嫌気的な微生物が地下でプロパンを消費したためで、プロパンの半分以上が微生物に食べられているガス田もあった。 
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        【2019.04.15 Monday 18:00】 author : 土岐正造
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        国産戦闘機用エンジンXF9-1の可能性
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           読み応えのある良記事が上がっていたので、備忘録もかねて。ウチは職人の家系でもあるので、こういう技術者のインタビューは、読んでて楽しいです。しかしながらこのXF9-1、大した物だと思いますが、国粋主義者が過剰に持て囃すのもいかがなモノか……とは思います。確かに、このレベルの推力を達成できたのは、アメリカとロシアだけですが、両国とも歴史と伝統と地力が日本とは違います。一点豪華主義では、とても追いついたとは言えませんし、追い越すのは100年先でも無理でしょう。
          【ついに完成した世界最高水準の国産戦闘機用エンジン「XF9-1」- 日本のミリタリーテクノロジー 開発者インタビュー【前編】】ブロゴス  昨年6月29日、重工メーカー・IHIから防衛装備庁へ、ひとつの試作型ジェットエンジンが納品された。そのエンジンの名は「XF9-1」。これまで日本の弱点とされてきた“戦闘機用ジェットエンジンの国産化”という難題に大きな進展をもたらした研究試作品である。 同年7月にはアフターバーナなしの状態で推力11t以上を達成。さらに8月にはアフターバーナを使って15t以上という最大推力をマークした。(アフターバーナとは、ジェットエンジンの排気ガスに再度燃料を噴射して燃焼させることで、一時的にパワーを増大させる装置のこと) 史上最強とも言われる米空軍のステルス戦闘機「F-22ラプター」が搭載しているエンジン「F119」のアフターバーナ最大推力は公称15.9tであり、XF9-1はこれに並ぶ数値を叩き出したと言える。  
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          【2019.04.12 Friday 20:00】 author : 土岐正造
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          原子力は世界を救える by NYT
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             New York Timesはリベラルの新聞として、世界中に知られています。日本でも朝日新聞などと提携しており、ピューリッツァー賞などの常連の新聞として、この新聞がリベラルでないという論調は存在しないでしょう。しかし日本の原理主義的なお花畑リベラルに比較して、New York Timesは合理的な思考ができるようです。原子力発電に関してはそのリスクを踏まえつつも、クリーンなエネルギーとして評価してるようです。風力発電や太陽光発電などの、再生可能エネルギーの限界についてもしっかり言及しており、読み応えのある記事です。
            【Nuclear Power Can Save the World】ニューヨークタイムズ  Expanding the technology is the fastest way to slash greenhouse gas emissions and decarbonize the economy. As young people rightly demand real solutions to climate change, the question is not what to do ― eliminate fossil fuels by 2050 ― but how. Beyond decarbonizing today’s electric grid, we must use clean electricity to replace fossil fuels in transportation, industry and heating. We must provide for the fast-growing energy needs of poorer countries and extend the grid to a billion people who now lack electricity. And still more electricity will be needed to remove excess carbon dioxide from the atmosphere by midcentury. 
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            【2019.04.10 Wednesday 21:00】 author : 土岐正造
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            原発なくしてグリーンニューディールも無し
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               TwitterでH.S.Kim氏が紹介されていたForbesの記事です。日本語版ではまだ翻訳が上がっていませんでしたので、Google翻訳で読んでみましたが、科学者による現実的な提案で、とても興味深い内容でした。残念ながら日本では、一部のヒステリックな反原発勢力や、風評被害を煽るマスコミ、それに煽られた大衆が、まともな原子力発電行政の議論を拒んでいる部分があります。原発全廃か推進か、極端な二者択一を迫り、非科学的な言説がまかり通っています。デマを撒き散らした人物を、公認する政党まで出る始末。
              【Any Green New Deal Is Dead Without Nuclear Power】Forbes   Congressional members rolled out their “Green New Deal” in February that calls for a rapid shift to carbon-free energy. As laid out by Representative Ocasio-Cortez (D-NY) and Senator Markey (D-MA), the Deal calls for some drastic measures to cut carbon emissions across the economy, from electricity generation to transportation to agriculture to building efficiencies. But the roll-out hiccupped a bit on the role of nuclear energy. At first, the proposal called for phasing out all nuclear plants and not building any new ones. They also released a fact sheet nixing the possibility of building new nuclear power plants. Then they backed off and referred to future energy sources as clean, renewable, and zero-emission, which allows nuclear in. 
