★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
アルツハイマー病を超音波で治療
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     これは朗報です。ウチは家系的にボケやすいので、自分が歳を取った頃には治療方法が確立されているといいですけどね。祖父の介護で、祖母や周囲は大変でしたから。アルツハイマー病も、これからの日本の少子高齢化を思えば、大きな問題。治療法の研究は、アミロイドベータと呼ばれるタンパク質の生成を抑制する化学的な研究が多いのですが、超音波というのは興味深いですね。コレならば、例えば発症しやすい家系の人は、もう50代のウチから自宅でこの超音波の照射をして、予防することも可能でしょう。

    【アルツハイマー病を超音波で治療 東北大が世界初の治験へ】産経新聞


     超音波を脳に照射してアルツハイマー病の悪化を防ぐ新たな治療法の実用化に向け、今月中に臨床試験(治験)を始めると東北大の研究チームが19日、発表した。超音波を使った認知症の治験は世界初。軽度の患者が対象で、早ければ5年後の実用化を目指す。

     人間の脳には、血液に混じって外部から異物が侵入するのを防ぐ仕組みがあり、投薬によるアルツハイマー病の治療を妨げてきた。超音波にはその制約がなく、治験で効果が認められれば革新的な治療法につながる。

     治験では患者の頭部にヘッドホンのような装置を付け、こめかみ付近から左右交互に超音波を断続的に照射。患者5人で安全性を確認した後、40人を対象に3カ月ごとに照射し、1年半かけて効果などを調べる。 
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    【2018.06.20 Wednesday 23:30】 author : 土岐正造
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    オウムガイの不思議
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       オウムガイ、ノーチラスという名前でも知られていますし、ジュール・ヴェルヌの『海底二万リーグ』でも、謎のオーバーテクノロジーの潜水艦の名前に使われ、さらに実際の原子力潜水艦にも命名されました。頭足類というのは、アンモナイトやベルムナイトのように、殻を持った種類が太古の昔から主流で、現在のタコやイカはむしろニューカマー。脚の本数も多く、原始的な要素を数多く持つオウムガイは、生きた化石としてロマン溢れる存在です。5億年の刻を超えて生きてるのですから。

      【「生きた化石」とも呼ばれる不思議な生物「オウムガイ」とは?】GIGAZINE


      オウムガイはオウムガイ目オウムガイ科に属する軟体動物で、水深およそ100〜600mの深さに生息しています。5億年ほど昔に生息していた祖先の姿を残しつつ21世紀に至るまで生きており、「生きた化石」と呼ばれることもあるオウムガイについて、専門の研究者らが語っています。

      The nautilus’s impressive memory has survived five mass extinctions | Popular Science
      https://www.popsci.com/nautilus-may-have-one-oldest-memories-on-earth

      ニューヨーク市立大学ブルックリン校のジェニファー・バジル教授と学生のナオミ・レヴァンドフスキ氏は、研究室で「ナンバー51」と名付けられたオウムガイを飼育しています。ナンバー51はエビを好んで食べるため、レヴァンドフスキ氏は冷凍のエビを買ってきて、切り分けてからナンバー51に与えているとのこと。 
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      【2018.06.17 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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      一部の危険ドラッグがは鬱病患者の脳を治す
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         薬と毒は紙一重というか、そもそも毒と薬は表裏一体。悪魔の薬と恐れられたサリドマイドは、本来の睡眠薬という効能を超えて、骨髄癌や各種癌への効果、ハンセン病に伴う幾つかの症状、エイズウィルスの増加抑制、糖尿病性の網膜症などなど、幅広い薬効が発見されています。LSDやマジックマッシュルームというと、日本では幻覚を見た使用者の奇矯な行動の例が多く知られていて、イメージは悪いのですが、鬱病でダメージを受けた脳には、脳細胞同士の連結を促すようで。

