★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
レアアース大国・日本
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     まぁ、埋蔵量と実際に利用できる量は、違うんですが。それにしても数百年分って、中国涙目と嫌中派が狂喜乱舞しそうな圧倒的な量です。こうなると、日本は深海調査船やロボット工学など、得意分野を活かした技術的な向上が求められますね。いよいよ、深海作業用サイボーグの研究開発が必要と。日本の排他的経済水域は世界6位の広大さで、深海は宇宙以上に解っていないことが多いですから。海洋資源の開発こそ、日本の国家百年の計の中心に置くべき課題ではないでしょうか?

    【レアアース、深海に1千万トン超】共同通信


     海洋研究開発機構や東京大のチームは10日、太平洋の南鳥島沖の深海底で見つかったレアアース(希土類)を含む泥の濃度を調査した結果、2500平方キロの範囲で埋蔵量が1600万トンを超すとの推計を発表した。

     周辺は日本の排他的経済水域(EEZ)内で、世界で消費されるレアアースの数百年分に相当する大量の資源だとしている。ただ実用レベルの採掘技術が存在しないため、現時点で利用できる見通しは立っていない。東京大の加藤泰浩教授は「企業や研究機関と検討を進め、今後10年で実際に使える採掘技術を開発したい」と話している。 
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    【2018.04.11 Wednesday 20:30】 author : 土岐正造
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    脳内を読み取るマシン
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       パタリロ・ド・マリネール8世殿下は、目の前の相手が読んでいる手紙の内容を、顎の微妙な動きから読み取るという特技がありました。人間は文字を読むとき、無意識にソレを言葉にしかけるので、ソレが顎の動きに出るという説明でしたが……いよいよ現実が空想に追いついてきましたね。Siriは面白いのですが、発生できない場面って多いので、こういう装置は大歓迎。というかこれ、応用法によっては作家がついに、キーボードやペンから解放される時代が到来するんですねぇ。

      【あなたの頭の中の言葉を読み取るマシンをMITのチームが開発、すでに確度92%】TechCrunch


      音声コンピューティングには、大きな問題がつきまとっている。まわりにほかの人たちがいるところで音声アシスタントに話しかけたら、たいがいおかしな結果になるだろう。音声コンピューティングが家の中で普及し始めたのには、理由がある。家の中なら、マシンに話しかけるとき、あまり自分を意識せずにすむからだ。

      言葉を使わない、マシンに話しかけないデバイスが登場してきたのも、必然的なことだ。あるMITのチームもそんなデバイスに挑戦しているが、しかしそのハードウェアはまだ、完全に自分を意識しないで使えるところまでは、行ってないようだ。

      そのAlterEgoと名付けられたデバイスは、頭に、というより顎(あご)に装着する。そしてその電極が、神経筋の信号を読む。それにより、“頭の中の言葉”を読める、という。


      “知性拡張(intelligence-augmentation)デバイス、略してIAデバイスを作りたい”、と院生のArnav Kapurがニューズリリースで言っている。“人間の外部ではなく、内部にあるコンピューティングプラットホームを、作れないものだろうか。人間とマシンが融合して、まるで自分の意識の延長のように感じられるコンピューターを作れるはずだ”。 
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      【2018.04.08 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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      砂漠で水を生み出す装置
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         さすが世界のマサチューセッツ工科大学(MIT)。砂漠の大気に含まれる水分を取り出し、利用する装置の開発に成功したそうです。なんかもう、ドラえもんの秘密道具みたいなもんですかね。「空中水分吸い出しチューブぅ!」とか叫びながら、四次元ポケットから取り出しそうな勢いですね。アフリカのナミブ砂漠とか、海からの霧を利用して、ゴミムシダマシやトカゲが水分を得ていますが。21世紀は水資源の不足と奪い合いになると言われていますが、この研究が海水の淡水化技術などに繋がればいいですね。

        【砂漠の乾燥した空気から水を採取するシステムが誕生】GIGAZINE


        地球上で最も乾燥した場所でも空気中には水分が含まれており、その水分を抽出する方法さえあれば人類はよりさまざまな環境で生存することが可能になります。この考えに基づき、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者たちは空気中から水分を抽出するシステムを開発しています。

