★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
炭鉱火災の問題点
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      炭鉱の火災というと、粉塵爆発とかのイメージがあるのですが。日本の炭鉱は、北海道の夕張炭鉱とかは初期は地表に露出していたのですが、どうしても掘っていくうちに地下深くに、地下水と戦いながら掘り進めていたわけで。火災が起きても、空気がなくなって酸素の供給が途絶えれば、鎮火すると思っていました。あるいは、注水して消火とか。中国のような露天掘りの炭鉱なら、火事になっても空気が供給され続けるので燃えるイメージがあるのですが。何十年も燃え続ける炭鉱火災ってあるんですねぇ……。
    【数十年以上も燃え続ける「坑内火災」によって大量の温室効果ガスが排出されている】GIGAZINE アメリカ・ペンシルベニア州のセントラリアという町はかつて石炭鉱業によって栄えましたが、1962年に発生した鉱山内の火災によって住民に退去勧告が発令されてゴーストタウンと化し、それ以降50年近くにわたって鉱山が燃え続けています。そんな鉱山で発生する坑内火災は、地球温暖化の主要な原因であると指摘されています。 Hot as Hell: Firefighting foam heats up coal fire debate in Centralia, Pa. | EARTH Magazine https://www.earthmagazine.org/article/hot-hell-firefighting-foam-heats-coal-fire-debate-centralia-pa 1962年、石炭鉱業で栄えたセントラリアで無許可のゴミ捨て場から火事が発生しました。地下に掘られた石炭鉱山内にまで火の手が及んだ結果、初期消火活動に失敗。鎮火にかかる膨大なコストや技術面の問題から政府は消火を諦め、自然鎮火を待つ方針を取りました。しかし、鎮火する気配は見られず一酸化炭素を含む煙が噴出するなどの被害が発生し、1992年には州知事から住民に対して避難勧告が発令されたとのこと。 
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    【2018.12.18 Tuesday 18:00】 author : 土岐正造
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    魔女の雑草ストライガの駆除法法開発
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       ストライガ……なんかロボットアニメの主人公メカのような名前ですが、そんな雑草があるんですねぇ……。あ、雑草という草はない、でしたね。失礼致しました。それはともかく、こういう植物による農作物の被害は深刻で、この研究自体は世界的には朗報ですね。日本ではLEDを用いて工場内での水生栽培で農作物を育てる研究が盛んですが、飢餓に苦しむアフリカやアジアの地域では、露地栽培が普通ですから。そういう場所に、栄養分を横取りする植物が繁茂し、しかも生命力が強いとなると、厄介です。
      【「魔女の雑草」撲滅に期待 琵琶湖に小さじ1杯で…】朝日新聞  アフリカで穀物の生産に大打撃を与え、被害額が年間1兆円とも言われる寄生植物「ストライガ」の撲滅につながる分子を、名古屋大の研究チームが開発した。14日付の米科学誌サイエンスに発表する。  ストライガはトウモロコシやキビなどイネ科の穀物の根に寄生し、栄養や水分を吸い取って枯らせてしまう。「魔女の雑草」と恐れられ、サハラ砂漠以南の国々で3億人の生活に影響しているとされる。  土屋雄一朗特任准教授(植物生理学)らは、ストライガの種は養分をほとんど蓄えておらず、発芽から4日以内に寄生できないと枯れてしまうことに注目。近くに穀物があると勘違いして発芽の合図となる「ストリゴラクトン」という分子をまねた人工的な分子の開発に取り組んだ。 
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      【2018.12.14 Friday 20:00】 author : 土岐正造
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      バイオマス発電の現実
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         菅直人元総理大臣の愚策とスタンドプレーによって、日本の原子力発電所は止められ、石油や天然ガスなどのエネルギー代として、日本の国富はどんどん海外に。ちょっと勉強すれば、再生可能エネルギーは日本においては、補助的な電源にしかなり得ず、不安定で高コスト。反原発派が誇大な数字(これは福島への風評被害も含みます)を持ち出しては、理想に現実を合致させようと、原理主義に走っています。比較的供給安定できそうなバイオマスさえ、この体たらくです。風力とか、北海道の一部以外では戦力になりません。
        【バイオマス発電8割動かず 林業人手不足、燃料輸入頼み】日経新聞 植物などの生物資源を燃やして電気をつくるバイオマス発電がカベに突き当たっている。燃料の確保が難しく、政府の固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けた案件の8割以上が稼働していない。天候に左右されない安定した再生可能エネルギーとして期待がかかるバイオマス発電だが、人手不足もあって国内の森林資産を生かし切れず、燃料の輸入頼みに拍車がかかっている。 国内のバイオマス発電で主に燃料とするのは、木くずなどを固めた木質ペレットとパームやしの実の殻(PKS)だ。光合成で二酸化炭素(CO2)を吸収する植物を使うことで、燃焼時のCO2排出を相殺するとされる。 政府が掲げる2030年度の電源構成の計画では、バイオマス発電は全体の4%程度を占める。同7%の太陽光よりも低いものの風力(同1.7%)を上回る。国内の林業や製材業で生じる木材を有効活用できる安定的なエネルギー源として期待されている。 
