★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
電力効率26.6%の太陽電池開発
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     自分は、再生可能エネルギーについては、風力発電や太陽光発電は効率が悪く、また天候に左右されるので懐疑的ですが、太陽電池の効率アップにはすごく関心があります。理論値的には29%がマックスとされるシリコン系太陽光発煙ですが、26.6%はかなりのもの。もっとも、太陽光発電の歴史を見ていますと、新素材の発見で大きなブレイク・スルーが起きています。なので、理論値に近づく効率アップは、次の素材発見が課題になるのでしょう。あとは、利用方法の効率化。

    【日本の太陽電池が変換効率の世界最高記録を更新、発電コスト削減にも期待】GIGAZINE

    大阪に拠点を置く株式会社カネカが開発した電力効率26.6%の太陽電池に関する論文がNature Energyで公開され、世界最高レベルの変換効率を実現していることを国立再生可能エネルギー研究所(NREL)が認定しました。

    Silicon heterojunction solar cell with interdigitated back contacts for a photoconversion efficiency over 26% : Nature Energy
    http://www.nature.com/articles/nenergy201732

    Japanese company develops a solar cell with record-breaking 26%+ efficiency | Ars Technica UK
    https://arstechnica.co.uk/science/2017/03/japanese-company-develops-a-solar-cell-with-record-breaking-26-efficiency/

    New Japanese solar cell is closest to reaching maximum efficiency
    https://thenextweb.com/world/2017/03/23/new-japanese-solar-panel-closer-to-reaching-maximum-efficiency/

    ソーラーパネルを構成するシリコンベースの太陽電池の変換効率の理論値は29%とされていますが、商用ソーラーパネルに使われる太陽電池の電力変換効率の実測値は20%以下のものがほとんどです。そんな中、日本の化学企業であるカネカは、これまでの世界記録である変換効率25.6%を上回る、変換効率26.3%という太陽電池を2016年9月に発表していました。 
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    【2017.03.26 Sunday 18:00】 author : 土岐正造
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    恐竜進化史が変わる?
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       自分がガキの頃は、竜盤目と鳥盤目があって、鳥盤目はステゴサウルスなどの剣竜、アンキロサウルスなどの曲竜、トリケラトプスなどの角竜、ハドロサやニッポノサウルスのカモノハシ竜など、ほとんどが草食竜の一大系統だったのですが。それが書き換えられ、さらに恐竜の出現も1000万年遡るとのこと。科学の進歩で恐竜学はどんどん新発見があってワクワクするのですが、これはビックリ。バッカー博士の恐竜と鳥類を統合する恐竜項の提言ほどではないですが、インパクトあります。

      【恐竜の進化史書き換えか 「革命的」新系統樹、英チームが発表】AFPBB

      【3月23日 AFP】恐竜は130年もの間、その複雑な系統樹の最初の分岐点として「鳥盤類」と「竜盤類」の2大グループに分類されてきた。だが、教科書や古生物学界で疑いようのない事実として説明されてきたこの系統樹を覆す可能性のある「革命的」論文が22日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

       論文の共著者、英ロンドン(London)自然史博物館(Natural History Museum)のポール・バレット(Paul Barrett)氏は「われわれの研究は130年にわたる定説を覆すものだ」と語った。

       研究チームが原始的な恐竜の特徴を詳細に分析した結果、竜盤類に分類されるティラノサウルス・レックス(T・レックス)と、鳥盤類に属するステゴサウルスが、実際には近縁関係にあったことが示されたという。 
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      【2017.03.23 Thursday 20:00】 author : 土岐正造
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      桜舞い散る季節近し
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         もうすぐ桜の季節。韓国では毎年、ソメイヨシノの起源を捏造する非科学的な報道が新聞やテレビで繰り広げられるのですが。秋のノーベル賞と並んで、春の風物詩と言えば風物詩ですが、科学的には根拠がなくなっています。そもそも、ソメイヨシノは種で増やすことができない園芸種なので、接ぎ木で増やす種類。済州島に何本も自生するはずがないんですよね。桜自体のルーツはヒマラヤ周辺ですが、桜の葉の化石が出土するぐらい、古くから分布している植物を、起源をいう事自体が馬鹿馬鹿しいのですが。