        【LSDやマジックマッシュルームはうつ病患者のダメージを受けた脳を治す】GIGAZINE


        LSDやMDMAといった薬物に機能の退化した脳細胞同士を再接続させる効果があることが、新たな研究で示されました。このような作用はうつ病治療の臨床試験で使用されているケタミンと同じものであるとのことです。

        Psychedelics Promote Structural and Functional Neural Plasticity: Cell Reports
        https://www.cell.com/cell-reports/fulltext/S2211-1247(18)30755-1

        LSD and magic mushrooms could heal damaged brain cells in people suffering from depression, study shows | The Independent
        https://www.independent.co.uk/news/health/psychedelic-drugs-brain-repair-lsd-depression-anxiety-lsd-dmt-amphetamines-ketamine-a8395511.html

        カリフォルニア大学の研究者たちは、多くの国で禁じられるLSDやMDMAといった薬物が、投与期間中の範囲を超えて「脳を再接続する効果を持つ」ということを実験で示しました。この研究結果は、LSDやMDMAが精神障害(心の病)の次世代の治療方法として活用できることを示しており、2018年現在に取られている方法よりも安全に高い効果を見込める可能性もあるそうです。 
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        【2018.06.14 Thursday 19:08】 author : 土岐正造
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        ノーベル医学生理学賞モノ?
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           世界各国の反応などを見ていますと、絶賛されていますね。まぁ、自分は常に頭髪は三分刈りにしているので、毛髪の薄さは気にしませんが、世の中には悩む人が多いわけで。これが俳優とか、人前に出る商売だと、死活問題ですから。命に関わる疾患ではありませんが、コレによって毛髪が回復することで救われる男性(もちろん女性も)は多いでしょう。STAP細胞ではミソを付けた理化学研究所ですが、以降はiPS細胞関係やこちらの毛包細胞など、めざましい実績を積み重ねています。

          【毛髪の“もと”大量に作る技術を開発 理化学研究所】NHKニュース


          薄毛などの脱毛症に悩む人は全国に2500万人以上いると推計されていますが、男性ホルモンをコントロールする薬の投与など治療法は限られていて、理化学研究所などでは毛髪を作り出す「毛包」と呼ばれる器官を再生医療の技術で作り移植する治療法の開発に取り組んでいます。

          理化学研究所やベンチャー企業の研究グループが4日、会見を開き、ヒトの頭皮にある3種類の細胞を取り出して増やし、さらに専用の特殊な機械で3種類の細胞を一緒に培養することで、「毛包」を大量に作り出す技術の開発に成功したと発表しました。

          グループによりますと、20日間ほどで髪の毛1万本に相当するおよそ5000の「毛包」を作り出せるとしています。

          グループでは、7月から動物に移植して安全性を確かめる試験を始め、早ければ再来年(2020年)にも実用化したいとしています。 
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          【2018.06.06 Wednesday 23:00】 author : 土岐正造
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          レアアース大国・日本
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             まぁ、埋蔵量と実際に利用できる量は、違うんですが。それにしても数百年分って、中国涙目と嫌中派が狂喜乱舞しそうな圧倒的な量です。こうなると、日本は深海調査船やロボット工学など、得意分野を活かした技術的な向上が求められますね。いよいよ、深海作業用サイボーグの研究開発が必要と。日本の排他的経済水域は世界6位の広大さで、深海は宇宙以上に解っていないことが多いですから。海洋資源の開発こそ、日本の国家百年の計の中心に置くべき課題ではないでしょうか?

            【レアアース、深海に1千万トン超】共同通信


             海洋研究開発機構や東京大のチームは10日、太平洋の南鳥島沖の深海底で見つかったレアアース(希土類)を含む泥の濃度を調査した結果、2500平方キロの範囲で埋蔵量が1600万トンを超すとの推計を発表した。