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        【2018.12.13 Thursday 20:00】 author : 土岐正造
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        地下に生命体の森
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           興味深い記事ですね。地下の、それも生命が存在するとはとても想像もできないような場所から、生命体が発見されることは近年は多々あるのですが。それでも、進化の過程で取り残された、例外的な事例に思われていたのですが。それがかなりの量で存在するのは、地球の成り立ちも含めて、興味深いです。石油の無機生成説も、ひょっとしてこの生命の森によって説明できるかもしれません。原始的な生物なら進化も特殊で、石油が石炭と違って、世界中何処でも組成が均質な理由も、説明できそうです。
          【地下深部に広大な「生命体の森」 国際研究で発見】AFP BB 【12月12日 AFP】海底をおよそ2500メートル掘り下げた地下に、数十万年から数百万年にもわたって存在してきた可能性のある微生物を含む、広大な「生命体の森」が存在するという発見が米ワシントンで開かれた米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の会議で発表された。  地底の極端な温度や気圧にもかかわらず豊富に存在するこの生命体は、これまで存在が知られてこなかった。何も摂取せずに岩から放出されるエネルギーのみを取り入れて生きており、動きは遅く、まるでゾンビのような状態で存在しているという。  2009年に地球内部の秘密を探るために専門家数百人が集まって結成された国際共同研究機関「深部炭素観測(ディープ・カーボン・オブザーバトリー、Deep Carbon Observatory、DCO)」が、過去10年に及ぶ研究の最新結果を発表した。  DCOによると、地球上の生物のうち、細胞核を持たない単細胞の有機体であるバクテリア(細菌)やアーキア(古細菌)のおよそ70%が地下に存在する。そうした「深部地下生物(ディープライフ)」は炭素重量換算で150億〜230億トンに相当するという。 
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          【2018.12.13 Thursday 19:01】 author : 土岐正造
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          カカオの発祥は南米?
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             チョコレートの原料として知られるカカオは不思議な食べ物で、発酵させたカカオを砕いてすり潰してペースト状になったカカオマスに、カカオから抽出した油脂成分であるカカオバターを加えるという、二度手間によって作られるそうで。この、油脂成分であるココアバターを減らした物をココアと日本では呼びますが、アメリカではホットチョコレートと呼びます。米大陸の先住民が飲食していたのは、このホットチョコレートのココアのほうが近いそうです。南米はマテ茶とかコカ茶とか、喫茶文化がありますし。
            【チョコレートの原材料カカオの発祥はこれまで考えられていたより1500年も古いと判明】GIGAZINE カカオの種を発酵・焙煎して作るチョコレートは、いまでは世界中で愛される食べ物ですが、これまでカカオの原産地は中米だと考えられてきました。しかし、新たに遺伝学的な分析から、南米が原産でその起源も1500年以上も通説よりも古かったという研究結果が発表されています。 The use and domestication of Theobroma cacao during the mid-Holocene in the upper Amazon | Nature Ecology & Evolution https://www.nature.com/articles/s41559-018-0697-x Chocolate has an even earlier origin than we thought, new study finds | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2018/10/chocolate-has-an-even-earlier-origin-than-we-thought-new-study-finds/ これまでチョコレートは紀元前2000年ころに中米で作り始められて、その後、世界に広まったと考えられてきました。しかし、南米のエクアドルやペルーでは古くからカカオの木や葉を薬用にしたりカカオの種を発酵させたお酒を飲んだりする文化があることや、カカオの殻が描かれた古い器が発掘されていることなどから、チョコレートが南米発祥ではないかという説がありましたが、これを裏付ける科学的な証拠はありませんでした。 
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            【2018.12.09 Sunday 21:21】 author : 土岐正造
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            塩水とマグネシウムで発電するマグネ充電器
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                一時期、マグネシウム循環社会というのが、話題になりました。その後、話題に昇らなくなりましたが。個人的には、海水を太陽光励起レーザーで蒸発させてマグネシウムを取り出し、それを燃やして燃料として、酸化マグネシウムは再び太陽光励起レーザーで還元するという、夢のある話。その実現性はともかく、マグネシウムという素材はパソコンの筐体にも使われ、興味深いなぁ……と思った次第。で、マグネシウムと海水で発電するマグネ充電器と。実用的なら災害用に一台ほしいですが、レビューによれば?