        In field tests, device harvests water from desert air | MIT News
        http://news.mit.edu/2018/field-tests-device-harvests-water-desert-air-0322 
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        【2018.03.25 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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        砂漠緑化とゴミ
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           シロアリが、ゴミを利用して砂漠を緑化する。ゴミと言っても、生ゴミだけではないようですが、もともとシロアリやアリというのは、過酷な環境に適応して生活しており、非常に興味深い存在です。といっても、シロアリはゴキブリに近い昆虫で、消化管内の微生物を利用して、セルロースを分解する能力があります。なので植物がある赤道直下の熱帯から極寒の亜寒帯まで、幅広く大量に分布しています。そのため、世界にはアリクイやセンザンコウ、ツチブタなど、シロアリやアリだけを食べる生物が存在します。

          【アフリカの砂漠にごみをまく京大准教授「貧困止めたい」】朝日新聞

           西アフリカにある世界で最も貧しい国の一つ、ニジェールの砂漠にごみをまき続けている日本人がいる。都市で出た生ごみやサンダル、鉄鍋まで。目的は一体――。

           その人物は京都大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の大山修一准教授(46)。サハラ砂漠南縁のサヘル地域で各民族の生活様式や食糧問題などを研究する地理学者だ。

           大山さんは2000年から、首都ニアメー近郊にある農耕民ハウサの小さな村を拠点にフィールドワークを続けている。周囲には砂漠が広がり、硬い地面がむき出しになっていた。 
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          【2018.03.07 Wednesday 20:00】 author : 土岐正造
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          ノーベル賞級の発見:準結晶超伝導転移
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             日本は本来、化学的な分野に強い伝統があります。でも、ノーベル賞自体は、物理学系が多いという。コレは、湯川秀樹博士のノーベル賞受賞のインパクトが大きかったのと、紙と鉛筆でやれる理論物理学が、金のなかった時代の日本にはあっていたという側面が。で、超伝導物質の開発って、物理学と化学の両方が生きてくる分野なので、うってつけなんでしょうね。正直、文系の自分にはかなり難しい内容ですが、量子力学からつながる、興味深い発見というのは理解できました。

            【ノーベル賞間違いなし、日本発「準結晶超伝導転移」】JB Press

             年明けの1月11日、雑誌「Nature communications」に一報の論文が発表されました。

             「Discovery of Superconductivity in Quasicrystal」。日本語なら「準結晶中での超伝導状態の発見」とでも訳しましょうか。

             名古屋大学、豊田工業大学、東北大学、豊田理化学研究所などのグループが達成した、人類史的な価値をもつ大業績と思います、

             一定の確率でノーベル賞が出て不思議ではない驚くべき成果ですが、ことさらに大メディアが騒ぎ立てたりすることはありませんでした。

             まあ、記事の編集担当デスクが理解できなければ仕方のない、いつものことですが、今回はこの「準結晶の超伝導」の何が凄いのか、簡単に解説してみたいと思います。 
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            【2018.03.06 Tuesday 20:00】 author : 土岐正造
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            レアアースを減らせるネオジム耐熱磁石
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               尖閣諸島での領有権問題で、民主党政権は隠蔽に走り、中国はレアアースの輸出制限という指桑罵槐を加えてきたわけですが。日本はそんな脅しに屈することなく、新しい輸入先を開拓し、代替物質を開発し、レアアース自体の使用量を減らす工夫をして、乗り切ったわけですが。ネオジオ磁石はレアアースを使用する工業製品の部品として欠かせないモノですが、そちらでもトヨタが大幅に減らす工夫に成功したようです。結果的に、中国という一党独裁の軍事政権の危険性を日本国民に知らしめたという意味で、大きかったです。

              【トヨタ、レアアース使用量を大幅に削減できる「省ネオジム耐熱磁石」開発、EVやロボットに】ITmedia

               トヨタは2月20日、レアアース(希土類元素)であるネオジムの使用量を大幅に削減し、高温の環境でも使用できる「省ネオジム耐熱磁石」を発表した。電気自動車(EV)やロボットなどでモーターの需要が増す中、レアアースの調達リスク低減に役立つという。