             周辺は日本の排他的経済水域(EEZ)内で、世界で消費されるレアアースの数百年分に相当する大量の資源だとしている。ただ実用レベルの採掘技術が存在しないため、現時点で利用できる見通しは立っていない。東京大の加藤泰浩教授は「企業や研究機関と検討を進め、今後10年で実際に使える採掘技術を開発したい」と話している。 
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            【2018.04.11 Wednesday 20:30】 author : 土岐正造
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            脳内を読み取るマシン
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               パタリロ・ド・マリネール8世殿下は、目の前の相手が読んでいる手紙の内容を、顎の微妙な動きから読み取るという特技がありました。人間は文字を読むとき、無意識にソレを言葉にしかけるので、ソレが顎の動きに出るという説明でしたが……いよいよ現実が空想に追いついてきましたね。Siriは面白いのですが、発生できない場面って多いので、こういう装置は大歓迎。というかこれ、応用法によっては作家がついに、キーボードやペンから解放される時代が到来するんですねぇ。

              【あなたの頭の中の言葉を読み取るマシンをMITのチームが開発、すでに確度92%】TechCrunch


              音声コンピューティングには、大きな問題がつきまとっている。まわりにほかの人たちがいるところで音声アシスタントに話しかけたら、たいがいおかしな結果になるだろう。音声コンピューティングが家の中で普及し始めたのには、理由がある。家の中なら、マシンに話しかけるとき、あまり自分を意識せずにすむからだ。

              言葉を使わない、マシンに話しかけないデバイスが登場してきたのも、必然的なことだ。あるMITのチームもそんなデバイスに挑戦しているが、しかしそのハードウェアはまだ、完全に自分を意識しないで使えるところまでは、行ってないようだ。

              そのAlterEgoと名付けられたデバイスは、頭に、というより顎(あご)に装着する。そしてその電極が、神経筋の信号を読む。それにより、“頭の中の言葉”を読める、という。


              “知性拡張(intelligence-augmentation)デバイス、略してIAデバイスを作りたい”、と院生のArnav Kapurがニューズリリースで言っている。“人間の外部ではなく、内部にあるコンピューティングプラットホームを、作れないものだろうか。人間とマシンが融合して、まるで自分の意識の延長のように感じられるコンピューターを作れるはずだ”。 
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              【2018.04.08 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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              砂漠で水を生み出す装置
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                 さすが世界のマサチューセッツ工科大学(MIT)。砂漠の大気に含まれる水分を取り出し、利用する装置の開発に成功したそうです。なんかもう、ドラえもんの秘密道具みたいなもんですかね。「空中水分吸い出しチューブぅ!」とか叫びながら、四次元ポケットから取り出しそうな勢いですね。アフリカのナミブ砂漠とか、海からの霧を利用して、ゴミムシダマシやトカゲが水分を得ていますが。21世紀は水資源の不足と奪い合いになると言われていますが、この研究が海水の淡水化技術などに繋がればいいですね。

                【砂漠の乾燥した空気から水を採取するシステムが誕生】GIGAZINE


                地球上で最も乾燥した場所でも空気中には水分が含まれており、その水分を抽出する方法さえあれば人類はよりさまざまな環境で生存することが可能になります。この考えに基づき、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者たちは空気中から水分を抽出するシステムを開発しています。

                In field tests, device harvests water from desert air | MIT News
                http://news.mit.edu/2018/field-tests-device-harvests-water-desert-air-0322 
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                【2018.03.25 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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                砂漠緑化とゴミ
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                   シロアリが、ゴミを利用して砂漠を緑化する。ゴミと言っても、生ゴミだけではないようですが、もともとシロアリやアリというのは、過酷な環境に適応して生活しており、非常に興味深い存在です。といっても、シロアリはゴキブリに近い昆虫で、消化管内の微生物を利用して、セルロースを分解する能力があります。なので植物がある赤道直下の熱帯から極寒の亜寒帯まで、幅広く大量に分布しています。そのため、世界にはアリクイやセンザンコウ、ツチブタなど、シロアリやアリだけを食べる生物が存在します。