              【塩水とマグネシウムで発電する「マグネ充電器」実機レビュー。iPhone XSも充電可能な発電能力】Engadget Japanese 塩水で発電し、スマートフォンを約10回充電できるという「マグネ充電器」。その実力が気になったので、試しに購入してみました。その使い勝手と発電能力はいか程なのか、試してみました。 そもそもマグネ充電器がなんなのか、改めて簡単に説明すると、乾電池やバッテリーを搭載せず、塩水とマグネシウムで発電する発電機です。内蔵のLEDランタンを点灯させたり、USB充電器としてスマホの充電に使えます。そのまま10年以上保管可能とのことで、災害対策用品にも良さそうな代物です。 
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              【2018.12.03 Monday 20:00】 author : 土岐正造
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              独楽の科学
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                 何気なく読んだ記事ですが、とても面白くて最後まで一気に読み、勢いで元になった講談社ブルーバックス『独楽の科学』まで買ってしまいました。自分はコマ回しは下手くそでしたし、ウチの田舎ではベーゴマとかコマ合戦はあまり流行らなかったんですよね。なので、民芸品としての独楽はともかく、さほど興味がある分野ではなかったのですが、独楽回しのバトルでも、こんなに多様な戦術や戦略があって、それに伴う科学的な根拠があって、実に面白いです。本もまだ読み始めたばかりですが、面白いです。
                【大人の本気のコマ遊び「コマ大戦」必勝法──最強のコマを探せ!】現代メディア 「全日本製造業コマ大戦」をご存じでしょうか? 企業や団体が、自ら製作したオリジナルコマを競わせる、大人の「ベーゴマ」ともいえる闘いです。 大学で研究する物理学者でありながら、コマの世界大会にも出場、世界の科学コマを収集し、今月ブルーバックスから『独楽の科学』を上梓したコマ博士・山崎詩郎さんに、巷で話題の「コマ大戦」について紹介していただきます。 大人の本気のコマ遊び  日本の高度経済成長を支えてきた中小企業。しかし、その元気がなくなってきているという話題に触れる日は少なくありません。どうすれば、中小企業の頑張る姿をテレビの置かれたお茶の間に届けられるか。 そこで考え出されたのが、各社が社運をかけて作成した直径わずか2センチメートルの金属製の精密コマで戦う全日本製造業コマ大戦です。 
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                【2018.11.24 Saturday 20:00】 author : 土岐正造
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                国産ジェットエンジンXF9-1は世界レベル?
