★土岐正造とその仲間が雑多な興味の対象について、好き勝手に書き散らすBlogです。
 
映画『メアリと魔女の花』は鱈の白子
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     この読売新聞の原田康久記者、無礼ですね。というか、ジブリ作品は電通と日テレがバックに付いた魔女の宅急便から、急激に観客動員が良くなったわけで。結果的に確立されたジブリ・ブランドのおかげで、日テレはジブリ砲という視聴率を稼げるコンテンツを手に入れたのですが。この作品をジブリのブランドで客引きできるか否かは、死活問題では有るのでしょうが、ピントのズレた質問。ハッキリ言えば、河豚の白子の代わりに鱈の白子を用意した山岡士郎のようなもので、その時点で負け。

    【映画『メアリと魔女の花』はニセモノなのか(前編)】読売新聞

     アニメーション映画「メアリと魔女の花」が話題を集めています。スタジオジブリで2作の長編アニメ映画を手がけた米林宏昌監督の最新作で、多くのジブリスタッフが再結集しました。心温まるストーリー、手に汗握る展開、魅力的な人物造形と美しい背景画。作品自体はどこを取っても良質なジブリ映画の系譜に入る作品ですが、大きな問題があります。ジブリ映画を取材してきた記者が西村義明プロデューサーに疑問をぶつけました。 聞き手:読売新聞 原田康久

    なぜジブリの名前ではないのか

     ――映画を拝見しました。米林監督の3作品目ですが、率直に言って一番良いと思います。『思い出のマーニー』(14年)とは方向性が違いますが、米林監督はやはりジブリの伝統を引き継ぐ人だと思う。表現ひとつひとつ、世界観、すべてです。要するに良質なジブリ映画そのものだというふうに僕は感じたわけです。ところが、大きな問題がある。どうしてこれがジブリ映画ではないのか。ジブリの名前で出せなかったんですか?

     出せなかったでしょうね。 
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    【2017.08.08 Tuesday 20:00】 author : 土岐正造
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    キャリー・フィッシャーさん急逝
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       あああ……集中治療室は出たと聞いていたのに。『STAR WARS』が公開されたのが1977年。『帝国の逆襲』が1980年で、自分が小学6年生の頃。『ジェダイの復讐(ジェダイの帰還)』が1983年で、中学3年の頃。小学校高学年から中学校の6年間に好きだったものに一生こだわれという富野由悠季監督の金言を思えば、自分たちの世代はまさに直撃世代でしょう。レイア姫は彼女にとっての代表作でしたが、それが呪縛になっていた部分も。でも、ようやく吹っ切れて名演をエピソード7で見せた矢先に……。

      【女優キャリー・フィッシャーさんが死去(60歳)。『スター・ウォーズ』レイア姫役や脚本家、作家としても活躍】Engadget Japanese

      映画『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役などで知られる女優のキャリー・フィッシャーさんが、27日にロサンゼルスの病院で亡くなりました。60歳でした。

      フィッシャーさんは12月23日、ロンドンからロサンゼルスへ向かう機内で心臓発作を起こし集中治療室で治療を受けていました。一時は容体が安定したと伝えられましたが、米国太平洋時間の27日の朝8時55分に亡くなったことが親族により発表されました。


      キャリー・フィッシャーは1956年生まれ。キャリアの早い時期に出演した『スター・ウォーズ』のレイア姫、プリンセス・レイア・オーガナ役としてあまりにも有名です。2015年の最新作『The Force Awakens (フォースの覚醒)』では約30年ぶりに、役者と同様に年を重ねたレイア将軍役を演じたことで話題になりました。 
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      【2016.12.28 Wednesday 20:00】 author : 土岐正造
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      キングコングが巨大化
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         元から巨大じゃねぇか……という批判はご容赦。7メートルぐらい(2005年のピーター・ジャクソン監督の作品では18.8メートルの設定)だったはずのキングコングが、ゴジラと戦うためにさらに巨大化したようです。これなら50メートルレベルはあるような。自分は、怪獣うと巨大ロボットが出てくるだけで評価が30%アップする人間ですので、巨大化したキングコングは大歓迎。ハーマン・メルビルの『白鯨』ではないですが、彼らは神の化身であって、退治されるべきドラゴンとは異なるんですよね。

        【史上最大級のキングコングと巨大生物が人間に襲い来るキングコング最新作「Kong: Skull Island」の最新予告編が登場】GIGAZINE

        2017年に公開される予定のキングコングシリーズ新作「Kong: Skull Island」は、ゴジラとキングコングが共演する「Godzilla vs. Kong」に続いていく作品であり、これまでの映画以上にキングコングが巨大化しています。現地時間の2016年11月16日に公開された最新予告編では、第1弾トレーラーでは明らかでなかったキングコングの全貌とともに、キングコング以外の生物までが巨大化して襲ってくるという、オリジナルの「美女と野獣」系のストーリーとは違った雰囲気が明らかになっています。