        【「ソメイヨシノ」はどこからやって来たのか】読売新聞

         桜の開花が待ち遠しい季節になった。桜の中でも公園などで私たちが花見を楽しんでいるのは、ほとんどがソメイヨシノで、北海道から九州まで全国で一番広く分布している。そのソメイヨシノの生い立ちが、植物学者の研究によってだんだんとわかってきた。「ソメイヨシノの起源」は、実は100年以上前から科学者が関心を寄せていたテーマで、おとなり韓国の桜にも関係があるという。日本の春を象徴するあの淡い色あいの花はどのように生まれたのか。読売新聞調査研究本部で科学を担当する佐藤良明主任研究員が、ソメイヨシノの誕生を探る旅にご案内する。
        (中略)
        そもそも桜には人の手が加わっていない野生種と、人の手で増殖する栽培品種がある。そして野生種にも、種間雑種といって人の手は経ないものの自然の中で違う種が交配して誕生するものがあるのでややこしい。ヤマザクラやシダレザクラ、カスミザクラなど、皆さんは桜の名前をいくつ挙げられるだろうか? 野生種・栽培品種を合わせると300種類以上といわれている。

         その中で特に私たちになじみ深いのがソメイヨシノだ。全国の公園や街路、堤防に植えられている桜のほとんどを占める。ヤマザクラやシダレザクラなどが大半を占める京都市(京都御所周辺)のように例外エリアはあるものの、私たちが桜と言った時には、ふつうはソメイヨシノをイメージする。 
        【2017.03.21 Tuesday 18:00】 author : 土岐正造
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        ナンノクロロプシスの可能性
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           ナンノクロロプシス。オーランチオキトリウムや榎本藻は知っていましたが、こういう石油生成藻があるんですね。広島大学とマツダが研究拠点を新たに設立するというニュースが流れたのですが、NHKのローカルニュースでリンク先が消えていたので、ちょっと古い記事ですが。自分は再生可能エネルギーで、風力とか太陽光と言った不安定なエネルギーに研究開発費を費やすのは無駄という立場で、地熱発電や波力発電や潮汐力発電は場所が限定されるけれど、こういう備蓄が効くタイプのエネルギーは有望と前から書いていますので、興味津々。

          【石油に代わるオイルを大量生産する「最強の藻」―東工大が遺伝子を改変し開発へ】インターネットコム

          石油資源に代わるオイルを、生物に作らせようという取り組みが進んでいる。東京工業大学は海の中で育つ「藻類(そうるい)」に注目し、遺伝子改変によってバイオ燃料を効率よく獲得しようと構想している。

          地下や海底に眠る石油や天然ガスは、堀りつくせばいずれ枯渇してしまう、という懸念は随分前からある。代わりに自然に増える生物資源(バイオマス)を使おうという考えも根強い。

          植物の種から動物の糞までさまざまな物質がバイオマスとして検討の対象になっているが、東工大の生命理工学院が注目しているのは藻類、つまり藻(も)だ。
          (中略)
          特に「ナンノクロロプシス」という藻類は、オイルを乾燥重量あたり50%以上蓄積できる有望な種。海水の中で高密度に培養でき、遺伝子の改変も容易。

          今回、東工大ではナンノクロロプシスの遺伝子を詳しく解析し、どうやって大量のオイルを生産するのかを明らかにした。関連する遺伝子を改変すれば、いっそう効率を高められる可能性がある。 
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          【2017.03.20 Monday 21:00】 author : 土岐正造
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          太陽電池を熱で発電効率化
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             現在の太陽電率の変換効率が20%前後に留まっているのに対して、新方式なら40%以上とのこと。2倍になることで一気に効率が上がりますね。であるならば、コレが普及すればエネルギー革命が起こる……わけではないですが、大きな技術的なブレイクスルーなのは確実。小規模発電の効率もアプするでしょうから、離島や僻地での補助的な発電手段となるでしょうし、日本では問題が多すぎる風力発電の幻想が、取り払われるかもしれません。こういう研究にこそ、日本の未来があると思っています。