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                   戦闘機用のジェットエンジンの開発は、西側だとプラット・アンド・ホイットニー、ゼネラル・エレクトリック(GE)、英ロールス・ロイスぐらいで、日本は遠く及びませんでした。バブル崩壊の頃に、石原慎太郎氏が日本は素晴らしい国産戦闘機を開発できる力があったのに、アメリカの横槍で頓挫したという陰謀論を語っていましたが。実際には、F−2の開発から30年近く経ってようやく、世界に伍していけるエンジンができたわけですが。それは一部が追いついたというだけで、まだまだ彼我の差は大きいです。
                  【防衛装備庁、XF9-1の技術は世界レベルと発表】航空新聞社Wing タービン入口温度1800度、最大推力15トンを達成  防衛装備庁は11月13日、今年7月に受領した戦闘機用プロトタイプエンジンXF9-1が、地上運転試験においてこれまでに、アフターバーナー使用の最大推力15トンを達成したことを明らかにした。さらに2017年には現用各戦闘機用エンジンを上回る摂氏1800度のタービン入口温度(燃焼器出口温度ともいう)を達成していることなどから、「日本の航空エンジン技術は世界レベルに達しつつある」(航空装備研究所エンジンシステム研究室・枝廣美佳技官)との見方を示した。同庁主催の「防衛技術シンポジウム2018」で口頭発表およびポスター発表、画像公開により同エンジンの研究進捗状況を発表したもの。 将来の大電力化にも対応 スターター・ジェネレーターを装備  プロトタイプエンジンXF9-1は防衛省が2010年に策定した将来戦闘機の研究開発ビジョンに載っている「ハイパワースリムエンジン」を実現すべく、要素研究から各構成要素試作、コアエンジン(圧縮機、燃焼器、高圧タービンで構成)試作を経て、エンジンシステム全体の試作として、今年6月に完成した。 
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                  【2018.11.16 Friday 21:00】 author : 土岐正造
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                  太陽熱を18年間貯蔵可能な太陽熱燃料を開発
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                     実用化には10年を目処にということで、まだまだ先は長い技術ではありますが、非常に興味深い話題です。太陽光発電や風力発電の問題点は、天候に影響され安定しないこと。また、電力は大規模に蓄電することが難しいので、ピーク電力の不足を安定供給で補うのは難しいところ。でも、太陽熱をこのような形で長期保存できるのなら、砂漠や洋上を活かして、大規模発電と熱エネルギーの備蓄で、夜間やピーク電力の融通が、かなり進められるかもしれません。少なくとも、家庭の備蓄にはなりそうです。
                    【太陽熱を最長18年貯蔵できる、画期的な太陽熱燃料が開発される】Newsweek <スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、太陽熱エネルギーを最長18年も貯蔵できるという画期的な技術を開発した> 地球温暖化対策のみならず、エネルギー自給率の向上や化石燃料の調達コストの軽減をはかるうえでも、再生可能エネルギーの普及は不可欠だ。なかでも太陽光発電や風力発電は、天候や季節に影響を受けやすく、発電量を制御しづらいことから、これらのエネルギーを効率よく活用するためには、その貯蔵技術のさらなる進化も求められている。そして、このほど、太陽熱エネルギーを最長18年も貯蔵できるという画期的な技術が開発された。 最大10%の太陽スペクトルを吸収 スウェーデンのチャルマース工科大学の研究チームは、最大10%の太陽スペクトルを吸収し、触媒反応によって熱エネルギーを放出する、液体の光応答性特殊構造分子「太陽熱燃料(STF)」と、これを活用した「太陽熱エネルギー貯蔵システム(MOST)」を開発した。 
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                    【2018.11.14 Wednesday 20:00】 author : 土岐正造
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                    iPS細胞をパーキンソン病患者に移植
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                       iPS細胞は、日本の医療の柱となる技術。もちろん、心臓や肝臓といった臓器の再生はまだまだ遠いですが、網膜などにはすでに臨床試験に入ったものもあり、いろいろな面で応用が利くぶん、多面的に研究が進んでいます。パーキンソン病でも研究が進んでおり、こういう形で臨床治療が始まってたんですね。神経細胞などをiPS細胞で作るのは、比較的容易な技術ですから、応用が早かった部分もあります。パーキンソン病の治療法は、ドーパミン治療や漢方薬による治療まで、数多くありますが、期待されます。
                      【パーキンソン病患者にiPS移植…京大で世界初】読売新聞  京都大病院は9日、様々な細胞に変化する人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病にかかった50歳代の男性患者の脳に移植したと、記者会見で発表した。保険適用を目指した臨床試験(治験)計画の一環で、iPS細胞から作った神経細胞をパーキンソン病患者に移植した手術は、世界初となる。  京大の高橋淳教授(脳神経外科)らは、京大iPS細胞研究所が備蓄する健康な人のiPS細胞から、脳内の情報伝達物質ドーパミンを分泌する神経細胞を作製した。京大病院で10月、患者の脳の左側に約240万個の細胞を、特殊な注射針で移植した。約半年後に右側にも移植を行う。  京大病院によると、深刻な健康被害は出ていないという。他人の細胞を脳に移植するため、患者には今後、拒絶反応を抑える免疫抑制剤を1年間、投与する。陽電子放射断層撮影(PET)などで患者の脳の状態を確認し、2年かけて安全性と有効性を検証する。万が一、がんが発生した場合は、放射線治療や手術で除去するという。京大病院では2020年までに、50〜69歳の患者計7人に移植する計画だ。 
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                      【2018.11.09 Friday 18:00】 author : 土岐正造
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