               従来のネオジム磁石は、耐熱性を向上させるため、大量のネオジムに加えてレアアースの中でも希少なテルビウム(Tb)やディスプロシウム(Dy)を使用している。

               新開発の磁石は、TbやDyを使わないだけでなく、ネオジムの一部をレアアースの中でも安価で豊富なランタン(La)とセリウム(Ce)に置き換えた。その上で磁石を構成する粒の微細化や、粒の表面の2層構造化により効率良くネオジムの保磁力を活用しつつ耐熱性を向上。さらにLaとCeを混ぜても磁石の特性を悪化させない“特定の配合比”を発見したという。 
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              【2018.03.04 Sunday 18:00】 author : 土岐正造
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              人類の祖先はなぜ海から陸へ進出したのか?
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                 かつて、出版社の写植は写研が圧倒的なシェアで、モリサワは10%とも言われる程度でしたが、そういう状況からDTP用のフォントに進出し、大成功。パソコンでWindowsが90%を超えるシェアだったからこそ、Appleはスマートフォンという市場を開拓せざるを得なかったわけで。生物の、海中から陸上への進出も、同じように他の大型魚類による生態系から離れて、ニッチを開拓したからでしょうね。多分に、汽水域でも大丈夫な種が生まれ、それが陸上でも長時間生活しても大丈夫になったという過程を経て、両生類が誕生。

                【人類の祖先はなぜ海から陸に進出したのか?という謎について通説を覆す新たな研究結果が発表される】GIGAZINE

                約4億年前、人類の先祖の魚類が海から陸上に進出する際にはヒレを四肢のように発達させる必要がありましたが、この進化を促した決定的な原因は2018年現在でもつかめていないところ。「洪水」や「日照り」が起こって魚類が陸に押し出され、水に戻ろうとしてヒレを足のように発達させたのではないか?ということや、水中の障害物に有利だったので発達させたのではないか?ということが考えられていますが、新たに、洪水や日照りではなく「潮の満ち引き」を原因とした可能性が研究で示されました。

                Strong tides may have pushed ancient fish to evolve limbs | Science | AAAS
                http://www.sciencemag.org/news/2018/02/strong-tides-may-have-pushed-ancient-fish-evolve-limbs

                Ocean tides could have driven ancient fish to walk
                https://www.nature.com/articles/d41586-018-02034-w

                人間の祖先と考えられている魚類は「肉鰭綱」(にくきこう)またの名を「肉鰭類」(にくきるい)といいます。肉鰭綱には、シーラカンスやハイギョ類などが含まれており、この魚類は四本のヒレが足のように肉厚なのが特徴です。肉鰭綱は4億年前に海から陸上に進出後、四本のヒレが足のように変化し、後に四肢動物になり、そこから人類を含めて多様な生物に分岐したと考えられています。 
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                【2018.02.25 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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                世界最小級ロケット打ち上げ成功
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                   自分が小学生の頃、高台にあった校庭からたまに、内之浦のロケットセンターから打ち上げられたロケットの、雲がたまに見れたモノです。なにしろ、日本最初の人工衛星『おおすみ』を打ち上げた場所ですから。種子島宇宙センターのロケットは大型で、液体燃料ですが。内之浦は固体燃料によるロケットで、独自の進化を続けてきましたが。むしろ小型で安価なロケットのほうで、独自性を極めれば良いと思います。しかし、電柱サイズのロケットって、すごいですね。

                  【世界最小級ロケット打ち上げ成功、衛星投入 JAXA】日経新聞

                   宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日午後2時3分、電柱サイズのロケット「SS―520」5号機を内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げた。キヤノン電子が参画し、部品に民生品を使いコストを抑えた。東京大学の超小型衛星「TRICOM―1R」を約7分半後に分離し、予定の軌道に投入することに成功した。今回の成功により、宇宙関連産業の裾野が広がると期待される。

                   JAXAによると打ち上げ後3分までに、飛行を続行できると判断し、第2段点火の指示を送った。正常に点火できたという。

                   失敗に終わった2017年1月の打ち上げに続く2回目の挑戦。ミニロケットは既存の宇宙観測ロケット「SS―520」を改良した。大きさは電柱サイズで、主力ロケットの5分の1以下だ。衛星を投入できるロケットとしては世界最小クラスとなる。打ち上げ費用は大型ロケットより大幅に安い約5億円だ。