            【京大ら、太陽電池を“熱エネルギー”で高効率に充電する手法を開発 〜加熱したシリコンから特定の波長の光のみを発生】PC Watch

             京都大学は27日、大阪ガス株式会社と共同で、熱エネルギーを使って太陽電池が効率よく発電できる波長の光に変換することに初めて成功したと発表した。

             一般的な太陽電池が効率よく電気に変換できる光は、可視光線と近赤外線の境界付近のごく一部であり、ほかの波長の光を有効に利用できない。そのため、太陽電池の発電効率は20%前後に留まっている。

             京都大学の研究グループは、熱輻射を自在に制御することが利用効率向上の鍵であると考え、加熱時の特定の波長の光のみを発生させる技術の開発などに取り組んでおり、2013年からは大阪ガスと共同で研究を行なってきた。 
            【2017.01.02 Monday 21:20】 author : 土岐正造
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            サンマ漁の明暗
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               とても読み応えがあり、日本の漁業について考えさせられる記事でした。サンマの漁獲量の減少を外国に責任転嫁する俗説を実際の取材と科学的なデータでバッサリ切り、時代の変化とか漁業の在り方の変化など、考察されています。かつては鰊御殿が立ったほどの豊漁だったニシン漁も今はさっぱりなように、漁獲高というのは変化しますし、日本の側もその変化に対応しないと。しかし、日本の水産庁は昭和の時代の手法を改めぜ、農家と同じく保護という名のどん詰まりに追い込んでいるように思えます。

              【サンマ漁「獲り負け」の内実――栄える台湾、衰える日本】Yahoo!ニュース

              2016年のサンマ漁も、日本漁業にとって厳しい「冬」となった。水揚げ高は過去最低レベル。台湾など外国勢に完全に主役を奪われた形だ。「外国の乱獲」に原因を帰する見方もあるが、そうとは言い切れない。サンマ漁業を取り巻く海洋環境が急激に変化しているのだ。国民的な料理ともいえる脂の乗った焼きたてのサンマは、果たして来年も我々の食卓に姿を見せてくれるだろうか。

              (ジャーナリスト・野嶋剛/Yahoo!ニュース編集部) 
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              【2016.12.26 Monday 20:00】 author : 土岐正造
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              ミドリムシからコハク酸
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                 最近はユーグレナという名称を使うことがありますが、小学校の頃の顕微鏡の実験でよく見たミドリムシのこと。鞭毛を持つ動物なんですが、体内に葉緑素を持つという特殊な生物。そのため、養殖魚の餌から人間尿の健康食品として生産され、近年は生物工場としてバイオ燃料やプラスチックの原料としても注目されていますが。コハク酸とは。高校の時に生物を選択していたので、クエン酸回路で登場してきたんですよね。コハク酸・フマル酸・リンゴ酸・オキサロ酢酸・クエン酸と変化して体内でエネルギーを作る。

                【ユーグレナからバイオプラ原料となるバイオコハク酸の生産に成功。化石資源の消費削減に期待】Engadget Japanese

                明治大学、理化学研究所、神戸大学、株式会社ユーグレナらの研究グループが、ユーグレナ(和名はミドリムシ)という真核微細藻類から、バイオプラスチックの原料となるバイオコハク酸の生産に成功したと発表しました。