        BRAND NEW EXCLUSIVE - Kong: Skull Island Trailer - YouTube
         
        【2016.11.19 Saturday 20:09】 author : 土岐正造
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        映画『この世界の片隅に』好調スタート
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           10位、これは快挙と言ってよいでしょう。なにしろ、『もののけ姫』や『ハウルの動く城』を抜いて、映画興行成績の歴代2位に食い込んできた新海誠監督の『君の名は。』が約300館の上映ですから、63館の規模の小ささがわかります。5分の1ですから。でも、とり・みき先生やあさりよしとお先生、ゆうきまさみ先生、『君の名は。』批判で物議をかもした江川達也先生と、見巧者として評価の高い諸先生方も絶賛する出来。このまま評判が評判を呼んで、ぜひとも上位に食い込んで欲しいです。

          【わずか上映63館で10位! パンフ品切れ続出!『この世界の片隅に』現象が日本を席巻中】livedoorニュース

           公開前からマスコミ試写や先行上映会で異例ともいえる賞賛を集めていた映画『この世界の片隅に』が12日に公開され、わずか63館でのファーストランながら全国映画動員ランキングの10位に食い込む快挙を成し遂げた。

           同作は『マイマイ新子と千年の魔法』『アリーテ姫』などで知られる片渕須直監督が6年の歳月をかけた力作。公開初日には、テアトル新宿、テアトル梅田、シネ・リーブル梅田で全回満席。その勢いはとどまらず、翌13日にも全国各地で満席が続出し、さらに上映終了後には拍手喝采が沸き起こる現象が発生するなど、かつてない熱狂を巻き起こしているという。

           また作品への高い満足度から主要劇場でのパンフレット購買率が驚異の30%以上を記録。公開初日から品切れになる劇場が続出し、初日夕方から追加発注の問い合わせが相次いでいる状態。 
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          【2016.11.16 Wednesday 20:34】 author : 土岐正造
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          アニメ映画『この世界の片隅に』が黙殺される理由
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             こうの史代先生の作品だと『夕凪の街 桜の国』が有名ですが、生まれ故郷の広島と戦争をテーマに、他にも作品を描かれています。その中の一作が『この世界の片隅に』です。戦争を庶民の目から見た形で描かれた作品で、脚本・監督は『マイマイ新子と千年の魔法』で高い評価を受けた片渕須直監督。日テレでテレビドラマ化もされ、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞、原作の評価は非常に高いのに、こういうサル山の論理で名作になる可能性が高い作品が周知されないとしたら、大問題かと。

            【アニメ映画『この世界の片隅に』プロモを報道できないこの国のマスメディアのどうでもよいチンケな理由】BLOGOS

             さて、東宝は24日、アニメ映画「君の名は。」の興行収入が164億円を超えたと発表しました。宮崎駿監督の作品「崖の上のポニョ」や米映画「アバター」を超え、国内の歴代興行収入で9位、邦画では歴代5位にランクインです。
            (中略)
             さてアニメの当たり年ともいえる本年の、締めの作品と言ってよろしいんでしょうか、一部でやたら前評判のよろしい作品が、来月11月12日に、全国公開されます。

             片渕須直監督のアニメ作品『この世界の片隅に』であります。
            (中略)
             さて、この全国公開アニメ映画『この世界の片隅に』なのですが、公開まで一か月を切った同映画のプロモーションが、テレビ・ラジオ・新聞等のこの国のマスメディアで一切報道されない(正確にはNHK以外で)、という珍現象が起きているのであります。
            (中略)
             で、この”黙殺”の理由は何か?

             この映画の主演女優がのん(本名:能年玲奈)さんであり所属大手プロダクションと独立騒動を起こしているためだというのです。

             大手プロダクションのご機嫌を損ねたくないテレビ各局は”自主的”に報道を控え、臆病にも系列スポーツ新聞までもが一斉に”沈黙”を守っている、というのが現状なのであります。 
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            【2016.10.26 Wednesday 20:00】 author : 土岐正造
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            映画には映画で対抗
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               『ザ・コーブ』は捕鯨をことさらセンセーショナルに描いた酷い映画でしたが、それがエスノセントリズムであるという自覚さえないのが、ハリウッドのリベラリズムなんでしょう。映像を編集してある方向に観客を誘導しようという意図が明確な作品のどこが、ドキュメンタリー作品なんでしょうか? しかし、虚偽には真実を、エセドキュメンタリー作品には真のドキュメンタリー作品をぶつけることが重要なのでしょう。

              【反「ザ・コーヴ」映画が米国へ シーシェパードにインタビューも】デイリー新潮

               イルカや鯨を殺し、喰う日本人は野蛮、とのイメージを世界中に植え付けた、反捕鯨映画「ザ・コーヴ」。その反証映画として製作され、今年日本各地で公開されたのが「ビハインド・ザ・コーヴ」だ。この作品が太平洋を渡り、米国の劇場上映が決定。だが、監督の狙いはその先にあった――。

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               プロデュース、監督、カメラ、編集、宣伝、配給とひとりでこなした八木景子氏(49)を、水産ジャーナリストの梅崎義人氏が語る。