                   ロケットの部品に携帯電話や家電に使われる半導体などの民生品を使い、コストを抑えた。キヤノングループで精密機器を製造するキヤノン電子が飛行を制御する装置を担当した。量産される民生品が宇宙空間でも十分に使えるかどうかを確かめる。 
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                  【2018.02.04 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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                  今世紀最大の噴火
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                     日本の歴史上、最大級の爆発を起こしたのが、鬼界カルデラなんですが。こちらは7300年ほど前に大爆発し、膨大な量の火山灰を日本全国に撒き散らし、火砕流によって屋久島の縄文杉にも爪痕を残しています(縄文杉はこの時に焼けて倒壊し、そこからヒコバエのように現在の縄文杉が育ったという説があります)。この鬼界カルデラ水深が400メートルから500メートルですから、爆発前には陸上に噴火口があったのでしょう。海底深くで爆発した火山は、せいぜい軽石や硫黄成分を海面に浮上させて終わり、と。

                    【今世紀最大の噴火は海底でひそかに終わっていた…】ギズモード・ジャパン

                    地球に残された最後のフロンティア、深海。

                    じつは、今世紀最大の噴火は深海で起きていたんです。当時はだれも気づいていなかったんですけどね…。

                    はなしは2012年にさかのぼります。衛星画像により、ニュージーランド沖に浮かぶふしぎな岩が発見されました。それは日に日に大きさを増し、最終的に400平方キロメートルという東京ドーム3つぶんぐらいの巨大なかたまりに成長。その正体は海底火山Havre(ハブアー)から排出された軽石流堆積物でした。

                    さっそくタスマニア大学のRebecca Carey氏率いる研究者チームが調査に乗り出し、無人潜水機「Sentry」と遠隔操作探査機「Jason」を送りこみました。軽石流堆積物の量からしてかなり大規模な噴火が起きているとはずだ、と期待されたんですが、実際のHavreの様子はその期待を完全に裏切るものだったそうです。 
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                    【2018.01.20 Saturday 20:00】 author : 土岐正造
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                    七色羽毛の恐竜発見
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                       七色というと、『七色仮面』や『七色インコ』ってタイトルを思い出す昭和の人間です。すでに、茶色の縞模様があったらしい羽毛恐竜も見つかっていますが、ここまでカラフルな恐竜は珍しいですね。色素はなかなか化石に残りにくいですから。しかし、こうなるとロバート・バッカー博士が提唱した、鳥類と恐竜をひとつの綱 にまとめる恐竜綱の分類も、あり得そうですね。羽毛恐竜の化石が近年、中国で大量に見つかったために鳥類と恐竜類を分けるモノが、ほぼなくなっていますから。両者は同じ仲間と。

                      【中国で発見! 首元が鮮やかなレインボーの恐竜】ギズモード・ジャパン

                      生きてるところが見たかった!

                      2014年、中国で約1億6100万年前のジュラ紀後期の地層から新種の恐竜が発見されました。「Caihong juji」と名付けられたこの恐竜、何がすごいって首回りの羽根が七色だったのです。ほぼ完璧な状態で見つかったCaihong juji。中国語で「大きなトサカのある虹色」を意味します。発見したのはなんと農家の人!

                      2014年に見つかってから、テキサス大学と瀋陽師範大学の研究チームはこれまで分析を続けてきました。その結果がNature Communicationsで発表されています。チームリーダーDongyu Hu氏は、この恐竜が古代と現代のミックスのような面白いものだと語っています。 鳥のようにも見えますが、中空骨と三つ指という特徴から獣脚類に属しているそうです。研究チームがイオン顕微鏡を使いCaihong jujiの羽根を調査したところ、首回りの羽根から多く色素を持ったメラノソームの痕跡を発見。このメラノソームを詳しく分析すると、なんとハチドリが持つ虹色の模様とマッチすることがわかったそうです。おそらくこれは異性を惹きつけるためのものだったと研究者は話しています。 
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                      【2018.01.19 Friday 18:00】 author : 土岐正造
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