                コハク酸は生物が体内で作る有機酸のうちのひとつで、化学工業原料として近年注目されています。現在、多くのコハク酸は石油を原料として生産しており、化石資源を使わない、生物由来のバイオコハク酸の需要が年々増加している状況です。しかしそのバイオコハク酸も、酵母に糖を加え、発酵させて生産しているため、食糧との競合が懸念されています。 
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                【2016.12.24 Saturday 21:00】 author : 土岐正造
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                恐竜を喰うネズミ
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                   恐竜と哺乳類の争いは、思ったより古くからあったようで。かつては哺乳類型爬虫類と呼ばれた単弓類が生まれたのが、石炭紀後期ペンシルベニア紀、だいたい3億1130万年頃のアーケオシリス。有名なディメトロドンが2億7000万年前ぐらいにせいそくしていました。で、三畳紀後期の2億2500万年前には、最初の哺乳類といわれるアデロバシレウスが生息していたとされますから、中生代三畳紀2億5100万年前にに出現した恐竜とは、実に長きに渡る戦いがあったわけで。逆に言えば、いかに恐竜の君臨した時代が長いか。

                  【新発見! 恐竜を食べる巨大ネズミがいたことを示す化石が…】ギズモード・ジャパン

                  えっ、逆じゃないの?

                  巨大な恐竜たちが地球上を闊歩していたジュラ紀や白亜紀。われらが人類の祖先となる哺乳類は、恐竜が絶滅した後、ようやく繁栄の時代を迎えたと考えられてきましたよね。

                  ところが、近年は、こうした定説を覆すような新説も発表されてきました。たとえば、実は恐竜が生息していた時代から哺乳類も共存共栄していたとする説なんかもありました。そして、このほど複数の科学者や考古学者たちが、ネズミの祖先にあたる有袋動物が、恐竜の陰におびえるどころか恐竜を襲って食しながら生きていた証拠を発見したとの新発表をしました。 
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                  【2016.12.23 Friday 21:01】 author : 土岐正造
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                  サウナで認知症予防
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                     サウナは割と好きな方ですが、角田信朗氏とか、サウナがあるかどうかが地方のホテルを決める基準というほど、大好きなようで。脳梗塞の危険性があるので、自分は大量の水分を採ってサウナに入るようにしていますが、身体から吹き出す汗とその後のシャワーは最高ですし、できれば水風呂があると最高です。近所の銭湯には両方あるので、内風呂がありますが、たまに出掛けています。しかし、サウナが認知症と関係あるとなると、もうちょい頻度を増やしたいところです。

                    【サウナ風呂に頻繁に入る人はそうでない人よりも認知症に66%もなりにくいことが研究で判明】GIGAZINE

                    サウナ風呂の本場・フィンランドにある東フィンランド大学が、2000人を対象とした20年にわたる追跡調査によって、「サウナ風呂を頻繁に利用する人は認知症にかかるリスクが低くなる」という研究結果を発表しました。サウナ風呂と認知症の関係を調査したのはこれが初めてのこと。

                    Frequent sauna bathing protects men against dementia - News | UEF
                    http://www.uef.fi/-/runsas-saunominen-suojaa-miehia-muistisairaudelta 
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                    【2016.12.21 Wednesday 23:05】 author : 土岐正造
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                    二酸化炭素からエタノール
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                       事実なら凄いですが、どうなんでしょう。こういう研究は、低温核融合とか出てきては消えるので、数年レベルで判断保留するのが無難なんですけれどね。そう言えば、ロッキード・マーチン社が小型の核融合炉を数年内に実用化云々の情報も、そのあとは立ち消えちゃった感じですし。ただ、核融合炉ほどではないにしても、簡単に安価にエタノールが得られるのなら、コレはコレでエネルギー革命ではあります。地球温暖化の原因とされる二酸化炭素がエネルギーになるのなら、一石二鳥ですし。

                      【二酸化炭素をエタノールに変える方法が偶然発見された。CO2問題解決か?】FUTURUS(フトゥールス)

                      この「偶然」で、二酸化炭素を有効活用できるようになるかもしれない。

                      それは米国テネシー州にあるオークリッジ国立研究所でのことだった。

                      常温でありふれた触媒を使って、二酸化炭素からエタノールを生成する方法が偶然発見されたのだ。

                      低コストで常温という条件がいきなりクリアされたことで、その実用性が期待される。 
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                      【2016.12.18 Sunday 20:00】 author : 土岐正造
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