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              【2019.04.08 Monday 20:30】 author : 土岐正造
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              ミノムシの糸が最強
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                 蓑虫と言えば、光瀬龍先生原作・加藤唯史先生作画の『ロン先生の虫眼鏡』を思い出します。この中で、彼女のために蓑虫を使って布地を作って、コートをプレゼントする貧乏な青年という話がありました。田舎のガキでしたから、さっそく蓑虫を捕まえてミノをはいで、実験してみましたが、季節も悪かったのか、漫画のようには上手くいきませんでしたが。それはともかく、蓑虫の繭がそんなに強力だったとは。蜘蛛の糸の強力さは、スパイダーマンでもネタにされるほどですが、驚きです。
                【クモの糸よりも頑丈な天然繊維が発見される。それは…ミノムシの糸?】GIGAZINE  ミノムッチつよい。 クモから採取できるクモの糸。あれってものすごく頑丈な天然繊維で、クモ糸を使った産業や研究も世界中で行われてるんですよね。初めて知ったのはニュースだったかな、自然ってすごいなーと思った。 が、そのクモ糸を超える頑丈さをもった天然繊維が発見されたのをご存知でしょうか。その正体は、ミノムシの糸。2018年末ごろからミノムシ糸は注目されていたのですが、このたび農研機構がミノムシ糸の強度の科学的解明に成功。科学的にもマジで強いってことが明らかになりました。 
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                【2019.04.07 Sunday 21:00】 author : 土岐正造
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                蝙蝠のような恐竜
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                   プテラノドンやランフォリンクス、ケツァルコアトルのような翼竜は、恐竜ではありません。コウモリのような皮膜の翼を持ちますが、羽毛は持っていません。爬虫類としては、恐竜と翼竜は三畳紀中期かそれ以前に分岐したと推定されています。逆に、鳥類は恐竜の子孫……というか、恐竜の中で鎖骨のある古いタイプが鳥類に進化したわけで。コウモリのような皮膜の翼を持つ恐竜ってのは鰭を持つペンギンみたいなもんですかね? 収斂進化の一種なんでしょうけれども、興味深いです。
                  【翼竜にあらず! 前代未聞の「空飛び恐竜」その名前はわずか1文字!】現代ビジネス  ノンフィクション作家、安田峰俊氏が「中国」「古生物」の2つのお題でサイエンスルポをやるという無茶ぶり連載「恐竜大陸をゆく」。今回は世界的大発見の内幕をガッツリ掘り下げました! いわゆる鳥類以外で、空を飛ぶ恐竜はいるのか──? 答えはおそらく「イエス」だが、質問を聞いてプテラノドンやケツァルコアトルスなどの翼竜の姿を思い浮かべた人は、残念ながら不正解である。 翼竜は恐竜と近縁な生き物だが、三畳紀に恐竜と共通の祖先から分かれて独自の進化を遂げた爬虫類であって、「恐竜」ではないためだ。 では、私が今回紹介する「空飛び恐竜」とは何者なのか? この恐竜の名前は、カタカナ表記ではなんと1文字。「イ」(もしくは「イー」)である。 
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                  【2019.04.06 Saturday 20:00】 author : 土岐正造
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                  九州大学が微生物で金を浸出
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                     微生物を使った貴金属の回収は、昔から話題にはなりますが、実用化の目処となると、難しいようで。金の場合、戦国時代に伝わった水銀アマルガム法によって、それまでの灰吹法よりも金の回収率が劇的に増えたのですが、微生物を使った金の回収は、この水銀アマルガム技術の水銀を、微生物に変えたイメージでしょうか? こういう話題先行の技術は立ち消えることが多いのですが、これが企業との共同研究が多い九州大学となると、話題先行の出資詐欺とは異なり、かなり可能性のある技術……という気がします。
                    【微生物により金鉱石から金を浸出、九州大学が成功】大学ジャーナル  九州大学の菅井裕一准教授らの研究チームは、日本国内の天然ガス田の微生物を用いて金鉱石から金を浸出することに成功した。これまで用いられている有害なシアン化合物・水銀・王水などと異なり人体や環境への影響が小さい方法で、鉱石を採掘せずに金を回収する方法の開発につながるという。  日本は水溶性天然ガスが豊富で、これは「かん水」と呼ばれる塩水にメタンが溶解した状態で地下に存在する。このかん水には海水の約2,000倍のヨウ素がヨウ化物イオンとして溶解しており、ヨウ化物イオンを酸化してヨウ素を作り出す「ヨウ化物イオン酸化細菌」が生息している。一方、ヨウ素とヨウ化物イオンの混合液は金を溶かすことが知られている。  研究チームは同細菌を用いた金鉱石からの金の浸出を着想。かん水から分離した8種のヨウ化物イオン酸化細菌株にヨウ化物イオンと栄養源を与え、金鉱石(金品位0.26wt%、培地中の鉱石量3.3w/v%)とともに30℃で30日培養した。その結果、同細菌がヨウ化物イオンの一部をヨウ素に酸化し、ヨウ化物イオンとヨウ素から三ヨウ化物イオンが生成して、鉱石中の金がジヨード金酸イオンとなって溶け出した。このうち3種の菌株については、同鉱石に含まれる全ての金を浸出させ、さらに最も優れた菌株を用いて5日間で全ての金を同鉱石から浸出させることに成功した。 
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                    【2019.04.04 Thursday 20:00】 author : 土岐正造
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                    中国でクローン警察犬誕生
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                       中国は共産主義国家で、無神論者。そのため宗教的な倫理観の問題からは、かなり自由な部分があります。さすがに人間のクローンには手を出さないだろうと思っていたら、それさえも手を染める研究者が出てきてしまったわけで。なので優秀な警察犬をクローンで増やして、訓練の効率を高めるという動きは驚くに値しません。しかも母親としてビーグル犬を使うと言う、合理的といえば合理的なのですが、なんだか一党独裁の全体主義国家の強さを感じさせるような。優生思想まで、もうあとちょっとのような。
                      【中国で作られたクローン警察犬。親犬は実績があるので訓練時間を短縮できるらしい】ギズモード・ジャパン  クローン犬は警察学校の夢を見るか? 2019年3月初めのこと、訓練のため中国昆明の南西警察署に、新しい警察犬が入学したそうです。それくらいならニュースにもならない普通のことですが……実はその仔犬、CHINADAILYによりますと中国初のクローン警察犬なのだそうです。 生後2カ月のKunxun(昆勳)は昆明犬という種類の犬のメスで、昨年9月12日にHuahuangma(化煌馬)という7歳の熟練警察犬の皮膚から採取した体細胞で作ったクローンとのこと。そして受精卵が北京に運ばれ、代理母のビーグル犬の胎内で育てられました。 
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                      【2019.04.03 Wednesday 21:00】 author : 土岐正造
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