              「鯨漁の聖地である和歌山県太地町に4カ月間住み込み、捕鯨やイルカ漁に携わる人々の本音を聞きだしたドキュメンタリー映画が『ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜』。もっとも当初、“また、『ザ・コーヴ』のような映画を撮られるのか”と受け入れて貰えなかったとか」 
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              【2016.10.13 Thursday 20:40】 author : 土岐正造
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              史実とフィクション
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                 李舜臣を描いた『鳴梁』に、カッコつきの従軍慰安婦を描いた『鬼郷』に続いて、徴用を描いた『軍艦島』ですか。世界遺産登録で難癖をつけて、韓国に対して最も融和的であった外務省を裏切り、結果的に慰安婦妥結を飲まざるを得なくなったというのに、こりませんねぇ。徴用をわざわざ『強制徴用』なんて言い換えるのも「白い白馬」みたいなもんで滑稽なんですが、もちろんソビエト軍によってシベリア抑留された方々が課せられた強制労働のようなものではなく、給料も社会福祉もあったのが徴用ですから。

                【映画『軍艦島』クランクイン…ソン・ジュンギ−ファン・ジョンミンの2大興行俳優が結集】中央日報日本語版

                韓国映画『軍艦島』(原題)クランクインの認証ショットが公開された。

                23日、CJムービーインスタグラムには「<#軍艦島> #クランクイン!!最強の俳優軍団と一緒に2017年、最も期待される映画が誕生する予感!#リュ・スンワン監督#ファン・ジョンミン#ソ・ジソブ#ソン・ジュンギ#イ・ジョンヒョン」というコメントとともに写真が掲載された。
                (中略)
                一方、映画『軍艦島』は日帝強占期に日本の軍艦島(端島、軍艦の形に似ているため軍艦島と呼ばれる)に強制徴用された後、命をかけて脱出を図る400人余りの朝鮮人の話を描いている。2017年に公開予定。 
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                【2016.06.26 Sunday 19:54】 author : 土岐正造
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                プリンス急逝
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                   と言っても、チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ皇太子が亡くなった訳ではなく。ミュージシャンのプリンスが、自宅でなくなっていたようです。ううむ、デビッド・ボウイに続いてビッグネームがまた一人。マイケル・ジャクソンの急死もショックでしたが、こちらも57歳と若く、今年はまだまだ続きそうな予感がするのが、なんとも。昭和天皇が崩御された1989年は、後を追うようにビッグスターが年齢バラバラなのに旅立ったのですが、去年からその流れが続いていますね。特に声優の大物が。

                  【】 
                  【2016.04.22 Friday 18:29】 author : 土岐正造
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                  ディカプリオとスタローン
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                     レオナルド・ディカプリオは19歳でノミネートされてから22年目にして、ようやくの受賞です。かの大ヒット作『タイタニック』で11部門を受賞しながら、主演男優賞を逃すという。個人的には『ブラッド・ダイアモンド』はスゴく好きな1本ですし、『レボリューショナリー・ロード』でのダメ夫ぶりとか、本格派の二枚目役者だったのに、次から次へと汚れ役ともいえる役を演じてきたのですが、なかなかアカデミー賞に届かず。ようやく、前評判通りに受賞したわけですが。

                    【22年越しの悲願達成!ディカプリオ、アカデミー賞初受賞までの長かった道のり】映画.com

                     ハリウッドきっての大スターなのに、アカデミー賞ではいつも涙を飲んできたレオナルド・ディカプリオが、ついに「レヴェナント 蘇えりし者」で悲願の主演男優賞に輝いた。俳優部門で5度目のノミネートにして初受賞、オスカー獲得までの長かった道のりを振り返る。
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                    【2016.02.29 Monday 20:00】 author : 土岐正造
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                    映画:杉原千畝 スギハラチウネ
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                       2015年度180本目の映画(洋画59本・邦画65本・アジア映画1本・洋画アニメ9本・邦画アニメ35本・特撮ヒーロー物9本・ドキュメンタリー1本・旧作0本)です。ようやく、去年の映画を全部消化です。救った数から言ったら、シンドラーよりも杉原千畝のほうが圧倒的に上ですし、スピルバーグ監督が『シンドラーのリスト』で描いたように、オスカー・シンドラーは利益目的で結果的にユダヤ人を救ったという側面もあります。シンドラー夫人が「ユダヤ人をあくまで労働力としかみなかった夫を美化している」と語っていますしね。

                      『杉原千畝 スギハラチウネ』

                      ●第2次世界大戦時、リトアニア領事として、日本政府に背いて6000人ものユダヤ難民にビザを発給し、その命を救った杉原千畝。“日本のオスカー・シンドラー”と呼ばれた彼の、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)としての知られざる一面にも迫る歴史ドラマ。唐沢寿明が千畝を演じ、ワルシャワほかポーランド各地で撮影を敢行した。 

                      ※以下ネタバレがありますので、読み進める方は自己責任でお願いしますm(__)m
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                      【2016.01.10 Sunday 20:46】 author : 土岐正造
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