                  【アフリカの砂漠にごみをまく京大准教授「貧困止めたい」】朝日新聞

                   西アフリカにある世界で最も貧しい国の一つ、ニジェールの砂漠にごみをまき続けている日本人がいる。都市で出た生ごみやサンダル、鉄鍋まで。目的は一体――。

                   その人物は京都大大学院アジア・アフリカ地域研究研究科の大山修一准教授(46)。サハラ砂漠南縁のサヘル地域で各民族の生活様式や食糧問題などを研究する地理学者だ。

                   大山さんは2000年から、首都ニアメー近郊にある農耕民ハウサの小さな村を拠点にフィールドワークを続けている。周囲には砂漠が広がり、硬い地面がむき出しになっていた。 
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                  【2018.03.07 Wednesday 20:00】 author : 土岐正造
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                  ノーベル賞級の発見:準結晶超伝導転移
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                     日本は本来、化学的な分野に強い伝統があります。でも、ノーベル賞自体は、物理学系が多いという。コレは、湯川秀樹博士のノーベル賞受賞のインパクトが大きかったのと、紙と鉛筆でやれる理論物理学が、金のなかった時代の日本にはあっていたという側面が。で、超伝導物質の開発って、物理学と化学の両方が生きてくる分野なので、うってつけなんでしょうね。正直、文系の自分にはかなり難しい内容ですが、量子力学からつながる、興味深い発見というのは理解できました。

                    【ノーベル賞間違いなし、日本発「準結晶超伝導転移」】JB Press

                     年明けの1月11日、雑誌「Nature communications」に一報の論文が発表されました。

                     「Discovery of Superconductivity in Quasicrystal」。日本語なら「準結晶中での超伝導状態の発見」とでも訳しましょうか。

                     名古屋大学、豊田工業大学、東北大学、豊田理化学研究所などのグループが達成した、人類史的な価値をもつ大業績と思います、

                     一定の確率でノーベル賞が出て不思議ではない驚くべき成果ですが、ことさらに大メディアが騒ぎ立てたりすることはありませんでした。

                     まあ、記事の編集担当デスクが理解できなければ仕方のない、いつものことですが、今回はこの「準結晶の超伝導」の何が凄いのか、簡単に解説してみたいと思います。 
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                    【2018.03.06 Tuesday 20:00】 author : 土岐正造
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                    レアアースを減らせるネオジム耐熱磁石
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                       尖閣諸島での領有権問題で、民主党政権は隠蔽に走り、中国はレアアースの輸出制限という指桑罵槐を加えてきたわけですが。日本はそんな脅しに屈することなく、新しい輸入先を開拓し、代替物質を開発し、レアアース自体の使用量を減らす工夫をして、乗り切ったわけですが。ネオジオ磁石はレアアースを使用する工業製品の部品として欠かせないモノですが、そちらでもトヨタが大幅に減らす工夫に成功したようです。結果的に、中国という一党独裁の軍事政権の危険性を日本国民に知らしめたという意味で、大きかったです。

                      【トヨタ、レアアース使用量を大幅に削減できる「省ネオジム耐熱磁石」開発、EVやロボットに】ITmedia

                       トヨタは2月20日、レアアース(希土類元素)であるネオジムの使用量を大幅に削減し、高温の環境でも使用できる「省ネオジム耐熱磁石」を発表した。電気自動車(EV)やロボットなどでモーターの需要が増す中、レアアースの調達リスク低減に役立つという。

                       従来のネオジム磁石は、耐熱性を向上させるため、大量のネオジムに加えてレアアースの中でも希少なテルビウム(Tb)やディスプロシウム(Dy)を使用している。

                       新開発の磁石は、TbやDyを使わないだけでなく、ネオジムの一部をレアアースの中でも安価で豊富なランタン(La)とセリウム(Ce)に置き換えた。その上で磁石を構成する粒の微細化や、粒の表面の2層構造化により効率良くネオジムの保磁力を活用しつつ耐熱性を向上。さらにLaとCeを混ぜても磁石の特性を悪化させない“特定の配合比”を発見したという。 
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                      【2018.03.04 Sunday 18:00】 author : 土岐正造
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